Japan launches first Soryu-class submarine equipped with lithium-ion batteries
そうりゅう級のリチウムイオン電池搭載一号艦が進水
Gabriel Dominguez, London - IHS Jane's Defence Weekly
08 October 2018
建造主三菱重工が海上自衛隊向けおおりゅうを10月4日進水させた。同艦はリチウムイオン電池を搭載。Source: JMSDF
三菱重工業(MHI)が海上自衛隊向けそうりゅう級ディーゼル電気推進攻撃型潜水艦(SSK)ではじめてのリチウムイオン電池搭載艦を進水させた。
同艦はおうりゅうと命名され艦番号をSS511とし10月4日、MHIの神戸造船所で進水式を迎えた。
同艦は同型艦11隻目かつMHI建造では6号艦となる。残り5隻は川崎重工業が建造している。おうりゅうは2015年3月に起工され、海上自衛隊へ2020年に編入される予定だ。
バッテリーメーカーGSユアサ(本社京都市)が2017年2月に日本は従来型鉛電池より大容量のリチウムイオン電池を初めて搭載したSSKを導入すると2017年2月に発表していた。また新型電池はそうりゅう級の最終建造艦SS511、SS512に搭載されると同社は述べていた。
Jane's Fighting Shipsによればそうりゅう級は全長84メートル、潜航時排水量4,100トン。
以前建造された同級艦は川崎重工製12V 25/25ディーゼル発電機2基、川崎コックムスV4-275Rスターリング大気非依存推進(AIP)エンジン4基が搭載され、鉛電池で電力を貯蔵していた。各艦の最大速力は潜航時20ノット、浮上時12ノットだ。
533ミリ魚雷発射管6門で日本が開発した89式大型魚雷を発射する。またUGM-84Cハープーン中距離対艦ミサイルも運用する。また水中対抗手段発射管2門も搭載している。■
いよいよそうりゅう級も最終建造段階に入ったのですね。そこで次世代につながる新型二次電池が導入されるわけですがどれだけの性能の相違を見せてくれるのか興味深いものですが、機密性が高い潜水艦だけにわれわれがその詳細を知ることはなさそうですね。
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