2017年3月4日土曜日

★米国は北朝鮮攻撃に踏み切るのか 考えるべき4つの要素



キチガイに刃物。北朝鮮が常軌を逸した行動に出ているのはそれだ危険を感じているからでしょう。人類史上の汚点、とよくぞ言ってくれたと思いつつ、トランプが強い姿勢を見せつつ対話に金正恩を引きづりおろせるのかきわめて疑問です。本人は米軍攻撃を恐れて逃げ回り、過食でストレスを解消しているとのことですが、オサマ・ビン・ラディン同様に仮に特殊部隊が狙えば、個人崇拝をたちきるためにも写真を撮影した後遺体は処分されるでしょう。当然北朝鮮攻撃に踏み切れば日本も無傷ではいられないはずですが、これまで放置してきた代償と考えるべきかもしれません。


The National Interest Would America Really Invade North Korea?


March 3, 2017


  1. トランプ政権は北朝鮮攻撃を本当に検討中なのか。
  2. どうもそうらしい。ウォール・ストリート・ジャーナルによれば「ホワイトハウス内部で対北朝鮮戦略の見直しが進んでおり、軍事力行使あるいは政権交替により核脅威を取り除く可能性が浮上していると内部事情に詳しい筋が語っている」
  3. 国家政権の交替を始める方法はいろいろあるが、こと対北朝鮮軍事作戦に関する限り、選択肢はひとつしかないようだ。平壌は世界経済とつながっておらず、制裁措置で屈服させるのは不可能で、国際社会が非難を強めたところで効果は薄い。そうなると現時点では効果の上がる手段は軍事力しかないようだ。
  4. ではDPRK相手の軍事作戦はどんな形になるか。現代戦で確実なことはないのが事実だが、一つ確かなことがある。北朝鮮を攻撃し、世界最悪の政権を除去しようとすれば大災害発生はあきらかだ。
  5. 2014年に指摘しているが、政権転覆を目指し北朝鮮を攻撃すれば正気の沙汰ではない4つの理由がある。
  6. まず、金正恩はこの20年の歴史を勉強しているはずだ。
  7. ワシントンが平壌の悪漢を処分する決定をしたらどんな進展になるだろうか。北朝鮮の軍事装備の大規模破壊で始まるだろう。空母打撃群複数が投入されるはずだ。地上侵攻を狙い、韓国に部隊が集結するはずだ。地上運用の航空機が増強され、韓国、日本、米軍基地のミサイル防衛が強化される。多くの点で1991年の湾岸戦争の前例が注目され、攻撃部隊を増強してから敵を圧倒する。いかにも簡単である。
  8. 問題はこれだけの規模の軍事力は秘密裏に集結出来ないことだ。北朝鮮は即座に状況を知るはずだ。平壌は生存をかけ猛攻撃を仕掛けてくるはずだ。サダム・フセインの愚かさは連合軍が世界最強の軍事力を自分の足元で編成するのを許したことだが、金正恩は唯一の可能性は軍事力増強の事実を知った段階で全力で攻撃することだとわかっているはずだ。
  9. 二番目に北朝鮮が核攻撃に踏み切るのは必至だ。
  10. エチオピアより貧しい国が巨額予算で核兵器取得に走る理由は何か。答えは単純だ。政権転覆を狙う勢力にリスクを感じさせることだ。ワシントンが真剣に北朝鮮転覆を狙うのなら、平壌がそのまま静観するはずがない。北朝鮮ミサイルに米本土を確実に攻撃できる性能や精密度があるのか議論があるが、ソウルや東京なら十分攻撃できるとみられる。そうなれば原子の惨状が生まれる。金正恩は連合軍侵攻には勝てないことを十分承知しており、できるだけ多くを道連れにする決定に走るだろう。
  11. 三番目に金正恩は我々が忘れている別の大量破壊兵器を投入する可能性がある。
  12. 米国防総省の2012年度報告では「北朝鮮は化学兵器(CW)開発を長年に渡り進めており、神経ガス、びらん剤、血液剤、窒息剤の製造備蓄能力を有している。北朝鮮は通常兵器に手を加えCWを投入できるはずで火砲、弾道ミサイルを利用するだろう」 一部報告書では北朝鮮の化学兵器備蓄を5,000トンと試算している。
  13. では生物兵器はどうか。評価はわかれるが、同報告書は可能性が高いと指摘しており、「北朝鮮はバクテリア、ウィルス研究を続けており、攻勢の際に投入することを想定している。同国には必要な施設と軍需産業がすでにあり、生物戦の実施能力は高い」
  14. 悪夢のシナリオとなる化学兵器あるいは生物兵器の投入可能性が皆無とは言えない。少量でも投入されればソウルではパニックが発生し、その規模は9/11どころではない。民間人相手に恐ろしい攻撃が加えられることは回避しなければならない。
  15. 四番目に予知出来ないことがあまりにも多すぎる。
  16. 北朝鮮潜行工作員がシャルリ・エブドのような襲撃事件をソウルにとどまらず日本でも実行することがある。あるいは軍部が核ミサイルで対象地区を汚染することだ。北朝鮮再建の費用推定は考えるだけで恐ろしいが、中国には事態に介入する強い理由があるはずだ。
  17. 北朝鮮は人類史の汚点であり、抹消すべき存在だ。だが北朝鮮政権はこれまで60年以上も侵攻に備えている。このことは忘れてはならない。
  18. 公正な立場で言えば、トランプ政権は以上の選択肢を示してなんらかの対話を金正恩に求めるべきだと思う。まさしく取引を目指す「ドナルド流」だ。これにはアジア各国も異論はないはずで、朝鮮半島の緊張緩和はだれもが望むところだ。2017年にこれが実現するよう祈る。北朝鮮で危機状況が発生すれば考えるだに恐ろしい。
Harry J. Kazianis (@grecianformula) is Director of Defense Studies at The Center for the National Interest and Fellow for National Security Affairs at the Potomac Foundation. Kazianis also serves as Executive Editor of The National Interest.


