2017年10月11日水曜日

★★★真偽は?日本もUCAVを開発していた



日本にもブラック事業がある(あった)のでしょうか。映像公開したのは機密解除になったのか、事業がもっと先に進んでいるからでしょうか。各務原での目撃がないことから別の場所で秘密裏に開発されたのでしょうか。川崎重工関係者は口がさけても語れないと思いますが、事実なら日本もUAV-UCAVを開発していることがわかりますね。判断は読者の皆さんにおまかせします。


This is the combat drone Japan has been building in secret


これが秘密裏に開発していた日本の戦闘無人機だ


川崎重工ブースのビデオでUCAV試作機の飛行状況を写していた (Photo by Harold Hutchison)
By Harold HutchisonOct. 06, 05:10 AM

  1. 無人戦闘航空機、つまりUCAVはこれからの軍事航空のカギを握ると言われる。米国、ロシア、フランスが開発中と判明している。
  2. だが本誌We Are The Mighty (以下WATM)はこのたび日本も秘密裏にUCAV開発を進めていたことを知った。
  3. ワシントンで先ごろ開催された空軍関係のイベントでWATMは川崎重工業のブースでビデオ画像を見た。それは同社によるUCAV研究開発の様子で、画像内のUCAVはボーイングX-45やノースロップ・グラマンX-47に似ているようだった。
  4. 会場で詳しく聞こうとしたが、同社係員が日本政府の意向だとしてやんわりと断ってきた。翌日も別の係員はこの件は存じていないと答えてきた。
  5. 結局三番目に会った川崎重工の小林タクミ氏が「試験機で10年近く前のもの」とし、「防衛省予算による実験事業だった」と説明してくれた。同氏はさらにメールで「2008年ごろのプロジェクト」と述べている。
  6. WATMが当時空軍の筆頭参謀次長として情報監視偵察分野を担当し現在は航空宇宙研究にあたるミッチェル研究所の所長をしているデイブ・デプチュラ退役空軍中将に日本がUCAV開発をしていた事実を知っているか聞いたところ、即座に「知らない」との答えが返ってきた。
  7. このことから日本のUCAVは秘密のベールに隠されていたことがわかり、F-117ナイトホークなど米国のブラックプロジェクト並だったようだ。


川崎UCAVの別の画像。メリーランド州ナショナルハーバーで開催された2017 AirSpaceCyber expo会場にて。(Photo by Harold Hutchison)
  1. 秘密扱いの理由や川崎重厚がUCAVについて語りたくない理由が日本国憲法第九条なのは明らかで、「日本国民は国家主権としての戦争を永久放棄し、国際紛争の解決方法として戦力の利用や脅威は行わない」とし、さらに「陸海空戦力その他戦闘手段は保有しない」と述べている。
  2. この条項により日本はひゅうが級・いずも級軽空母を「ヘリコプター駆逐艦」と呼称している。イタリアのジュセッペ・ガリバルディは10,500トンとひゅうがの19千トンより小規模だが、空母としてAV-8B+ハリヤーを2011年のNATOによるリビア介入時に運用していた。
  3. では川崎のUCAVはこの制約にひっかかるのか。X-45やX-47に驚くほど似ていることから今日のUCAV技術により防空任務より攻撃能力を充実させる方向に進んでいることが想起される。.
  4. GlobalSecurity.orgによるデータベースによれば基本形X-47にはペイロード搭載能力がなかったがX-47Bには兵装庫ふたつで4,500ポンドの装備を搭載していた。計画だけに終わったX-47Cはさらに10,000ポンドまで拡大するはずだった。
  5. WATMは防衛省にも本件を照会したが返答がない。ワシントンの日本大使館からは回答があった。自衛隊がUCAVを保有したことがあるのかとの問に「自衛隊はUCAVの取得、運用を今のところ想定していない」ととのことだった。■

5 件のコメント:

  1. これそんな秘匿性ある話でしょうか?
    次期戦闘機構想の将来へのビジョンの1つに無人機による戦闘行動と有人機と無人機インテグレーションについての言及が成されていますし、次期戦闘機事業に関わらず陸海空の対地支援や偵察、前述した制空などの用途に無人機を用いる構想について今年の概算要求に記載されています。
    という事を鑑みても何らブラックな面など無く、寧ろオープンにされていた内容によその国の方が初めて興味を示した、程度の内容にも伺えてしまいます。…卑屈なだけかもしれませんが

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  2. 言及を避けたがるということは、戦闘機ではなく攻撃機や爆撃機ということかもしれません。
    つまり従前防衛省が提唱してきた無人戦闘アセットとは全く別のもの…。
    想定される機体規模が焦点になりそうです。

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    1. 長距離侵攻爆撃機の雛形だとしたら、いよいよちょこちょこ噂されていた、次期支援戦闘機の「爆撃機化」が現実味を帯びてきますね

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  3. 第6世代戦闘機開発のコンセプトの一つに、無人機群との連携した戦闘行動があり、すでに数年前から無人機の研究は始まっていて、なんら秘密はないと思うが。

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  4. ワクワク心踊る、少しうれしい...

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