Shinmaywa joins with Mahindra for US-2 support 新明和工業がインド・マヒンドラと提携しUS-2運航支援体制構築をめざす
13 APRIL, 2018
SOURCE: FLIGHT DASHBOARD
BY: ELLIS TAYLOR
PERTH
新明和工業はマヒンドラ・ディフェンスと正式に提携しUS-2水陸用両機のインド海軍向け販売の実現を目指す。
両社で取り交わした覚書では共同でUS-2の製造・MRO施設を構築することとしている。また将来は同機の派生型の実現も戦略的な提携内容として想定するとマヒンドラが発表した。
「航空業界に詳しい両社による今回の提携ではインド国防航空宇宙でのMROや機体整備分野で大きな意味が生まれます」とマヒンドラ・ディフェンス会長SP・シュクラが述べている。
マヒンドラは複合企業グループでオーストラリアには小型機メーカーGipps Aeroがあるが、装甲車両、魚雷、電子製品もインド軍向けに製造している。
マヒンドラと新明和の提携はインドがいよいよUS-2導入に向かう最初の一歩とみなされ、インドには同機を人員輸送、船舶用予備部品輸送、長距離捜索救難偵察任務など多様な用途に使用する構想がある。
2014年にFlightGlobalがインドに同型機18機を2016年から2018年にかけ導入する案があると報じたが、その後も確定発注には至っていない。
US-2はロールズロイスT56ターボプロップ四発を搭載し現在は海上自衛隊が唯一の運航者で5機を供用中とFlight Fleets Analyzerにある。■
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