2017年3月2日木曜日

★空母打撃群を再編せよ、CSBA提言に注目



先日のF-14の話題はここから来ていたのですね。ブライアン・クラークは元海軍士官の研究員ですね。ここではふたつの艦隊構想Deterrent ForceとManoeuvre Force(空母打撃群あらため)があり後者を機動部隊と訳しています。これまでに大戦中の帝国海軍の機動部隊に対し米海軍のTask Forceも機動部隊とされてきましたが、今後は区別が必要ですね。

US think-tank calls for stealthy, carrier-based UCAV
28 FEBRUARY, 2017
SOURCE: FLIGHTGLOBAL.COM
BY: STEPHEN TRIMBLE
WASHINGTONDC
  1. 米有力シンクタンクが海軍攻撃部隊の将来構想を発表し、各群を空母二隻、支援艦、110機で構成するとしている。機材では無人航空機(UAS)、有人機を組み合わせ空対空ミッションを重視するとしている。
  2. 2月28日に戦略予算評価センター(CSBA)が発表した報告書にはジョン・マケイン上院議員(軍事委員会委員長)が賛同している他、トランプ政権共和党指導層も注目している。
  3. ブライアン・クラークよびピーター・ヘインズが中心となったCSBA分析では現行の空母打撃群が2030年までに適切でなくなり、高度装備を有する敵勢力との戦闘では数日しか持続できなくなるとする。
  4. そのため、報告書は「米海軍力復興」“Restoring American Seapower”と題し、新発想の「機動部隊」“manoeuvre force” として空母打撃群二個を単一部隊に再編し、運用機数を現在の60機から110機に増やすと提唱。合同部隊は航空作戦を高度な敵相手でも継続実施しつつ十分な防御力をで敵の長距離対艦ミサイルにも対抗できるとする。
  5. 報告書の想定シナリオでは奇襲攻撃を受ける想定で、ロッキード・マーティンF-35Cを配備した
  6. 空母が一隻の場合の場合、戦闘二日目までに戦域を撤退することになるが機動部隊が救援に駆けつけるとしている。
  7. 抑止戦力部隊が撤退を余儀なくされても敵にプレッシャーを与えるため、CSBA報告書ではステルスUAVをノースロップ・グラマンB-2に類似した全翼機形状で想定し、機動部隊から最長2千カイリまで敵防空網を突破する性能を提言している。このステルスUCAV(無人戦闘航空機)は攻撃に特化し、空中給油や偵察機能は無視する。ただしその他任務の必要もあるので別途多用途UAVで空中給油をF-35Cに与え、機動部隊ないし抑止力部隊から最大1千カイリ範囲を警戒させる。
  8. 機動部隊には制空任務に特化させた新機材が必要としている。米海軍がボーイングF/A-18E/Fスーパーホーネット後継機の要求内容を変更していることを受け、CSBA報告書は長距離対艦巡航ミサイルを積んだ敵爆撃機、戦闘機を撃墜できる機体が必要だとしている。■


2017年3月1日水曜日

★★もし戦わば⑩ 日中海戦がいまあれば、勝者はどちらか



改革開放を始めたばかりの「素朴な」中国が三十年ほどでここまで「敵意むき出しの」脅威になったのは驚異です。ただ一国の海軍力は装備だけでは語れない部分があります。果たして本当にPLAN部隊が効力を発揮するのか、その実証の機会が来ないことを祈るしかありません。なんといっても海自の本分は抑止力にあるはすで望むらくはもう少し攻撃力を増やしてもいい気がしますが

The National Interest

Why War Between Japan and China Could Be the Ultimate Naval Clash (And Maybe World War III)


