2017年12月9日土曜日

★北朝鮮ミサイルを使用不可能にできる巡航ミサイルが登場したが...



This new nonlethal missile could take out North Korea's nukes

人的損害は産まず北朝鮮核兵器だけを使用不可能にするミサイル登場


Alex Lockie Business InsiderDec. 07, 07:01 PM
ワイトハウスに新型巡航ミサイル完成の知らせが届いた。
北朝鮮が発射するミサイルを無効にしながら人命損傷は発生させない
との説明だとNBC Newsが12月4日伝えている。
  • これはボーイングAGM-86B空中発射巡航ミサイルに電子装置対応用高出力高周波放射高性能ミサイルプロジェクト(Champ)を搭載し、B-52等から発射するものだ。
  • Champは高周波パルス放射で前方にある電子装備を無効にする。テストでは標的建築物内の電子製品を機能停止させている。
  • デイヴィッド・デプチュラDavid Deptula退役米空軍中将はイラク航空戦を指揮した経験がありNBCの「Nightlyly News」で新型ミサイルで「かなり確実に」北朝鮮ミサイルを発射台で使用不能にできると語った。「指揮命令所には電子装備が多数あり、高出力高周波にはぜい弱です」

政治家はペンタゴンの慎重な姿勢に不満

  • Champを支持する民間、政府のひとり民主党上院議員マーティン・ハインリックSen. Martin HeinrichはNBCでペンタゴン内部の抵抗が原因で同ミサイルの配備が進んでいない状況を紹介した。
  • 「課題は技術ではなく考え方です」と同議員(上院軍事員会所属)は述べ、「ペンタゴン内部ではとかく完璧を目指す傾向がある」とし、新技術が即座に採用されないと指摘した。
  • ダンカン・ハンター下院議員Rep. Duncan Hunter(共)も同意見だ。国防総省で「物事を通すのは困難」とし、産軍複合体で新技術がなかなか採用されない傾向を嘆く。

Champは有望だが万能兵器ではない


  • それはともかく、Champには従来のミサイル迎撃手段に対して優位性があるが不利な点もある。
  • 迎撃には標的に接近する必要があり、北朝鮮領空に侵入すれば同国は戦争行為と受け止める。
  • 北朝鮮が巡航ミサイルの接近を探知すれば、核兵器搭載ミサイルと判断し自動的に反応してしまうかもしれない。
  • 軍事装備はChampのような電子攻撃の想定で配線や絶縁に冗長性を持たせてあるので、ミサイル発射を不可能にするだけの攻撃力を持たせるのは大変だ。
  • NBC報道によればホワイトハウスはChampの機能説明を受けていると。ドナルド・トランプ大統領の言う北朝鮮への「最大限の圧力」として採用されるのかは不明だ。■


英海軍空母クイーン・エリザベスが艦隊編入、しかし....

Britain moves to restore carrier strike capability with warship commissioning 

英海軍:空母打撃能力の再整備へ


Police officers are seen in front of the HMS Queen Elizabeth during its commissioning ceremony on Dec. 7, 2017, in Portsmouth, England. (Matt Cardy/Getty Images)

Police officers are seen in front of the HMS Queen Elizabeth during its commissioning ceremony on Dec. 7, 2017, in Portsmouth, England. (Matt Cardy/Getty Images)

By: Andrew Chuter    14 hours ago

https://www.defensenews.com/naval/2017/12/07/britain-moves-to-restore-carrier-strike-capability-with-warship-commissioning/


LONDON ―英国が空母打撃群の再整備に一歩近づいた。

12月7日、HMSクイーン・エリザベス(排水量65千トン)がポーツマス海軍

基地で正式に英海軍に編入された。

クイーン・エリザベスは完成したが...


