スキップしてメイン コンテンツに移動

トランプ当選ならバイデン政権によるエアフォース・ワン塗装を「絶対に」廃止するとアドバイザーが発言(POLITICO)


ハリスが当選するとは考えにくい可能性であり、外交安全保障について関心が低い本人は大統領の器ではありません。そもそもバイデンの後釜でハリスは当初から選外だったのですが、民主党マシンがあえて本人を担ぎ出したのは大統領選を失っても議会での惨敗は防げると判断したためでしょう。支持率や募金でハリスに勢いがあるなどと軽薄な評価を伝える日本のメディアはNYタイムズなどのバイアスのかかった報道を横流しにしているにすぎません。現在のハリスの「ご祝儀」人気がこれからどこまで落ち込むかが見ものです。ともかく不適格な人物が予備選も経ず、棚ぼたでのさばるようなことがあってはなりません。ということで当ブログはトランプの再選を強く支持します。



A model of the proposed paint scheme of red, white and dark blue for Air Force One is on display as Donald Trump sits in background.

When he was president, Donald Trump displayed a model of Air Force One with his preferred paint scheme in the Oval Office. | Alex Wong/Getty Images


再選されれば、トランプには赤、白、濃紺の塗装に戻す時間がある。しかし、追加費用が発生する

ナルド・トランプが大統領に返り咲けば、前回果たせなかった目標を再び達成するチャンスが生まれる: エアフォース・ワンの色を彼の大好きな赤、白、紺に変えることだ。ただし、伝統的な水色と白のデザインをトランプ氏の好みの配色に変更するのは複雑でコストがかかるだろうが。

 トランプ大統領と親しい元ホワイトハウス高官は、前大統領が自分の好みの色を飛行機に使うことを主張するのは、まったくもって大統領らしいことだと言う。この元高官はトランプの考えを語るために匿名を許可された。

 空軍は、ボーイング747-8を2機、後継機として改造中で、この2機は2026年と2027年に納入される予定だが、遅延しており予算を大幅にオーバーしている。ケネディ政権以来大統領専用機を飾ってきた伝統的な白と水色のカラーリングが施される予定だ。

 しかし、内情に詳し関係者3名によると、トランプ大統領にはまだ時間があり、自家用機で使われている好みの色調に戻すよう注文できる。 2019年、当時の大統領はABCの司会者であるジョージ・ステファノプロスに伝統的なパターンを自作デザインで一新したいと語った。

 「これが新しいエアフォース・ワンだ」と、トランプは当時、今年中に納入されるはずだった機体のモックアップを掲げて言った。「自分のためではなく、他の大統領のためにやっているんだ」。

 2022年にPOLITICOが、トランプ大統領の好みの色は高価なデザイン修正につながると報じた後、バイデンホワイトハウスはこの計画を破棄し、伝統的な塗色を復活させた。

 トランプをよく知る人物は、前大統領がデザイン変更にどれほど誇りを持っていたかということから、トランプが色を戻すことを期待していると語った。

 「模型は執務室のコーヒーテーブルの上に置かれ、国内外の訪問者に何度も指差していた。本人はそれがよりアメリカを象徴し、力強さ、赤、白、青を表していると考えていた」。

 しかし、トランプ好みの色合いを復活させるコストは消えていない。

 トランプが2019年に塗色案を発表した後のある時点で、ボーイングは、機体下側とエンジンのダークブルー塗装が過度の温度上昇を引き起こす可能性が高いと判断した。

 具体的には、この濃い色だと一部の部品を冷却するため改造が必要になると、内情に詳しい3人は語った。3人は、機密性の高いプログラムについて自由に話すために匿名を許可された。

 彼らは、この工程で配色をここまで変更するとエンジニアリング作業、数百万ドルのコスト超過、そしてさらなる遅延を必要とする可能性があると述べた。

 「例えば、ボーイングはアンテナが新しいカラーリングに対応し、干渉がないことを確認する必要がある」とある人物は語った。

 空軍の広報担当者は、仮定について推測することはないと述べた。コメントを求められたトランプ陣営のスポークスマン、スティーブン・チャンは、「ジョー・バイデンは赤、白、青を嫌っているようだ」と述べたがトランプが色を変えるかどうかについては特に答えなかった。

 トランプ大統領は大統領として、コストがかかることを知ると、個人的に代替機の交渉に関与したことを誇りにしていた。2017年2月、彼は空軍が「42億ドルの契約締結に近づいていた」と述べ、「その価格を10億ドル以上引き下げた」と語った。

 空軍は2018年、1990年代から飛行している747-200B型をベースに、エアフォース・ワンの後継機として2機の改良型747-8をボーイングに39億ドルで発注した。

 同社は空軍との固定価格契約に同意した。つまり、航空機に加えられるいかなる変更も、政府ではなくボーイングの費用負担となる。このプログラムはすでに20億ドル以上の予算超過となっている。