February 27, 2017


  1. 日中間の海上戦がここまで現実に近づいたのはごく最近にのことだ。1980年代の中国は沿海防御しかままならない海軍力だった。まして兵力投射を数百マイル先に行うなど想像でしかなかった。反対に日本はその時点でも新鋭駆逐艦部隊を運用し、数千マイル先の通商路の防御にあたることができた。日本は中国がいかなる対抗策を繰り出しても容易に対処できたはずだ。
  2. この状況は変わってしまった。四分の一世紀に渡り国防力整備を続けた結果、現在の中国軍事費は当時の10倍規模になった。中国国防費は2,000億ドルで、日本の防衛費430億ドルの5倍近い。このため海上自衛隊(JMSDF)には装備整備と訓練が深刻な課題になっている。
  3. 日中間の海軍戦の想定では、両国海軍の指導原理を検分する必要がある。海上自衛隊はほぼ純粋な防衛力であり、船団護衛、対潜戦、弾道ミサイル防衛、人道救難で訓練を積んでいる。兵力も防御中心で、対艦ミサイルは少数で巡航ミサイルは皆無だ。攻撃的な作戦は領土奪還の強襲揚陸を除き耳に入ってこない。これでは戦闘を日本に都合よい形では終了させられないだろう。
  4. 対して人民解放軍海軍(PLAN)に制約は少ない。PLANは攻撃手段をより多く配備しており、その好例が空母だ。さらに国内にはYJ-18対艦ミサイルがあることで艦載ミサイルを攻撃、防御に振り分ける柔軟活用ができる。またDH-10巡航ミサイルを艦載し、対地攻撃も可能だが、JMSDFにはこれがない。
  5. このため将来に両国海軍部隊が対決した場合、中国が攻勢、日本は防御にまわるはずだ。PLANは大規模任務部隊数波を東シナ海に派遣するはずで001A型空母二号艦を中心にするだろう。水上戦闘群ニ個の中心は052D型駆逐艦になる。各群に052B型C型駆逐艦、054Aフリゲート、056コルベットも加わるだろう。また093G型巡航ミサイル潜水艦も戦隊に加わる。
  6. では日本側はどうか。日本も三個の戦闘任務部隊を編成するだろう。内1つは「ヘリコプター護衛艦」かがを中心にに、残り2つはこんごう級駆逐艦をたかなみ級、あきづき級汎用駆逐艦を護衛に配置する。日本もそうりゅう級攻撃潜水艦を配置するはずだ。
  7. では勝者はどちらか。PLANは対艦ミサイルの数で勝り、攻撃力は大きい。ただし、防空と対潜を犠牲にしている。PLAN指揮官は海自水上艦、潜水艦または航空機を脅威と認識し、艦載ミサイル格納数に上限がある中で攻撃力を重視する。そうなるとPLANは空母と潜水艦を攻撃力の中心に置くはずだ。水上戦闘群ニ個は陽動作戦をしながら二次攻撃を加えてくるだろう。
  8. PLAN任務部隊には日本攻撃の選択肢はまだある。J-15「空の鮫」飛行隊が海自部隊の配置を探知する。12機ほどのJ-15飛行隊は対艦ミサイルを搭載し、海自防空網を制圧する。同時にPLAN潜水艦が海自部隊を攻撃すれば理想的だ。PLANには日本国内の自衛隊基地をDH-10巡航ミサイルで攻撃し、燃料補給等を妨害する選択肢もある。
  9. 日本側は一方的に攻撃を受けるだけではない。かがは対潜駆逐艦としてSH-60Kシーホーク対潜ヘリ7機を運用し、PLAN潜水艦を食い止めるだろう。こんごう他あたご級駆逐艦には強力な防空能力があり、Mk. 41垂直発射ミサイルサイロ96個でSM-2対空ミサイルやASROC対潜ロケットを運用する。中国攻勢を日本が無力にする可能性は高い。
  10. 攻撃で日本の選択肢は限られる。海自駆逐艦はハープーンまたは90式対艦ミサイルを8発しか搭載していない。四隻で構成する水上戦闘群で対艦ミサイルが32発にとどまるが、海自艦が中国の攻撃射程に入ってしまう。そうなると001A型空母の攻撃はそうりゅう級ディーゼル電気推進潜水艦に任せるのがよいだろう。PLANが対潜能力に劣るのは周知の事実で、潜水艦攻撃は成功の可能性が高い。
  11. 日中海上衝突は以前のような一方的な勝負にならない。両国の海軍力がここまで近づいたことはこの100年間ではじめてだ。そうなると勝敗を決するのはその他要因の影響が強くなる。たとえば陸上基地から運用する航空機、弾道ミサイル、宇宙装備、サイバーだろう。もちろん米海軍の強力な第7艦隊もある。だが、海自部隊に立ち向かう能力は中国で増える一方だ。空母がさらに増え、巡航ミサイル潜水艦を追加し、訓練を強化すれば、(いずれも十分実現可能だ)現在の不安定な日中間バランスは中国側に大きく有利に傾くだろう。
Kyle Mizokami is a defense and national-security writer based in San Francisco who has appeared in the Diplomat, Foreign Policy, War is Boring and the Daily Beast. In 2009, he cofounded the defense and security blog Japan Security Watch. You can follow him on Twitter: @KyleMizokami.