  • 同艦はヘリコプター運用試験を来年から始め、2018年後半に米東海岸へ移動し、F-35B運用テストを開始する。英国は同型機を14機発注中。
  • クイーンエリザベスは欧州最大の艦となり、英国は2隻をBAEシステムズ傘下の共同事業体に62億ポンド(83億ドル)で発注している。二番艦HMSプリンスオブウェールズの艦体は完成しており英海軍は2019年に受領する。
  • 常時運用できる空母は一隻となるが、英国には二隻同時に運用できる人員がないのも事実だ。
  • 就任式典で第一海軍卿フィリップ・ジョーンズ大将は「HMSクイーンエリザベスから海軍旗を掲げられ英国は世界有数の軍事力を有する国となった」「空母戦隊は近代化装備で強力となった英海軍の中核であり、兵力投射を海空陸さらにサイバー空間で行い、不確実な世界で軍事力で政治に選択肢を実現する存在になる」と述べた。
  • 同艦の就役で英海軍に空母打撃能力が復活した。以前の保守党政権がインヴィンシブル級軽空母を2010年に全廃して空白になっていた。
  • その間英軍パイロットや海軍関係者は米側と技量を維持してきた。その関係を元にクイーン・エリザベスでも海兵隊のF-35Bが運用される。
  • 英艦艇で米海兵隊F-35を展開するのは英国に十分な数の機体の調達予算が足りないことが原因で、クイーンエリザベス就役後もしばらくこの状態が続く。
  • 英国発注のF-35B全14機は一機除き納入済みで、その一機も数週間以内に引き渡される。
  • 追加発注もロッキード・マーティンと協議中だが英国防省報道官は発注規模で言及を避けた。
  • 英国は海軍、空軍合わせて48機発注を表明しており、最終的に138機を発注するとも述べていたが、発注時期についてはあいまいなままだった。
英艦上で米海兵隊機材を運用する英国の厳しい状況
  • HMSクイーン・エリザベスは米海兵隊所属のF-35BやV-22が運用される光景を就役後9か月にわたり目にすることになりそうだ。
  • 同艦が戦力化する2020年代後半には英国は合計24機で二個飛行隊の搭載を予定する。
  • EU離脱を昨年決めたことで英ポンドはドルに対して安くなり、国防予算に暗い影を落としている。F-35でも影響は免れないと見る向きがある。
  • 米国装備購入費用が国防予算の四分の一になるとの試算もある。
  • 国防省は大蔵省と現在安全保障国防体制の見直しでやり取りを繰り広げ今後10年間で200億ポンドという予算欠陥を論議している。
  • 国防体制見直しですでに予算不足の英海軍は就役艦船数や能力をさらに減らす可能性があると覚悟している。
  • さらに今週に入りハモンド蔵相(国防相を務めた経験あり)が英空軍機の利用は全の利用時の料金を払わない限り断られると通告されたとの報道が出て話題になっている。


コメント 国防力の要は経済であると改めて思い知らされます。

英国に空母建造はそもそも無理だったのでは。英米共同運用は他に

も参考になるはずで、いよいよ一国で部隊運用が全部できない時代に

なってきなのですかね。日米でも同じことができませんかね。潜水艦も

そうですが、自衛艦で米軍機を運用するとか、日本がお金だけ出して

空母を貸し付けるとか。集合安全保障の制約は今はありますが、これから

はどうなるでしょう。まさしく現在の延長線上に未来はないはずです。


2017年12月8日金曜日

主張 中国を次回リムパック演習に招くな(修正)

Why America Should Disinvite China to RIMPAC 2018 

アメリカはRIMPAC2018に中国を招くべきではない理由


December 7, 2017



国を「市場経済」と認めないトランプ政権は、軍事面でも次回Rim of the Pacific
(RIMPAC)演習に中国を招へいすべきではない。


RIMPACは米海軍最大の多国間演習でハワイで隔年開催される。もともとアジア太平洋内の米国友邦国のための機会だった。2012年に初招へい以来中国は毎回参加し来年も参加予定だ。

