一瞬ドキリとする記事ですがソウルの航空宇宙ショー展示のために韓国入りしたとのことです。航空ショーは米軍の現役機材が多数参加しており、北朝鮮への戦力誇示の意味が強いようですね。とはいえこれだけの機材が一度に見られるのは貴重な機会で今年は見逃した格好です。来年も平和が続き再びショーが開催されるのならぜひ見てみたいものです。しかし今の日本の旅行業界ではソウル航空ショーツアーは売りにくいでしょうね。
The F-35A Just Arrived in Seoul Amid Tension With North Korea
F-35Aが北朝鮮との緊張のさなかでソウルへ到着
空軍仕様F-35がアジアデビューした。
- 共用打撃戦闘機がソウル国際航空宇宙防衛博Seoul ADEX出展のため韓国に今週到着したと米空軍が発表。
- 同機はその他米空軍のF-22ラプター、A-10サンダーボルトII、C-17グローブマスターIII、C-130ハーキュリーズ、B-1ランサー、KC-135ストラトタンカー、E-3セントリー、U-2ドラゴンレイディ―、RQ-4グローバルホーク他陸軍海軍機材と展示される。会場は北朝鮮国境から35マイルしか離れていない。
- ヒル空軍基地(ユタ)からF-35A2機に整備要員27人が随行しているがF-35飛行展示は行わないと空軍報道官は述べている。
- ただし今回の航空ショーではラプターがアラスカのエルメンドーフ・リチャードソン共用基地の第三航空団から飛来して飛行展示を行い、オサン空軍基地の第51戦闘飛行隊所属のA-10、ハワイのパールハーバー・ヒッカム共用基地第15航空団のC-17一機も加わる。
- 「航空ショーへの支援と参加で米国のインドアジア太平洋地区における安定安全へのコミットメントを示せ相互運用と標準化を推進する効果も期待できる。また軍事作戦を成功裏に実施することにもつながる」とPacAFは別リリースで発表。
- ADEXは10月22日に閉幕するが、ペンタゴンが最新のジェット機をそのまま同地域の同盟国と共同訓練に投入するかは不明だ。
- 8月に空軍長官ヘザー・ウィルソンAir Force Secretary Heather WilsonがF-35Aは太平洋はじめいかなる地域にも展開可能とし北朝鮮との緊張エスカレ―ションに対応する準備があると発言していた。「F-35は飛行時間累計が10万をこえたところで順調です。いかなる緊急事態にも戦闘投入できます」とウィルソン長官はペンタゴンで報道陣に述べていた。
- 空軍はF-35Aを演習に参加させていないが、海兵隊はF-35B飛行隊を岩国に今年展開しており、8月31日にはB-1Bランサー爆撃機編隊と日本韓国それぞれのF-15戦闘機編隊とともに飛行させ北朝鮮に戦力誇示している。
- 今年4月にはF-35A小規模編成がヨーロッパに数週間派遣されており、ヨーロッパ大陸で初の訓練を展開した。■
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