Bogdan Warns Of Possible Six-Month F-35 Slip After Development Ends
By Amy Butler abutler@aviationweek.com
Source: AWIN First
February 26, 2014
Credit: U.S. Air Force/TSGT. Marvin Lynchard
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F-35の開発段階は2016年に終了するがその後の予定が最大で六か月遅れる予定だと推進室長のクリストファー・ボグデン中将Lt. Gen. Christopher Bogdanが明らかにした。.
- 開発業務そのものは予定通り完了すると同中将はクレディスイスとマカリースアンドアソシエイツ主催の会合(2月25日)で発言。.
- 海兵隊はF-35Bの初期作戦能力獲得を早ければ2015年2月に宣言する予定だが、空軍は2016年8月を予定している。ともに2Bソフトウェアが必要だが、空軍は3iパッケージのハードウェアが利用できることが条件だ。海軍は2018年8月を予定している。
- ボグデン中将の説明には二つの意味がある。ソフトウェアのテストがひとつで、遅延の可能性を憂慮している。3Fパッケージでロッキードは前例のない量のデータ提供が必要になっている。中でも衛星や他機のセンサー情報のインプット処理がある。.
- 仮に2B/3iの作業が予定通り完了してもボグデン中将はテスト機材、テスト設備やシミュレーターに3Fソフトウェアを組み込む時間だけで相当な量になると心配している。
- 中でも「ソフトウェアの複雑性に一番危惧している」とボグデン中将は発言。「ソフトウェア開発はいつも大変だ。最後の段階で一番困難な部分が立ちふさがっている」という。その中でも複数の艦船と同じ脅威対象の情報を共有し連携して攻撃を実施するためのソフトウェアの作成がある。
- その一方でボグデン中将によれば自動ロジスティック情報システムAutonomic Logistics Information System (ALIS) でデータ欠陥が見つかっている。そのため整備部門では手作業でデータ処理せざるを得ず、飛行前に相当の時間が必要になっている。
- これまでのALIS改良は「一歩前進二歩後退」だったというが「今回は一歩前に進んでるが後退していない」.
- しかしALISの欠陥によりボグデン中将も整備部門にALISのデータが一致しない場合は飛行を制限させていた以前の通達を再考せざるを得なくなっている。ALISではすべての部品、システム診断、ミッション予定を扱っている。問題は一致しないと飛行をさせないことだ。
- 整備部門は同機をもう3年間も取り扱っており、知見が相当高まっているので、ALISの警告を無視できるのかとの質問に、同中将は一定の条件付きで認めると答えていている。■
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