Israel looks at massive military aircraft purchase from US firm Boeing イスラエルが大規模軍用機調達をボーイングから画策
$11 billion deal, to be paid from US military aid, would replace outdated transport helicopters and refueling planes, add a squadron of stealthier F-15s to Air Force arsenal
110億ドルを米軍事援助制度で利用し、旧式輸送ヘリ、給油機の更改をめざしさらにステルス型F-15一個飛行隊の導入を目指す
イスラエル空軍のF-15がエイラートのオブダ空軍基地を離陸しブルーフラッグ演習に参加する。November 8, 2017. (Jack Guez/AFP)
イスラエル空軍がこれまでで最大規模の110億ドル相当の調達交渉をボーイングと進めている。
内容は性能向上型F-15一個飛行隊分、輸送ヘリコプター一個飛行隊、給油機を含むとイスラエル現地紙ハヨムが伝えている。
調達には米軍事援助予算を使い、2020年代に新型機導入を目指す。
軍関係者によればイスラエルのヤスール輸送ヘリコプター(シコースキーCH-53シースタリオン)および空中給油機は老朽化が進んでおり、機材更新に高優先順位がついている。
空軍はボーイング機材の導入を希望していると記事は紹介。ボーイングには767旅客機を改装した給油機があり、信頼性は証明済みで納入も迅速に可能だ。ボーイングのヘリコプター製品にはCH-47チヌーク、V-22オスプレイがあり幅広い性能をヘリコプター部隊で実現できる。
実現すればイスラエルはF-15調達を20年ぶりに再会することになる。
検討中のF-15はIAすなわち「イスラエル向け高性能版」と呼称されレーダー波吸着剤や機内内部への兵装搭載などステルス性能がある程度まで実現する。
案件は未成立だがイスラエル空軍の最終提言内容が参謀総長ガディ・エイセンコット中将、国防省に届けば安全保障関連内閣会議で最終決定が下るはずだ。■
F-15はここにきて急に息を吹き返してきましたね。やはりコストパフォーマンスが高い、それだけ第五世代戦闘機が魅力がないということでしょうか。ここでいうイスラエル用機材は以前話題に出たF-15SEサイレントイーグルの焼き直しのように聞こえますね。KC-767はここでまた受注成功すればボーイングはKC-46と並行して二機種を新造することになりますが大丈夫なのでしょうか。日本はKC-46導入を早々に決めていましたね。
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