米国をアジアから駆逐すると公言する中華人民共和国が実際にその意思を示していることを考えると毎回招くのは不思議だ。

情報活動の観点でも中国をRIMPACに参加させるのは得策ではない。

敵に回る可能性のある国がRIMPACで有益な音響特性他電子情報を収集できるからだ。人的情報収集でも艦船を身近で観察し、その他ハードウェア、戦術、運用手順など情報面で優位になる。

米太平洋軍PACOMの報道官は繰り返し中国にRIMPACの機微情報に触れさせていないと説明している。そうかもしれなだが米国は以前も中国の能力を過小評価している。

これだけ情報リスクがあるのが分かっていながら中国海軍招へいをつづけるのにいい訳が聞こえる。すべて中国の行動をよくするためだというのだ。

友好姿勢をこちらから示しても中国には何も恐れる要素はないとの意見もある。多分そうだろうが、アメリカが考えるのとは違う。中国の出方に米国がなにもしないと北京はわかっているのだ。

南シナ海の事実上の支配を強化すべく中国の海軍、海警、「軍事民兵」がベトナム、フィリピンに相変わらずいやがらせをしており、インドネシアにも通知をし、中国は南シナ海を自国の行政管轄区域と宣言している。法執行がその後に来るのだろう。

一方でアジアでの米国の有力同盟国である日本は中国艦船、航空機により東シナ海で嫌がらせを常時受けており、中国は日本領土を奪おうとしている。北京は荒っぽい人種差別ともいえる宣伝活動で日本人を悪の象徴のように宣伝している。

またRIMPAC主催国の米国さえも嫌がらせ対象だ。

USSカウペンスが中国艦艇と衝突しそうになった2013年の出来事を思い返してほしい。また米無人水中機を中国がルソン島近辺で盗んだ2016年の事例はトランプの当選後のことだ。

中国が文明国の振る舞いを見れば自らも同様にふるまうようになるとの主張がある。米国人の態度を見れば中国人も考えを改めるはずとの見方がある。

中国人は単に「時間がかかり」他国のふるまい方を知らないだけ、あるいはそもそもルールに無知なだけとの思い込みがこうした見方の前提にあるようだ。だが現実を見てほしい。中国人は愚かではない。PRCが2012年のRIMPAC初参加以来してきたことを考えてほしい。

米同盟国フィリピンのスカボロー礁を奪取した。南シナ海で人工島七か所を強行造成した。うち三か所に軍用飛行場を、すべてに海軍施設を設置した。

習近平は軍事転用はしないと2015年に米政権へ約束してもこの始末だ。

中国国内の新聞に一週間目を通せば米国への軽蔑にあふれ、米国にアジアからの退場を求めている様子がわかる。

だがそれは「公式政策」ではないという向きがあろう。その通り。中国共産党が好ましくないと考えることは出版されない。

改良された行動でこれなら、悪い行動とは何だろうと思えるはずだ。

ご近所を招くパーティーで、あなたの友人(あなたからも)平気でモノを盗み、友人(あなたも)を恐喝し、人の敷地に車を乗り入れ勝手に駐車し、銃を見せつけてあなたにここから出ていけと毎回口にする隣人を招くようなものだ。

RIMPAC招へいをくりかえすと米国が懇願しているように見える。対中関係を重視しているのか、中国は同様に考えていない。米国の同盟国友邦国がこれを見て失望しないか。

2016年演習で中国艦船のパールハーパー一般公開日に日本の海軍関係者が乗船を拒否された。演習のルール、良識の双方に反する行為だ。強烈な抗議の代わりに米側はひたすら鎮静化を図った。日本はこの動きを注視していた。

中国政府は差別と封じ込めに反論しRIMPAC完全参加を強く求めてくるだろう。次に中国がRIMPACの共催を主張してくるのは目に見えている。さらに独自にRIMPACに匹敵する演習をはじめるかもしれない。

トランプ政権あるいは国防総省には記録を調べてほしい。2014年、2016年のRIMPACで中国の行動に改善のきざしがあったのか。

そのあとでPLAをRIMPAC2018を招いてよい結果が期待できるのか説明してほしいがかなり難しいはずだ。北朝鮮問題で中国の助けが必要との声が聞こえてきそうだが、平壌には影響力を行使できないと北京は主張している。

