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中国が開発中といわれるJH-XX戦闘爆撃機はアジア太平洋で脅威となるのか



China's Mysterious Stealth JH-XX Bomber: A Threat to the U.S. Military?
Here is everything we know about it. 
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by Mark Episkopos
November 22, 2019  Topic: Security Blog Brand: The Buzz  Tags: JH-XX BomberJH-XXStealthStealth Bomber


はじめに

中国がH-20戦略爆撃機を開発中との情報が前から出ているが、戦闘爆撃機JH-XXも同時に開発中といわれるので、あらためて今わかっている情報をとりまとめてみた。
  1. JH-XXとは

中国人民解放軍空軍(PLAAF)が開発中のステルス爆撃機は二形式と国防情報局(DIA)が今年初めに報告書を発表した。その後の情報からひとつがH-20、長距離全翼型ステルス爆撃機で電子対抗装備をふんだんに搭載し、センサー融合機能も実現する。だが中国国防筋もPLAAFの二番目の機種については口を閉ざしている。.
DIAが「戦闘爆撃機」とするJH-XXはH-20が戦略爆撃機なのに対し戦術機の位置づけで、2018年に出た中国国防雑誌「航空宇宙知識」の表紙に描かれた機体がそれだという。そのとおりなら、機体は極めて通常形式ながら操縦性に優れた超音速爆撃機で兵装庫を備えている夜釣あ。JH-XXの想像図では双発エンジンのノズルや空気取り入れ口がステルス性能に配慮していることがわかる。
H-20ではステルスを最上段に構えた設計だが、JH-XXでは低探知性と速力、限定付きながらドッグファイト性能をバランスさせている。長距離対空ミサイルPL-15を搭載するではないか。また戦闘行動半径も2,000キロの性能となる。
.超音速域内爆撃機としてステルス長距離迎撃任務もこなすとされる。対艦、対空両面の性能が実現すれば、米空母戦闘群への対抗手段としてH-20より頼もしい存在になる。その点で中国の太平洋戦略に対応した機材で、第一列島線で十分な抑止力となり中国の台湾侵攻に介入を試みる外国勢力ににらみを効かせる。H-20とあわせ、つぎは第二列島線での中国軍事力の展開を実現し、グアムの米軍基地に脅威を与えるだろう。


  1. JH-XXは本当に開発中なのか

中国が次世代軍用機二型式を並行開発しているとうすれば要注意だ。H-20は公式に存在を発表する寸前まで来ており、PLAAFには2020年代中に編入される。一方のJH-XXは実際に開発が進んでいない可能性もある。「航空宇宙知識」誌の伝えた内容も結局は初期構想段階をそのまま伝えたものに過ぎない可能性もある。戦略、戦術両面の隙間を埋める存在になるとしてもJH-XXあるいは別の機体がすぐに実現する保証はない。
Image: Chinese Internet.

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