ヘッドラインニュース 3月1日(水)


3月1日のヘッドラインニュース:T2

注目記事の要約を掲載しています。時差・掲載時間の関係でその後進展した内容と食い違うことがありますのでご了承ください

イスラエルF-16がハマスUAVをガザで撃墜
イスラエルは1月23日にハマス所属の無人機をF-16で離陸直後に撃墜したと発表。UAVは地中海に向け飛行しようとしていた。イスラエルF-16は同UAVがガザ地帯から離陸する前から監視体制にあった。UAVはイスラエル領空に侵入していない。

フィリピン向け海自TC-90の引渡し始まる
海上自衛隊はTC-90を2機フィリピンで3月27日に引き渡す。計5機がフィリピンへ供与されフィリピン空軍が監視活動に使用する。機体はリースで料金は年間合計28,200ドルを日本へ支払う。

P-1、P-8間の互換性確認演習
米海軍哨戒飛行隊10(VP-10)は厚木基地で第4航空群(Fleet Air Wing-4)隷下の第三飛行隊(VP-3)とP-1-P-8A間の作戦互換性の確認と訓練を2月14日から17日にかけて実施した。VP-10はジャクソンビル(フロリダ)から6ヶ月間第7艦隊に派遣されている。

プレデター退役へ
米空軍はMQ-1プレデターの運用を2018年で終了する。MQ-9リーパーに統一させるためで、今年から機種転換が始まる戦闘部隊が生まれる。MQ-1は当初RQ-1と呼称され武装は想定しなかったため現在の運用では制限がついてまわっており、大型のリーパーに機種転換し威力は増す。兵装ペイロードはMQ-1が450ポンドなのに対しリーパーは3,750ポンドもある。



2017年2月28日火曜日

ロシア次世代爆撃機PAK-DAは本当に飛ぶのか


いろいろ苦境にあるロシアでこんな機体が本当に実現するのかわかりませんが、米国の国防筋は同機の存在を脅威としてこれから大々的に騒ぎ立てて予算を獲得するのでしょうか。

Russia to start building its next generation flying wing stealth bomber to replace the Tu-22, Tu-95 and Tu-160 aircraft

Feb 27 2017 -
PAK-DA想像図(出展 militaryrussia.ru、スプートニクニュース提供)は公式な想像図ではなく、実際の機体と異なる可能性がある。

およそ四年前ロシアの次世代ステルス爆撃機のコンセプト図が承認をうけていた。今や同機が現実のものになりそうだ。
  1. ツボレフ設計局が2009年から取り組んできたPAK-DA(高性能長距離航空機)はロシアが2023年に就役ををねらう新型爆撃機で既存のTu-95ベア、Tu-22M3バックファイヤー、Tu-160ブラックジャックの後継機をめざす。
  2. 国営スプートニク通信は新型戦略爆撃機の初飛行を2021年頃とし、その数年後に一号機を引き渡すとしているが、楽観的すぎる予測だ。
  3. いずれにせよステルス爆撃機は亜音速飛行の全翼機となる。米X-51、ファルコンHTV-2他が極超音速の攻撃機材を狙う中で、ロシアは超音速も視野に入れていない。スピードの代わりに高度ステルス性能、電子装備と人工知能による誘導ミサイルを搭載する。
  4. 「ミサイル搭載爆撃機を完全にレーダーから隠しつつ超音速飛行させるのは不可能。このためステルスを重視した。PAK-DAが搭載する人工知能ミサイルは射程7千キロに達し、状況から進路、高度、速度を自ら決定する。このミサイル開発はすでにはじまっている」とのロシア航空宇宙軍司令官ヴィクトル・ボンダレフ発言をロシア紙ロシスカヤガゼータが伝えている。
  5. このロシア全翼機は空対地ミサイル・空対空ミサイルを搭載の上、通常型および誘導式爆弾を運用する。2016年の報告書ではPAK-DAは6,740カイリの航続距離になるとしていた。兵装ペイロードは30トンだ。
  6. このPAK-DAから名称未定の「第六世代」戦略爆撃機が2040年代から50年代に登場すると噂されていたおり、昨年の資料によるとロシアは第六世代、第七世代の軍用機の開発に取り組んでいるという。
  7. ただしロシアが本当に新型ステルス爆撃機に加え第六、第七世代機を運用できるか断言できない。
  8. ロシアは現実には次世代ステルス戦闘機もAESAレーダーもまだ試験段階であり、実戦化していない。
  9. 第五世代戦闘機となるT-50 PAK-FAは各種の開発課題に直面したまま、費用も超過し、日程も遅れたまま未だに就役していないことを忘れてはならない。
  10. スホイはこのPAK-FAを原型に第六世代機をつくるといわれており、Su-27からSu-35を完成させた前例もある。
  11. ということはPAK-FAが5++世代機に発展する可能性があり、それが第六世代機に将来発展するかもしれない。
  12. 一方、PAK-DA想像図がインターネットに流布しているがその通りのクールな機体になるのかしばらく待とう。

