三井E&Sの造船部門はマレーシアの投資会社T7グローバルバハドの海洋部門と共同でヴィエトナム人民海軍(VPN)、ヴィエトナム沿岸警備隊(VCG)向け艦艇の建造を狙う。
三井E&Sはひびき級海洋観測艦三号艦あきを1月に進水させた。 (JMSDF)
T7は完全子会社のT7マリーンが事業に参画し、三井と商機を探るとし、まずVPN、VCG向けの建造を手掛けると発表。
両社の合意覚書によれば、それぞれの知見を活かし、ヴィエトナム向け艦艇建造で受注を目指すほか、同国で他の商機も模索する。契約は3年間有効で延長も可能。
今回の事案は日本がめざす東南アジア向け防衛装備輸出拡大の一環だ。
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同社は2019年に海上自衛隊に向け遠洋哨戒艦艇12隻の建造計画を提示していた。また今年1月にひびき級海洋観測艦の三号艦を進水させている。ひびき級は先に二隻が1990年代に供用開始している。■
この記事は以下を再構成したものです。
Mitsui, T7 sign deal to supply naval vessels to Vietnam
04 SEPTEMBER 2020
by Jon Grevatt
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