RIMPAC2018招へいを取り消すのは簡単だ。中国がやっているように時期が悪いとか検討中と述べればよい。あるいは台湾を招けばよい。民主主義の同盟国であり、参加してしかるべき国だ。

敗も一回なら許される。二回続けて繰り返せば困惑せざるを得ない。

三回になれば米海兵隊将校ではないが「すみません、わざわざ負け戦したいのですか」
と言わざるを得ない■

This first appeared in AsiaTimes here.

米海兵隊の中古AV-8B導入を狙うのはトルコ以外にどこか

Turkey Is Interested in Buying Surplus USMC AV-8B

Harriers, Others Likely To Follow 

米海兵隊使用済みAV-8Bハリアー導入にトルコが関心示す ほかにも追随する国が

出そう

One air force's trash is another air force's treasure as they say! 

捨てる神あれば拾う神あり

TYLER ROGOWAY/AUTHOR
BY TYLER ROGOWAYDECEMBER 6, 2017


F-35B生産が上向く中で米海兵隊AV-8ハリアーの運用に終焉が見えてきた学校相当の耐用年数が残っている。
ペンタゴンは英軍で供用していた74機を予備部品あわせF-35B1.35機分の予算で導入できた。177百万ドルだ。
そのため大量の余剰ハリアーに潤沢な予備部品をつけて
DoDが買い手をさがすことになりそうだ。
独特の短距離離陸垂直着陸(STOVL)能力と性能改修を受けたAV-8B+
には視程外空対空戦闘能力がAIM-120AMRAAMとAPG-65レーダーが
ついてくる。
海外の軍組織には手ごろな値段で調達するチャンスだ。
TYLER ROGOWAY/AUTHOR
Jane'sによればトルコがF-35B調達までのつなぎ機材として
関心を示している。
トルコはF-35A100機を発注中だがB型も20機発注の検討に入っており、
中古AV-8Bの導入は意味があるとはいえ、トルコが具体的に
何機調達を考えているか不明だ。
US NAVY
米軍のハリアーに食指を動かすのはトルコだけにとどまらないだろう。
揚陸戦力の整備を目指す国には安価な買い物になる。
また同機は対地攻撃、対空攻撃共に性能は実証済みだ。
揚陸強襲艦を運用する国もある。オーストラリアにもキャンベラ級があり、
スキージャンプも備えるが固定翼のSTOVL機材は今のところ保有していない。
その他の国にも良い買い物の機会になる。
台湾ならハリアーの性能を有効活用しそうだし、資金潤沢な中東諸国も
弾道ミサイルの餌食になる大型航空基地の必要がない同機に関心を示しそうだ。
TYLER ROGOWAY/AUTHOR
また南シナ海で問題を抱えるベトナムのような諸国もハリアー特有の
性能を活用できる。
他にも近接航空支援や制圧用機材を求める国が値段さえ合えば
飛びつきそうだ。場合によっては南アメリカも商機になる。
まずはトルコの動向に目を配りたい。成約すれば他の国際販売も
視野に入るはずだ。!
る国の廃棄品が別の国の空軍には宝の山になるということで、
まさに捨てる神あれば拾う神ありだ。■
Contact the author: Tyler@thedrive.com

★ズムワルト級は持て余す存在になりそう、米海軍の苦悩が見え隠れします(修正)

America's Zumwalt Stealth Destroyers Have a New Mission: Navy Killer

ズムワルト級の新任務は対水上戦に


The National Interest David Axe

December 7, 2017

http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/americas-zumwalt-stealth-destroyers-have-new-mission-navy-23538