2017年2月26日日曜日

★WC-135はノルウェー、バレンツ海に向け飛行



続報です。バレンツ海というのが気になりますね。ロシア原子力艦艇で事故があったのでしょうか。あるいは単に通過しただけなのか。全く別の地点に向かったのか。かなり大掛かりな話になってきました。

U.S. WC-135 nuclear sniffer airplane has left the UK heading towards Norway and the Barents Sea

Feb 22 2017 -

  1. 先にお伝えしたWC-135コンスタントフェニックスはRAFミルデンホール基地を離陸し、北部ヨーロッパおよびバレンツ海に向かった。興味深いのはRC-135Wスパイ機も同基地から同じ経路に向かったことだ。両機を投入したミッションは何なのか。
  2. WC-135C(機体番号62-3582)は英国ミルデンホール基地に2月17日に移動し「コブラ55」のコールサインで飛行している。コンスタントフェニックスが英国に展開するのはこれが初めてではないが、北欧でヨウ素131の検出量が急増し調査にあたるとの観測がある。
  3. WC-135は核実験探知以外に放射能探知にも投入されており、チェルノブイリや福島の原発事故の例がある。大気中の粒子を集める飛行は事故の数ヶ月後まで及ぶことがある。
  4. 今回のWC-135C配備の理由はまだ不明で、ヨウ素131検出量についても反対の内容の報道もあるが、WC-135はミルデンホールに到着してから本日(2月22日)現地時間11:50初めて離陸し、ノルウェー・バレンツ海にニム向かった。
Nuke sniffer - Constant Phoenix
Airborne from RAF Mildenhall
🇺🇸 US Air Force - WC-135C
Tracking over the North Sea
USAF Rivet Joint
62-4138 PULPY81
USAF Constant Phoenix
View image on Twitter

  1. WC-135C(無線コールサイン「フローリ58」)にはKC-135給油機が二機(「クイッド524」「528」)支援につき、長時間ミッションだとわかる。また同じ飛行経路にRC-135Wリヴェットジョイント(「パルピー81」)ともう一機のストラトタンカー(「クイッド513」)も飛び、各機はスコットランド東沿岸上空を飛行している。
  2. これだけの機数を投入するミッションの中身を想像するのは難しい。報道されたようなヨウ素急増現象の調査なのか。ロシアの核活動の情報収集なのか。全く別の調査なのか。なんともいえない。
  3. 各機はスコットランド東のアバディーンに到達すると、トランスポンダーを切り、Flightradar24.comGlobal.adsbexchange.comのようにADS-B、Mode S、MLATで飛行中の機体を追うサイトでは見えなくなる。つまり、各機は作戦活動に入り、所在を知られたくない状態になったことだ。■


2017年2月25日土曜日

ISIS戦闘員の累計死亡数は6万名?


要は何人殺したか、と数字にこだわっても意味がないということですね。ISISはなんとしても撃滅しなければなりませんが、イスラムの名前があれば異教徒になにをしてもいいと言う考えがある以上また狂戦士集団が発生するでしょう。イスラム世界に自浄力があるかが問われています。連合軍に参戦する湾岸諸国にその意識が本当にあるのでしょうか。歴史が証明します。

General claims 60,000 ISIS fighters have been killed

By Christopher Woody, Business Insider
Feb 15, 2017 4:53:24 pm

レイモンド・トーマス米特殊作戦軍団司令官は米軍および同盟軍は対ISIS作戦で戦闘員をこれまで6万名殺害したと2月14日に述べている。
  1. この発言は推定5万名との昨年12月の米関係者推定を上回っている。トーマス将軍の指揮下には海軍SEALsや陸軍特殊部隊があり、慎重な言い回しながら対ISIS作戦の効果が示されている。
  2. トーマスはワシントンDC近郊で開かれた全国国防産業協会主催の特殊作戦低強度紛争カンファレンスの席上で「死者数は大きな意味がある」と述べた。
  3. 「もっと強力な対策が必要なのか交戦規則改正が必要なのかと聞かれるが、実際にはおおきな成果になっているのです」
| Creative Commons photo

