B-21 Stealth Bomber: The Air Force's Ultimate "Black" Program (Armed with Nukes) B-21ステルス爆撃機は米空軍の究極の「ブラック」事業だ (核武装つき)
More details are emerging on this new long-range bomber. 新型長距離爆撃機の詳細が浮上してきた
by Kris Osborn
米空軍のB-21ステルス爆撃機で極秘のうちに開発が進んでおり部品テストと初号機生産の開始に向かうようだ。
米空軍上層部によれば同機は新型の兵装、センサー、攻撃技術とステルス技術を搭載しこれまでにない機体になるという。
同機の具体的な開発日程は保安上の理由で公開されていない。B-21は「ブラック」事業であり、開発関係者は重要設計審査段階を終え製造段階に入っていると述べている。空軍長官を辞したヘザー・ウィルソンは2018年度米空軍調達年次報告で同機の生産状況を公式に伝えていた。「B-21事業は順調に推移し、設計段階から製造段階に移行中でB-21試験機が一機生産される」
ウィルソンがB-21テスト機材の一号機に言及しているのは現時点の調達事業の技術製造設計が順調に進行中であることの裏返しだ。2020年代中頃に第一線配備を目指す予定には変更がなく、空軍は最小でも100機を調達する。
「重要な設計審査作業を2018年11月に完了し、詳細設計作業が進行中である」と空軍報告書は述べている。
同報告ではB-21で重要となる核兵器運用能力の取得でも進捗を述べている。「初期作戦能力獲得から二年以内に核兵器運用認証を受ける」とある。
核兵器では確実ではないが可能性があるのが開発中の長距離スタンドオフ兵器(LRSO)のB-21搭載で空軍調達報告ではLRSOはB-52とB-21双方で運用可能となるとある。さらに報告書ではLRSO1,000発を調達するとある。また「初期作戦能力確立は2030年予定」とあり、システム要求条件・システム審査は2018年に完了したともある。
空軍は同巡航ミサイルの開発に業界と取り組んでおり、2022年までに技術製造開発段階に入るという。
米空軍兵器開発部門では新型核搭載長距離スタンドオフ兵器により攻撃部隊は敵領土奥深くの地点を攻撃しながら敵が展開する新防空体制による損耗を避けられる。またLRSOはペンタゴンの核戦力整備検討(NRP)にも大きく関係する。
LRSOは空中発射装備でペンタゴンが攻撃能力の増強手段として重点を置き、NPRでは低威力の潜水艦発射巡航ミサイルとあわせ早期整備を期待している。
核搭載巡航ミサイルに大きな可能性がある。ステルス機でも到達不可能な標的も攻撃対象となるからだ。防空体制の進化でステルス爆撃機といえども探知を免れなくなる日が来る。
このため、空軍上層部は新型長距離スタンドオフ兵器に核装備すればハイテク防空体制を突破可能な兵器が生まれると期待を寄せる。核抑止力にも大きな意味があるが、核搭載巡航ミサイルにより核戦争のしきい値が下がると批判する向きがあるし、敵陣営も核攻撃なのか通常兵器による攻撃なのかで混乱する可能性もある。ペンタゴンや空軍当局は新兵器は米核抑止力体制で不可欠な存在と一貫して主張している。
米国に大規模核攻撃が加えられればスタンドオフ空中発射式核巡航ミサイルは潜水艦発射核ミサイルとともに報復手段となり、核先制攻撃を防ぐ抑止力として機能するはずだ。
LRSO開発で旧式化したAGM-86B空中発射巡航ミサイルALCMは用途廃止される。AGM-86Bは想定を超える期間で供用中でそもそも1980年代初頭に登場した際は10年間の使用期間とされた。空軍ではALCMでは防空体制の進展に対応できないと見ている。■
Osborn previously served at the Pentagon as a Highly Qualified Expert with the Office of the Assistant Secretary of the Army - Acquisition, Logistics & Technology. Osborn has also worked as an anchor and on-air military specialist at national TV networks. He has a Masters in Comparative Literature from Columbia University.
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