米海軍がズムワルト級駆逐艦の任務を対地攻撃から水上戦対応に変更する。

「同級の兵装と艦設計には期待しており、低探知性は水上艦攻撃用に最適と見ている」

とロン・ボクソール少将Rear Adm. Ron Boxall(水上戦部長)が述べている。

ミッション変更を最初に伝えたのは12月はじめの米海軍協会で二番艦マイケル・

マンソーが建造主公試にメイン州を出港したタイミングだった。三番艦リンドン・

B・ジョンソンは建造中だ。

1990年代中ごろの当初想定ではズムワルト級に沿岸部砲撃を主任務にしていた。

海軍は32隻を調達し、155mm砲二門とハイテク誘導砲弾で正確に敵を狙い撃ちし

上陸部隊の露払いを狙った。ズムワルト級は垂直発射管にミサイル80発を搭載する。

だが建造費が増加した。現在の単価は開発経費含め40億ドルだ。あまりの高騰ぶりに

海軍は建造をわずか三隻に縮小し、かわりにアーレイ・バーク級駆逐艦を追加発注した。

一方でズムワルト級で想定したGPS誘導砲弾も価格急増に悩まされた。2016年には

長距離対地攻撃砲弾Long Range Land Attack Projectileは一発100万ドルと

トマホーク巡航ミサイル並みになった。2016年12月に海軍はLRLAP製造をわずか

90発で打ち切り、ズムワルト級主砲で打つ砲弾がなくなった。

海軍は代替砲弾を模索している。

2017年末時点でズムワルト級は艦隊で孤児扱いだ。主力部隊に編入するには

あまりにも隻数が少なく、主武装がないまま明確な目的が与えられていない。

だがボクソール少将の発表でこれが変わる。三隻に対艦攻撃用に最適化できるのか。

ズムワルト級のステルス性能はそれ自体が資産で鋭角な艦体がレーダー反射を

最小に抑え、敵部隊への接近を可能とする。だがズムワルト級は基本は単艦で行動し、

空母戦闘群の誘導役をつとめるはずだ。

困難な課題が残る。予算節約でズムワルト級はハイテク対空装備を撤去されている。

イージスレーダーもスタンダードミサイルもなく、短距離シースパロウミサイルがあるだけだ。

ズムワルトのステルス性能のため単独行動が基本だが対空装備が貧弱なためバーク級駆逐艦を

護衛につけることになろう。

水上戦兵装ではズムワルトには選択肢が残る。海軍は新型対艦ミサイル数種を開発中で

ステルス性のある長距離対艦ミサイルやトマホークの新型も含む。共にズムワルトの

垂直発射菅からの発射が可能だ。■

コメント 

これなら、そもそもズムワルト級は何が目的で建造されたのか

分からなくなりますね。

シーウルフ級とともに迷走した当時の米海軍の記念碑になるのか、

今後建造される新型艦に設計思想がひきつがれるのか、中国がローテクでも

超大型駆逐艦の建造に向かっているのと対照的です。

三番艦は大統領のジョンソンですね。これで近年の大統領でまだ米海軍艦艇に

名を冠していないのはニクソンだけになります。

2017年12月7日木曜日

北朝鮮ICBM発射を監視していた米空軍コブラボール機


ISRの重要性を改めて教えてくれる事例です。RC-135は確かに酷使されており、貴重な機材でもありますが、民間でこれから放出される757や767の中古機を当面活用してはいかがなものでしょうか。

Offutt likely had eyes on North Korean missile launch

北朝鮮ミサイル発射をオマハが監視していた


RC-135S COBRA BALL in flight
By U.S. Air Force [Public domain], via Wikimedia Commons
THE ASSOCIATED PRESS
Dec 6, 2017 Updated 11 hrs ago


朝鮮が大型ミサイルを先週打ち上げたが、オマハが監視体制に
入っていた。ファソン-15はより高高度を飛翔し推力が強化されており、
ニューヨークやワシントンDCに到達可能とされる。