  1. 12月から急増の原因はモスル作戦とラッカでの戦闘強化が原因と考えられるが、死体数はいろいろな理由で信憑性が薄いとされる。
  2. まずISISに戦闘員が何人いるのかはっきりしていない。
  3. Military.comによればシリア人道観察団が2014年にISISにはイラク・シリア合わせて10万名の戦闘員がいたと発表していたが、ペンタゴンは2016年夏に15千名から20千名しかいないと発表していた。
統計上、この写真の戦闘員は大部分が死亡していることになる。
| Photo via Flickr

  1. さらに英国防相マイケル・ファロンがISIS戦闘員殺害数をややこしくしている。「ダーイシュ戦闘員25千名以上が死亡している」と12月に発言していた。
  2. ISISの規模で評価が分かれていることからトランプ政権や同盟各国による有効な対抗策が困難になっている。
  3. 死体数評価からヴィエトナム戦の記憶が蘇ってきた。当初の楽観的見積もりが欺瞞だったことが軽蔑の対象となった記憶だ。
  4. アフガニスタン、イラク事例では米政府は二度以上も殺害数を修正している。
  5. 元国防長官チャック・ヘイゲルも殺害者数の算出を非難している。「長官としての方針は一切公表しないことだった」とCNNのウルフ・ブリッツアーに12月述べている。「死亡者数でヴィエトナム戦で教訓があったではないか」
  6. 「敵側死亡者数は推定であり、正確な数字ではありません」と国防総省報道官クリストファー・シャーウッドはCNNに伝えていた。「殺害数は軍事作戦の成功の尺度の一つですが、連合軍はISIS打倒作戦ではこの数字を成功の基準にしていません」■

2017年2月24日金曜日

★★★そうりゅう級の後継艦に世界が注目する理由



確かに現実には無理と思われても、原子力潜水艦は米国、ハイテク通常型潜水艦は日本と分担し、米国向けに日本が潜水艦を建造すればすべて解決するんですが... The Driveは自動車専門ウェブですが、ちゃんと国防関係のコーナーもあるのですね。やはり軍用となると技術レベルも現実の制約から自由になりますからね。記事では次期28SS潜水艦の一部しか紹介していません。機密事項ですからリサーチも限界があったのでしょう。ご了承ください。


Japan Goes Back To The Future With Lithium-Ion Battery Powered Submarines

Diesel electric submarines may be on the verge of returning to their simpler roots with the help of lithium-ion batteries.

BY TYLER ROGOWAY FEBRUARY 17, 2017


JMSDF
  1. ほぼ一世紀に渡りディーゼル電気推進式潜水艦は浮上してあるいは水面近くでスノーケルによりディーゼル発動機で鉛電池を充電してきた。このため脆弱で潜航しても数時間、長くて数日間が限度だった。大気非依存型推進(AIP)技術が革命的にこれを変革した。AIP搭載ディーゼル電気式潜水艦の性能は遥かに高価な原子力潜水艦の域に近づいており、ディーゼル機関と電池だけで隠密理に行動できるようになった。
  2. AIP技術は多様で、最新のものにスターリングエンジン、フランスがMESMA(自律型潜水艦エネルギーモジュール)と呼ぶ密閉型蒸気タービン、燃料電池があり、潜航時間が大幅に延長された。それぞれ長所短所があり、性能より費用、構造、技術リスクが重要だ。
  3. 例としてスウェーデンのゴットランド級ではAIPにスターリングエンジンを採用したが、大掛かりな液体酸素酸化装置が必要で、それ自体にも危険があるが、ガス注入で別の危険も生じる。スターリングエンジンは付属装置と一緒にして初めて効果を生むが、小型潜水艦では艦内の大部分を装置が占めることになる。スターリングエンジン利用AIPには可動部分が多数あり、遮音性能を高めてもノイズも発生する。

スウェーデン海軍はゴットランド級潜水艦一隻をアグレッサー役として米海軍に提供したことがある。AIP技術により実に危険な敵であるかがわかった。米海軍も戦術対応の必要を痛感しており、現在も対策が検討中だ。(US Navy photo):

