11月23日のヘッドライン
筆者が注目する記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがあります。
ロシア空母での着艦事故の原因は着艦ケーブルの不良とエンジン燃料切れ
MiG-29Kが先週地中海で空母クズネツォフへの着艦に失敗し、海中に落下した原因が判明したとロシアメディアが伝えている。先行して着艦した機がケーブルを切断し、燃料切れになっていた。状況を監視していたNATO艦船が援助を申し出たが拒絶されている。
原潜シーウルフの謎に満ちた運用状況
機密保持が特に厳重なシーウルフ級原潜の行動はほとんどうかがい知ることができないが、北極海下で運用されている模様。温暖化の進展で北極海が改めて注目されており、米海軍原潜の活動再開にロシアも警戒中。
ロッキードが韓国空軍F-16改修を12億ドルで受注
韓国空軍のF-16計134機がロッキードによる改修でF-16V仕様に変わると相当の戦力増強が期待される。AESAレーダー搭載も含む。世界各地に引き渡し済みのF-16が4570機あり、性能改修事業はロッキードに有望な事業になっている。
ジェット推進式アヴェンジャーUAVが初飛行に成功
11月14日、ジェネラルアトミックス・エアロノーティカルシステムズのアヴェンジャーExtended Rangeが初飛行に成功。原型のプレデターCアベンジャーはすでに13千時間のフライトを実施している。20時間飛行が可能で、各種センサーを搭載する。
冷戦時のミサイルを再就役させてまで沿海防衛を強化するスウェーデン
冷戦時に計画されたものの途中で装備調達が中断したミサイルRBS-15を再就役させ、博物館入りしていた発射トラックとあわせ、東部ゴットランドの防衛体制を強化する。バルト円が地方の安全保障環境の変化に対応したロシアをにらんだ動きだろう。
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