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イラン潜水艦部隊はホルムズ海峡封鎖で脅威となるのか、ここでも北朝鮮の関与



Iran's Mini-Submarine Fleet Can Sink Warships (Thanks to North Korea) イランの小型潜水艦部隊は戦闘艦艇を沈める能力がある(北朝鮮がこれに貢献している)

June 15, 2019  Topic: Security  Blog Brand: The Buzz  Tags: IranMilitaryTechnologyNavySubmarines

イラン間の緊張は高まる一方で新事態が毎週発生している。
イラン議会で革命防衛隊司令官ホセイン・サラミ少将が米空母の「脆弱性」のため米軍はペルシア湾でイラン軍に対抗できなくいとの棘のある発言した。このような発言はイラン政府関係者や国営通信では日常のことでイラン軍事力に絶大な信頼を示している。
だがイラン通常戦力に威力がどこまであり、米攻勢にどこまで抵抗する実力があるのだろうか。
The National Interestではこの疑問にイラン空軍 air forceと水上艦 surface navy.について考察した。今回はイラン通常戦力の中核ともいうべき世界第四位の実力を自負する潜水艦部隊に焦点を当てる。
イラン潜水艦部隊で特筆すべきは隻数で、同国海軍の中でも突出している。イランの海防艦、フリゲート、駆逐艦あわせて10隻にもならないのに潜水艦はなんと34隻もある。その大部分は小型潜航艇で「沿海域用」ディーゼル電位推進式だ。さらに20隻あまりは国産のガディール級で一部は北朝鮮製ユーゴ級で構成する。ガディールは小型ながら相当の攻撃力を有し、533ミリ魚雷発射管の数は大型キロ級の6本に対し2本を搭載している。
イランのミニ潜水艦集中整備は米国やロシアの充実した潜水艦部隊の域に達しないのは確かだ。だがイランの戦略目的で考えると小型潜水艦部隊は合理的な存在だ。イランは海洋兵力投射を全世界で展開する必要がないし、中東全域を活動範囲にする必要もない。かわりにイラン海軍にはベルシア湾、特にホルムズ海峡の制圧が具体的目標だ。ディーゼル電気推進式艦の航続距離が短いがペルシア湾の水深と制約の中で意味はない。また機雷敷設を気づかれずに実施する能力があるイラン海軍には潜水艦部隊は哨戒、待ち伏せ作戦に最適な存在だ。
最近になりイランは潜水艦建造能力を拡大しており、超小型潜水艇以上の建造を狙っている。新型ファテ級はガディール級とキロ級の中間の600トンで533ミリ発射管に加えイラン国営通信は対艦巡航ミサイルも発射可能と伝えている。同級は2隻あると見られる。
イラン潜水艦部隊は隻数とともに技術面でも強力な存在でイランが湾岸地区の地政学で勢力拡大を目指す中で当面はこのまま維持するだろう。本格的対決となった場合にイラン海軍には米海軍と互角の戦闘は望むらくもないが、潜水艦部隊が接近阻止領域拒否l (A2/AD)で有効な手段となりホルム海峡を封鎖したり、米軍部隊に一回きりの奇襲攻撃をかけてくる可能性がある。■
Mark Episkopos is a frequent contributor to The National Interest and serves as research assistant at the Center for the National Interest. Mark is also a PhD student in History at American University.

Image: Reuters.

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