  • 米軍上層部が素早く把握できたのはオファット基地第55飛行団所属の機材が発射時点で現場近くを飛行していたからだ。
  • 空軍は実施中の作戦について明らかにしない方針だが、航空管制データがインターネットで簡単にアクセスでき55飛行隊のRC-135Sコブラボールミサイル監視機が発射当日にほぼ同じ時間に滞空していたことがわかる。ただし同機のトランスポンダーは位置情報を発信していない。経験豊かな観察者なら同機が西太平洋、北朝鮮近辺で任務飛行していたと解釈できるはずだ。
  • 操縦していたのは第45偵察飛行隊の乗員で第97情報隊が搭乗した。共に第55飛行団所属だ。現在は嘉手納航空基地に展開中だ。
  • コブラボールのセンサーはミサイル発射を視認し聴音で確認できる。発射状況をデジタルカメラで撮影し、ロケットが発信する作動データを入手し、速度、出力、高度、その他重要情報を収集した。情報はただちにペンタゴンと米戦略軍に送られた。
  • 「コブラボールの収集したデータは国家安全保障担当補佐官、国防長官、戦略軍司令官の手元に届く」と偵察機に詳しいロバート・ホプキンスが解説している。「迅速に情報が届くため政府高官の意思決定に役立つ」
  • コブラボールは戦略軍が24時間体制で運用するグローバル作戦センターの情報収集ネットワークの一環をなしている。同センターはオファット空軍基地の地下にある。ネットワークはその他衛星、海軍艦船や地上配置センサーも使う。
  • 「各種情報収集能力のおかげで指導層は状況をよりよく知ることができます」とジェフリー・ルイス(ミドルベリ研究所所長、カリフォーニア州モンテレイ)は解説する。
  • コブラボールは探知監視機能の中核であり、長年稼働している。
  • 冷戦時のコブラボールはオファットにあった戦略航空軍団によりアリューシャン列島シェミヤ島から秘密裏に運航され、ソ連のICBMテストのたびに周回飛行した。
  • 「サイレンが鳴ると乗員は飛び起き機体に乗り込み離陸したものだ」と1960年代末を乗員として過ごしたオマハ在住のキングトン・ホーズが回想する。
  • 当時のパイロットはロケット軌跡をコックピット窓にグリースペンシルで写しその後の解析に役立てていた。
  • 空軍は先週段階でのコブラボールの西太平洋での活動状況が分かる発表をしていないが、5年前の状況は一般公開情報で入手できる。55飛行団幹部が受勲候補の理由を書いており、今回のコブラボールの活動がうかがえる。
  • 2012年11月に、情報筋が北朝鮮(55飛行団公式記録では『不良国家』とだけ記述)がロケット打ち上げ準備中で国連制裁に反し軌道飛翔させようとしていると伝えた。ただちに飛行団はコブラボール二機を日本へ送り、24時間警戒態勢を取らせた。
  • 二機は同時に飛行する必要があり、一機はミサイルの予想軌道の下を飛行し発射の様子を可能な限り早く観察する必要があった。だがその飛行経路だと北朝鮮の対空ミサイルや迎撃機の有効範囲にはいる。
  • ミッションを妨害しようとする予想外の通信問題に乗員はその場で即席対応を迫られたと55飛行団の記録にある。また「広範囲かつ手の込んだ欺瞞策」を北朝鮮が仕掛けてきた。ロケットあh2012年12月12日にコブラボールが偵察活動を始めてから打ち上げられた。
  • 苦労は実を結んだと記録にあり、収集した情報は「それまで最高の水準」で大統領向け情報報告で特記されたという。
  • 飛行隊には空軍協会のジェローム・F・オマリー賞が「年間最高業績偵察機乗員」として授与された。
  • だがミッションをこなす機材は乗員の年齢の倍の年数を経ており、たえず困難に直面している。
  • 北朝鮮、イランで核を巡る緊張が高まる中、ホプキンスはここまで重要な任務を機齢55年の機材にまかせていいのかと懸念を示す。後継機材導入の予定はない。
  • 2016年にRC-135Sコブラボールの三機はミッションで23パーセントが実施できず帰還している。空軍の古参機材でも高い故障率だ。機体外皮の損傷もここにきて増えている。
  • 「コブラボールは一機でも喪失が許されません。代わりの機材はないのです」とホプキンスは訴えている。■