  1. フランスのMESMA方式AIPはパキスタン向けアゴスタ90B級に採用され、スターリングエンジンより構造が複雑だ。いわば原子炉の役割をさせ、核分裂反応の代わりにエタノールと液体酸素の燃焼でタービン発電を行う。エタノールと液体酸素のため機構は複雑かつノイズも発生するが、得られる出力は大きく、高速潜航が可能だ。ただしMESMAは高価格で運用は安上がりにならない。
  2. 最後の燃料電池方式AIPはハイテクの極みでMESMAのような出力はすぐ得られないが、きわめて静かで可動部品も少ないのが利点だ。これも長距離潜航に有効な手段だ。このため急加速が不要で長期間静かに探知されずに潜む場合に有利となる。オーストラリアが取得するショートフィン・バラクーダ潜水艦は燃料電池式AIPを搭載し原子力潜水艦並の性能が実現する。イスラエルの最新ドルフィン級も燃料電池式AIPを採用しており、イスラエルの核抑止力手段として意味をもってくる。
  3. センサーや兵装が同じなら一国の海軍はディーゼル電気推進潜水艦の選択を費用だけでなく一番可能性の高い戦術から選ぶはずだ。たとえば長距離哨戒活動や待ち伏せ攻撃が多い場合、ステルス性も考慮し燃料電池式AIPが最適だろう。攻撃や退避時に急加速が必要ならMESMAが最適解となる。短距離で沿海地区の戦闘を想定すればスターリングエンジン式AIPが意味を持ってくる。ただしここ数年でバッテリー技術が進展しており、既存AIP技術は新しい挑戦相手に直面するだろう。
  4. ハイテクのディーゼル電気推進式潜水艦がAIPそのものを無意味にする可能性が出てきた。この分野では日本が先頭に立っており、そうりゅう級後継艦にリチウムイオン電池が搭載されると、第一次大戦前の潜水艦に先祖返りし、バッテリーのみで潜航推進が可能となる。
  5. そうりゅう級も十分新鋭潜水艦で供用開始はわずか10年ほど前にすぎない。先に就役したおやしお級を発展させたそうりゅう級は潜水時排水量4,200トン、全長275フィートと相当大きい艦容で、戦後日本が建造した潜水艦で最大だ。特徴はX形艦尾潜行蛇で沿海部での操艦を確実にしている。
  6. 同級は現在7隻が就役しており(5隻が建造中あるいは予定中)、各艦はコックムスのライセンス供与でスターリングエンジン方式AIPを搭載。コックムスはスウェーデン企業でゴットランド級にも提供している。地理条件から日本は潜水艦を領海哨戒任務に投入しており、大型艦に効果実証ずみのスターリングエンジン式AIPを採用したことは同国の事情によくあっている。しかし日本はAIP技術の利点はそのまま、そのAIP技術を取りやめようとしており、艦内の設計や建造を簡素化する。現在のAIP方式潜水艦以上の静粛化が実現するはずだ
  7. 構想ではリチウムイオン電池数千個をディーゼルエンジン、発動機と搭載し、そうりゅう級設計を手直しする。大電流を制御しながら効率を最適化にするのが電力処理のかぎとなる。ここまでだと通常のディーゼル電気推進式潜水艦とかわりがないが、新技術の導入が異なる。
  8. リチウムイオン電池には従来の鉛電池より利点が多数ある。充電量が低下しても出力を維持できる。鉛電池より軽量であり、極めて短時間で充電できる。充電容量も大きい。AIP方式と比較すると、推進装備が簡単となる他、出力持続時間も長くなる。なんといってもリチウムイオン電池なら必要なときに大出力が得られるため瞬発力がAIP方式とは比較にならないほど向上する。
  9. ただしリチウムイオン電池の短所はよく知られている。「熱暴走」と言われる現象と発火事故が発生しているが潜水艦ではともに望ましくない現象だ。発生すれば、高熱と有毒ガスとなり通常方法での消火は困難だ。ただ艦艇では重量は制約条件ではなく、新たな対処方法を採用し危険を未然に防ぐだろう。

整備中のそうりゅう級潜水艦 (Hunini/wikicommons):
  1. 各メーカーが海上自衛隊と解決方法としてリチウムイオンの電池セル集合体を大型化し強化隔壁と強力な化学物質を組み合わせて危険状態の発生を防ごうとしている。消火装備も特別に作り、次期そうりゅう級でバッテリー部の火災が発生しても迅速かつ自動的に消火できる。
  2. リチウムイオン電池は航空機で以前から問題を起こしているが、日本は巨額予算で同技術を実用化しようとしており、そうりゅう級の最後の三隻でリチウムイオン推進方式を採用する予定だ。7号艦にはスターリングエンジン4基とリチウムイオン電池を組み合わせる可能性があり、同艦はリチウムイオン電池のみ搭載の後続艦と以前のAIP仕様のつなぎの役目が期待される他、新型バッテリーを事前に搭載し技術実証艦ともなる。

そうりゅう級の艦体ほぼ全面的に吸音タイルがつく。
(Norio NAKAYAMA/wikicommons):
  1. 新そうりゅう級により日本は通常型攻撃潜水艦技術のトップ国としての地位を高めそうだ。実績が確かなら輸出も当然視野に入ってくる。
  2. さらに日本がリチウムイオン動力艦の実用化に成功すれば、AIP同様の性能が大幅に安く実現する。既存AIP技術でもリチウムイオンと組み合わせる動きが出れば選択肢は増える。リチウムイオン電池と燃料電池を組み合わせれば長航続距離の高性能艦となり、高加速性も実現しそうだ。噂では中国がリチウムイオン電池とAIP方式を組み合わせた艦を開発中だ。ただしハイブリッド設計は高価格かつ構造もかなり複雑で、日本や各国の求める方向と異なってくる。