 ボーイングのデイブ・カルフーンCEOは2022年、投資家たちに対し、6年前の空軍契約について、同社幹部はトランプ大統領の条件に合意すべきではなかったと語った。

 このプログラムは、機内インテリアを提供するために雇われた下請け業者が倒産し、ボーイングは新たなサプライヤーに切り替えなければならなかったため、大きな問題に直面した。また、労働力不足や、機密性の高いプログラムに従事するための適切なクリアランスを持つ従業員の不足によるハードルにも直面した。

 トランプ大統領の任期中、民主党はエアフォース・ワンの塗装を変更する決定に反対を表明した。2019年に下院を制した後、民主党はエアフォース・ワンの塗装や内装の変更を制限するよう働きかけた。

 同年に下院を通過した国防法案には、機体のカラーリングや内装の変更を契約に盛り込まれたものに限定する文言が含まれていた。

 法案を提出したジョー・コートニー下院議員(民主)は当時、議会は新型機の「本質的でない部分」を抑制し、「プログラムが資金を流出させる」可能性のある「裏口」をふさぐ必要があると述べた。

 コートニーは、2019年の下院軍事委員会の国防法案審議の中で、「大統領は、同機について提案や変更をする機会を持つだろう。「しかし、我々はこれを既存の契約プロセスのパラメーターの範囲内に収めたいと考えている。「追加塗装は飛行機の重量を増やすことになる」と彼は指摘した。

 しかし共和党は、民主党がトランプ大統領を非難するためにこのプログラムを利用していると非難した。当時のブラッドリー・バーン下院議員(アラバマ州選出)は、この取り組みを「大統領を小馬鹿にする試みだ」と批判した。

 「2017年以前には、ペンキの色をブロックしようとする試みは記憶にない」と彼は言った。

 法案は下院を通過したが、上院は通過していない。議員たちは最終的に、空軍が航空機の「以上の」作業を行う前に議会に通知することを義務付ける妥協案を承認した。■


Trump would ‘absolutely’ scrap Biden’s Air Force One colors, adviser says

If reelected, Trump still has time to change the paint job back to red, white and dark blue. But it’d be expensive.


By Lee Hudson, Daniel Lippman and Connor O’Brien

07/30/2024 05:00 AM EDT


https://www.politico.com/news/2024/07/30/trump-air-force-one-00171453


コメント

  1. だがここ最近のトランプ氏がハリス氏に対する差別発言は黒人や女性何よりも中間層無党派に悪影響が出かけないが今のトランプ氏とバンズ氏はそんなことを気にしていないらしい。これじゃあ上のコメントトランプ氏が当選するかはわからんな。

    返信削除

コメントを投稿

コメントをどうぞ。

このブログの人気の投稿

フィリピンのFA-50がF-22を「撃墜」した最近の米比演習での真実はこうだ......

  Wikimedia Commons フィリピン空軍のかわいい軽戦闘機FA-50が米空軍の獰猛なF-22を演習で仕留めたとの報道が出ていますが、真相は....The Nationa lnterest記事からのご紹介です。 フ ィリピン空軍(PAF)は、7月に行われた空戦演習で、FA-50軽攻撃機の1機が、アメリカの制空権チャンピオンF-22ラプターを想定外のキルに成功したと発表した。この発表は、FA-50のガンカメラが捉えた画像とともに発表されたもので、パイロットが赤外線誘導(ヒートシーキング)ミサイルでステルス機をロックオンした際、フィリピンの戦闘機の照準にラプターが映っていた。  「この事件は、軍事史に重大な展開をもたらした。フィリピンの主力戦闘機は、ルソン島上空でコープ・サンダー演習の一環として行われた模擬空戦で、第5世代戦闘機に勝利した」とPAFの声明には書かれている。  しかし、この快挙は確かにフィリピン空軍にとって祝福に値するが、画像をよく見ると、3800万ドルの練習機から攻撃機になった航空機が、なぜ3億5000万ドル以上のラプターに勝つことができたのか、多くの価値あるヒントが得られる。  そして、ここでネタバレがある: この種の演習ではよくあることだが、F-22は片翼を後ろ手に縛って飛んでいるように見える。  フィリピンとアメリカの戦闘機の模擬交戦は、7月2日から21日にかけてフィリピンで行われた一連の二国間戦闘機訓練と専門家交流であるコープ・サンダー23-2で行われた。米空軍は、F-16とF-22を中心とする15機の航空機と500人以上の航空兵を派遣し、地上攻撃型のFA-50、A-29、AS-211を運用する同数のフィリピン空軍要員とともに訓練に参加した。  しかし、約3週間にわたって何十機もの航空機が何十回もの出撃をしたにもかかわらず、この訓練で世界の注目を集めたのは、空軍のパイロットが無線で「フォックス2!右旋回でラプターを1機撃墜!」と伝え得てきたときだった。 戦闘訓練はフェアな戦いではない コープサンダー23-2のような戦闘演習は、それを報道するメディアによってしばしば誤解される(誤解は報道機関の偏った姿勢に起因することもある)。たとえば、航空機同士の交戦は、あたかも2機のジェット機が単に空中で無差別級ケージマッチを行ったかのように、脈絡な

