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F-3は国内開発へ舵を切った

日本単独で戦闘機開発が完了できるのかというご意見もありましょうが、軍用機の常識を破る開発事例になれば日本の技術力としても腕の見せどころとなるでしょう。期待しましょう。

F-2後継機を米国をパートナーとして開発すると見られていた航空自衛隊が方針転換し、国産開発に向かう。

日本の防衛産業は開発で中心の役割を最初から想定し、2030年代中ごろまで数百億ドル規模の事業になると見ている。日本政府は昨夏から米国、英国と協議し、両国の主要企業ロッキード・マーティン、ボーイングBAEシステムズがパートナー候補といわれていた。

先月末時点で日米協力が深化すると思われていた。日本は英国を主要パートナーから排除し、日米同盟の枠組で技術先進性を追求する方が得策と判断していた。

「日本主導の開発としつつ国際協力の可能性も排除しない」と防衛装備庁はJane'sに3月に述べていた。「防衛省は相互作戦態勢、費用対効果、技術信頼性の観点で米英両国と協議を続けている。両国との協力の可能性は引き続き模索していく」

ところが日本は西側同盟国との共同開発ではなく自力での第6世代機開発を目指す。「F-3」と呼ぶ新型機はF-2「4+世代」小型機と交代する。事業規模は400億ドルとの試算がある。

日本はF-1攻撃戦闘機、F-2軽量多任務戦闘機の二機種を製造している。前者は英国のジャギュア、後者は米F-16ファイティング・ファルコンとの関連がある。このうちF-1は2006年に退役ずみだ。F-2は新型機の供用開始まで現役にとどまり、1990年代に三菱重工を主契約企業としロッキード・マーティンを筆頭協力企業として開発された。

単独態勢のままだと日本は研究開発費用含む巨額コストを自己負担することになる。
F-3戦闘機の機体単価は185百万ドル超となる見込みで、開発費用の回収のため日本は機体輸出をねらいそうだ。政権与党の自民党は次期戦闘機の輸出可能性で検討を開始した。■

この記事は以下を再構成したものです。

Sorry, F-35: Japan to Develop Sixth-Generation Fighter on its Own

And we can tell you all of the reasons why.
April 18, 2020  Topic: Technology  Region: Asia  Blog Brand: The Buzz  Tags: Sixth-Generation FighterJapanSecurityMilitaryF-35

コメント

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