駆逐艦スプルーアンスと、横に並ぶ給油艦カール・ブラッシャー。(米海軍写真:MC2 ウィル・ガスキル)
米海軍の駆逐艦が封鎖破りを試みたイラン貨物船に発砲
Defense Nes
2026年4月20日 午前10:00
アラビア海で活動中の米海軍駆逐艦は日曜日、イランの港へ向かおうとした貨物船に対し発砲し、イランに対する海上封鎖を執行した。
ミサイル駆逐艦スプルーアンスに阻止され、封鎖違反であるとの警告を受けたのは、イラン船籍のM/Vトゥスカで、同船はアラビア海北部を航行し、イランのバンダル・アッバスへ向かっていた。米中央軍が日曜日に発表した。
「『トゥスカ』の乗組員が6時間にわたる繰り返しの警告に従わなかったため、『スプルーアンス』は同船に対し機関室から退避を命じた」と中央軍(CENTCOM)の発表は述べている。「『スプルーアンス』は、搭載の5インチMK 45砲で『トゥスカ』の機関室に向けて数発発射し、同船の推進機能を無力化した。」
米中央軍はこの遭遇の様子を収めた短い動画を公開した。
発表によると、第31海兵遠征部隊に所属する米海兵隊員がその後、同船に乗り込んだ。トゥス号は現在も米軍の管理下にある。
ドナルド・トランプ米大統領は、Truth Socialへの投稿でこの遭遇に言及し、「全長約900フィート、空母とほぼ同等の重量を持つ『トゥスカ』というイラン船籍の貨物船が、海上封鎖を突破しようとしたが失敗した」と述べた。
「イラン人乗組員は指示に従おうとしなかったため、海軍艦艇は機関室に穴を開けることで、その場で同船を阻止した」とトランプ氏は付け加えた。「『トゥスカ』は、過去の違法行為の履歴により、米国財務省の制裁対象となっている。同船を完全に拘束しており、船内に何があるかを確認中だ!」
米海軍の封鎖は、1万人の兵士、10隻以上の軍艦、100機以上の戦闘機および監視機を動員しており、米国とイランの和平交渉が決裂した後の4月13日に発効した。
中央軍(CENTCOM)当局者は、イラン港湾を発着するすべての船舶が封鎖対象となる一方、イランの港湾に寄港しない船舶はホルムズ海峡を通航できると述べている。
一方、イランは日曜日の事件に報復すると表明した。脆弱な停戦状態の中、日曜日に緊張は高まった。
国営メディアによると、イラン軍報道官は「イラン・イスラム共和国軍は、米軍によるこの武装海賊行為に対し、まもなく対応し報復するだろう」と警告した。
イラン国営メディアはまた、テヘランが新たな和平交渉を拒否したと報じた。その理由として、継続中の封鎖、威嚇的な言辞、ワシントンの立場の変遷、そして「過度な要求」を挙げている。
「イランの石油輸出を制限しながら、他国に無償の安全保障を期待することはできない。選択肢は明確だ。すべての人にとって自由な石油市場か、あるいは誰もが被る重大な代償のリスクかだ」と、イランのモハンマド・レザ・アレフ第一副大統領はソーシャルメディアに投稿した。
米中央軍(CENTCOM)によると、米軍は封鎖開始以来、25隻の商船を検問し、進路を変更させた。■
本記事には、『ミリタリー・タイムズ』の記者ライリー・セダー、ロイターの記者ダフネ・プサレダキス、トレバー・ハニカット、サード・サイードが寄稿した。
J.D. シムキンスについて
J.D. シムキンスは、『ミリタリー・タイムズ』および『ディフェンス・ニュース』の編集長であり、イラク戦争に従軍した海兵隊の退役軍人である。
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By J.D. Simkins
Apr 20, 2026, 10:00 AM
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