「スーパーそうりゅう」の構造図。もともとオーストラリアの次期潜水艦用に想定していた。リチウムイオン電池を採用し、AIPは想定していなかった。採用確実と思われたが、DCNS案が残り、燃料電池とAIPを組み合わせたショートフィン・バラクーダが採用となった。オーストラリア想定の長大な航続距離を考えると「スーパーそうりゅう」でも性能不足だったかもしれない。
  1. 米海軍はディーゼル電気推進式潜水艦を27年前に全廃しており、潜水艦不足は解消の様子がない。日本のハイテク潜水艦が成功し、簡素かつ安価なリチウムイオン電池式潜水艦でAIPを上回る性能が原子力潜水艦同様の静粛性で実現すれば、米国も同技術採用に動くだろうか。

USSブルーバックは米海軍最後のディーゼル電気推進式潜水艦。長くアグレッサー役を演じたが、海軍は1990年に全艦を原子力推進とする方針とした。ブルーバックは映画「レッド・オクトーバーを追え」にも登場しており、現在はオレゴン科学技術博物館に陳列されている。
  1. これまで見たようにディーゼル電気推進式潜水艦技術は相当進歩してきており、米海軍も真剣に検討する価値がある。ミッションによっては原子力潜水艦投入の必要がない。また運用上やインフラの成約から前方配備で外国を母港に出来ない。だが米海軍は日本技術を導入し、米国版そうりゅう級をライセンス生産すれば攻撃潜水艦不足を解消でき、ハイテク内容を低価格で導入できる。現時点でヴァージニア級SSN一隻の価格でそうりゅう級四隻が手に入る。そうりゅう級も建造規模を増やせば価格低下が期待できる。ただし、海軍艦艇建造をめぐる米国内の政治経済の利権とともに米海軍が原子力一本の姿勢に固執していることから論理的に正しいと明らかなこの解決策が実現する可能性はない。
  2. 海軍が原子力潜水艦のみの構成にこだわるかは別として、日本のリチウムイオン電池搭載潜水艦は注視の価値がある。日本が口を閉ざしたままとは思えない。同技術が有効とわかれば輸出による投資回収をめざし見せびらかすはずだ。■
Contact the author: Tyler@thedrive.com


2017年2月22日水曜日

★★北欧で何が起こっているのか 米空軍が核物質探知機を派遣



今回の事件は原子力発電所の事故かもしれません。あるいは原子力潜水艦の事故かも、間もなく真相はあきらかになるでしょう。

U.S. Air Force deploys WC-135 nuclear sniffer aircraft to UK as spike of radioactive Iodine levels is detected in Europe

Feb 19 2017 -


  1. 米空軍WC-135がノルウェーで放射能レベル急上昇を調査中。一部にはロシアが核実験をしたと見る向きがある。
  2. 2017年2月17日、米空軍WC-135コンスタントフェニクス核「嗅覚検知機」がコールサイン「コブラ55」で英国ミルデンホールRAF基地に展開している。
  3. WC-135は現在二機あり、第45偵察飛行隊がオファット空軍基地から運用している。
  4. WC-135は「嗅覚検知機」あるいは「お天気鳥」と呼ばれ、乗員は33名まで搭乗するが、放射線被曝を考慮し通常は最小限の乗員で運行する。
  5. 大気標本を機体側面から採取し、フィルターにかけ放射性物質を集める。乗員はリアルタイムで放射性残留物を分析し、核物質の有無を判定し、弾頭の種類まで判別できる。今回の調査で同機の役割は大きい。
View image on Twitter

  1. 核実験以外にWC-135はチェルノブイリ原子力発電所災害、福島原子力発電所災害で放射能調査を行っている。
  2. また北朝鮮の核実験に備えて配備されたり、英国領空を通過した際にはシリア上空で化学物質の検知に用いられたとの観測を呼んだ。
  3. 同機がヨーロッパ上空を飛行するのは通常のことだが、ヨーロッパに移動してくるのは尋常ではない。今のところ米軍から核探知機を移動させた公式説明はないが、複数筋を総合すると同機の任務は1月はじめから北部ヨーロッパでみつかったヨウ素レベル急増への対応と考えられる。
  4. ヨウ素131は自然界に存在しない放射性核種でヨーロッパで大気中に微量が探知されている。速報では2017年1月2日に初めて探知されたのがノルウェー北部だった。その後フィンランド、ポーランド、チェコ、ドイツ、フランス、スペインでも1月に探知された。
  5. ただし、ヨウ素131漏出の理由は不明だ。原子力発電所周囲では同物質は医療用に広く使われている他、過去の災害の結果大気中で探知されることがある。
  6. 一部が推測するようにロシアの核実験による副次効果かもしれない。核実験は衛星や地震計で監視されており、行われたとは考えにくいが事実なら核実験禁止協定の違反だ。
  7. WC-135はヨウ素131の出所を突き止める調査の一部なのだろう。■