Obama warns of 'new phase' in terrorist attacks on U.S.
By Leo Shane III, Staff writer9:51 p.m. EST December 6, 2015
カリフォーニア州で先週発生したイスラム国に啓発された大量殺りく事件を受けて、オバマ大統領は6日日曜日にイスラム国の組織撲滅を誓ったものの米国は「長期化し代償の多い地上戦に再び参入することはない」と言い切った。
- オバマ大統領が執務室から全国放送するのは珍しい事で、テロリストの脅威に晒された米国は「新局面に移行した」とし、米国から遠く離れた地の過激派集団が国内で襲撃事件を簡単に巻き起こせることに言及した。
- 「9/11のような多面的かつ複雑な攻撃の予防に成功する一方で、テロリスト集団はもっと単純化した暴力手段として無差別射撃のように我が国社会ではごく普通な事態を巻き起こす方向に転換している」と発言し、「フォートフッド基地で2009年に今年始めにはチャタヌーガで、そして今回サンバーナディーノで発生した」
- 警察は今回の犯人2名から押収した証拠でイスラム過激派・イスラム国とのつながりを発見しており、うちイスラム国は先月のパリ襲撃事件への関与を自ら認めている。
- オバマ大統領は犯人二人が米国に本拠を置くテロ集団の一員であるとの証拠はないとしながら、今回の乱射事件を「罪のない市民を殺人したテロ行為」と評した。
- 大統領は日曜日の全国向け演説を使ってイスラム国はじめとする勢力に対する軍事作戦を行っている国民に最新状況を伝えようとしたのであり、情報共有の強化、空爆の追加、さらに特殊部隊のイラク・シリアへの投入があり、一方でテロ攻撃への大統領の対応への批判派、議会筋を非難した。
- 「成功の条件に強い態度の口調は必要ないし、固有の価値観を放棄することも、恐怖におののくことも必要ない。これこそISILのような集団が望んでいることだ」
- オバマ大統領は議会が新規軍事力行使を対ISIL戦に認めなかったことを非難。戦闘は16ヶ月を経過している。ホワイトハウスは繰り返し議会に戦闘行為の適法性を認めるよう求めている。
- 「議会はアメリカ国民が一致団結し今回の戦闘に最大限の努力を捧げる用意があることを示す評決をすべきだと思う」
- 今回も大統領は大規模地上部隊を投入すべきとの意見を退けた。その根拠として友好的勢力の訓練や装備提供をイラク、シリアで継続することこそが唯一の長期的平和の実現方法だとする。
- 「相手方は戦場で我が方を撃破できないことを熟知しています」と大統領は発言。「ISIL戦闘分子はもとは米軍がイラクで対決した反乱勢力の一部です。しかし、もし我が方が外国領土を占領すれば内乱活動を何年にも渡り実施できると知っており、結果何千名もの我軍兵士の命を奪い、貴重な資源を空費させ、さらに我が国のプレセンスを理由に新たな戦闘員を勧誘できると知っているのです」
- ただしオバマ大統領は直近の襲撃事件を理由にイスラム教徒を国内外で排斥することのないよう注意した。
- 「イスラム系アメリカ人は友人であり、隣人であります。同僚であり、スポーツのひーろーでもあります。そして、そうです、軍服に身を包む男女であり、祖国を守るためなら命を捧げる覚悟のある人たちです。このことを忘れてはなりません」
- 議会はあと二週間で2015年の議事を終了する予定で、移民政策の一環として外国人への査証発給制限やその他の監視策に対応するとみられる。
- ホワイトハウスからイスラム国集団への軍事力行使の承認を求められている議会はすぐに対応をしないと見られる。オバマ政権は決意と集中力の象徴となる議会の行動を期待している。■
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