今回の汚物風船攻撃を幼稚ないやがらせと笑ってばかりはいられません。北朝鮮政権の思考絡みて使える手段はすべて躊躇なく投入するはずで、風船の大きさから生物化学兵器を韓国に向け発射してもおかしくありません。更に風向きによっては日本本土にも一部が飛来したらどうするのでしょう。The War Zoneが第一報として伝えてくれましたのでご紹介します。 Via Twitter 北朝鮮の汚物入り気球が韓国に降下、致命的なペイロードの恐怖を煽る 今回は単なるいやがらせでも、より致命的な気球戦術が大規模紛争の初期段階で使用される可能性がある。 火 曜日、北朝鮮が南隣国に向けて打ち上げた排泄物やゴミを詰めた風船の波は、爆発物、焼夷弾、放射性物質、化学兵器が詰められた場合、致命的な被害をもたらす可能性への懸念が浮き彫りにされた。 韓国の聯合ニュースが水曜日に報じたところによると、風船数百個が着陸し始めると、韓国軍は「化学、生物学、放射性物質、核対応チームと爆弾処理ユニットを配備し、詳細な分析のため物体を回収した」。 風船多数が国境を越え、火曜日の夜から水曜日にかけ韓国全土の各地に落下し、廃棄物や糞尿を地面に撒き散らした。 大きな被害や危険物は発見されなかったが、この出来事はその範囲だけでも驚くべきものだった。聯合ニュースによると、平壌から約260個の風船が打ち上げられ、国境から首都ソウル、さらに南へ200マイル以上離れた場所まで、韓国の広範囲に到達した。 韓国軍統合参謀本部は「北朝鮮による行為は明らかに国際法に違反し、国民の安全を著しく脅かすものである。「我々は)北朝鮮に対し、非人道的で低俗な行為を直ちにやめるよう厳重に警告する」と発表した。 国連軍司令部は、「糞便やその他の汚染物質」を含むゴミ風船の大量配備は「地域住民に害を及ぼす」可能性があり、「不快で不衛生であるだけでなく、休戦協定の違反にあたる」として、発射についても苦言を呈した。1953年7月27日の協定は、朝鮮戦争後の休戦協定を指す。 北朝鮮は、独裁者金正恩を非難する30万枚のビラを載せた20個の風船を北朝鮮に飛ばした脱北者による今月初めのプロパガンダ風船発射に反発していると述べた。 金正恩の妹である金与正(キム・ヨジョン)は、「汚物を拾って回ることがどれほど嫌で疲れるかを経験すれば、国境地帯での(ビラ撒きについて)...
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