漁船で大挙押し寄せる中国海上民兵は第三の海上武力組織で要注意

目的のため手段を択ばない中国の思考がここにもあらわれていますが、非常に厄介な存在になります。下手に武力行使をすれば民間人への攻撃と騒ぐでしょう。放置すれば乱暴狼藉の限りを尽くすので、手に負えません。国際法の遵守と程遠い中国の姿勢がよく表れています。尖閣諸島への上陸など不測の事態に海上保安庁も準備は万端であるとよいですね。 Pentagon reveals covert Chinese fleet disguised as fishing boats  漁船に偽装する中国軍事組織の存在をペンタゴンが暴露   By Ryan Pickrell Daily Caller News Foundation Jun. 7, 3:30 PM http://www.wearethemighty.com/articles/pentagon-reveals-covert-chinese-fleet-disguised-as-fishing-boats ペンタゴンはこのたび発表した報告書で中国が海洋支配を目指し戦力を増強中であることに警鐘を鳴らしている。 中国海上民兵(CMM)は準軍事組織だが漁民に偽装して侵攻を行う組織として長年にわたり活動中だ。人民解放軍海軍が「灰色」、中国海警が「白」の船体で知られるがCMMは「青」船体として中国の三番目の海上兵力の位置づけだ。 CMMが「低密度海上紛争での実力行使」に関与していると国防総省報告書は指摘する。 ペンタゴン報告書では中国が漁船に偽装した部隊で南シナ海の「灰色領域」で騒乱を起こすと指摘。(US Navy photo) 「中国は法執行機関艦船や海上民兵を使った高圧的な戦術をたびたび行使しており、自国の権益のため武力衝突に発展する前にとどめるという計算づくの方法を海上展開している」と同報告書は説明。例としてヘイグの国際仲裁法廷が中国の南シナ海領有主張を昨年7月に退けたが、北京はCMMを中国が支配を望む地帯に派遣している。 「中国は国家管理で漁船団を整備し海上民兵に南シナ海で使わせるつもりだ」(報告書) 中国はCMMはあくまでも民間漁船団と主張する。「誤解のないように、国家により組織し、整備し、管理する部隊であり軍事指揮命令系統の下で活動している」とアンドリュー・エリク

海自の次期イージス艦ASEVはここがちがう。中国の055型大型駆逐艦とともに巡洋艦の域に近づく。イージス・アショア導入を阻止した住民の意思がこの新型艦になった。

  Japanese Ministry of Defense 日本が巡洋艦に近いミサイル防衛任務に特化したマルチロール艦を建造する  弾 道ミサイル防衛(BMD)艦2隻を新たに建造する日本の防衛装備整備計画が新たな展開を見せ、関係者はマルチロール指向の巡洋艦に近い設計に焦点を当てている。実現すれば、は第二次世界大戦後で最大の日本の水上戦闘艦となる。 この種の艦船が大型になる傾向は分かっていたが、日本は柔軟性のない、専用BMD艦をこれまで建造しており、今回は船体形状から、揚陸強襲艦とも共通点が多いように見える。 この開示は、本日発表された2024年度最新防衛予算概算要求に含まれている。これはまた、日本の過去最大の529億ドルであり、ライバル、特に中国と歩調を合わせる緊急性を反映している。 防衛予算要求で優先される支出は、イージスシステム搭載艦 ( Aegis system equipped vessel, ASEV) 2隻で、それぞれ26億ドルかかると予想されている。 コンピューター画像では、「まや」級(日本の最新型イージス護衛艦)と全体構成が似ているものの、新型艦はかなり大きくなる。また、レーダーは艦橋上部に格納され、喫水線よりはるか上空に設置されるため、水平線を長く見渡せるようになる。日本は、「まや」、「あたご」、「こんごう」各級のレーダーアレイをできるだけ高い位置に取り付けることを優先してきた。しかし、今回はさらに前進させる大きな特徴となる。 防衛省によると、新型ASEVは全長約620フィート、ビーム82フィート、標準排水量12,000トンになる。これに対し、「まや」クラスの設計は、全長557フィート強、ビーム約73フィート、標準排水量約8,200トンだ。一方、米海軍のタイコンデロガ級巡洋艦は、全長567フィート、ビーム55フィート、標準排水量約9,600トン。 サイズは、タイコンデロガ級が新しいASEV設計に近いが、それでもかなり小さい。Naval News報道によると、新型艦は米海軍アーレイ・バーク級フライトIII駆逐艦の1.7倍の大きさになると指摘している。 武装に関して言えば、新型ASEVは以前の検討よりはるかに幅広い能力を持つように計画されている。 同艦の兵器システムの中心は、さまざまな脅威に対する防空・弾道ミサイル防衛用のSM-3ブロックIIAとSM