謹告 

読者の皆様へ

最近の投稿文で改行など読みにくくなっていたようです。

このブログはGoogle Driveで原稿を作って、Bloggerに貼り付けるという作業をしていますが、一行の文字数を読みやすくするため短くしたことがあだとなったようです。

そのうち、掲載済みの記事も修正していきますが、当面ご容赦ください。

なお、今後はこのようなエラーを回避するようチェックしていきますので引き続きご愛護をお願いいたします。

平成29年12月7日 Moneyfreedom拝

イスラエルのF-35が実戦化、受領から一年未満で

イスラエルの対応、準備態勢は日本も大いに参考にすべきでしょう。

F-35投入で当面は周辺国に対する優位性を確保できるとの自信が見えてきますが、

イスラエルだけの特殊装備を加えたF-35Iはいろいろとこれから進化していくので

しょうね。では日本は?


Israel declares F-35s ready for operations

イスラエルがF-35の実戦化を宣言


スラエル空軍は導入済み9機のF-35の初期作戦能力獲得を12月6日、宣言した。
  1. イスラエル国防軍は同日付声明でF-35の作戦能力獲得は米国除けば同国だけだと述べ、「戦略作戦能力を増強」させ「あらゆるシナリオと想定で」即応態勢が向上すると述べた。
  2. 今回の初期作戦能力獲得はイスラエル軍とロッキード・マーティンがかねてから計画していたものだが、今週初めにイスラエル軍がシリアで72時間にわたり複数地点を空爆した後の発表になった。シリアがイスラエル機に地対空ミサイルを発射した後の対応となった。
  3. イスラエルはF-35がこのシリア攻撃に参加したのか肯定も否定もしていない。ただしイスラエルはシリア国内にイランが恒久的プレゼンスを置くことは阻止すると述べている。エルサレム・ポスト紙主催の談話会でベンジャミン・ネタニヤフ首相は喫緊の課題は「シリアをイランに渡さないこと」と述べ、加えた。「真剣にこれを実行する」
  4. イスラエル空軍隊員全員にむけ訓示で空軍司令官アミカム・ノーキン少将Maj. Gen. Amikam NorkinはF-35の初期作戦能力宣言は「各方面で動的になっている中東でIAFが活動を展開する中で実現した。たえず変化し続ける複雑な課題に高品位かつプロの空軍力で対応する。そこでF-35の実戦化はイスラエル航空宇宙軍の実力をさらに引き上げることになる」と述べている。
  5. イスラエル空軍前司令官のイド・ネフシュタン少将 Maj. General Ido Nehushtanは記者に第五世代機は「他では得られない戦略的優位性を我が国に与えてくれる。抑止効果と作戦能力の双方で」と述べている。同少将がF-35調達を決めた。
  6. ネフシュタン少将によればイスラエル軍はF-35に「イスラエル独特の装備」を搭載したうえでネットワーク接続しイスラエル航空戦力全体の底上げに努めているという。「中東でこうした特別の戦力が実現することの利点は多い。F-35を空軍全体の能力向上に寄与させイスラエルが直面する課題にこたえていく」
  7. F-35をイラン攻撃の主役に据えるのかとの問いにネフシュタン少将は「イスラエルが自衛権を行使する必要があると判断すればF-35の役割はまちがいなく中心となる」と述べた。
  8. ただしイラン含む周辺国の2015年核合意を遵守する意味で、少将は近い将来にイスラエルが軍事力を行使する可能性はないと述べた。「合意でイランは短期的には核兵器を保有できなくなった。だが長期的には合意に穴があるのは確かだ。とはいえ国際合意は有効で攻撃がすぐにでもあるわけではない」
  9. イスラエルはF-35を50機調達する契約をしており、さらに25機を今後追加調達する。■