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スホイを勝手にコピーして生まれた中国のJ-15は欠陥艦載機だ

https://www.reutersconnect.com/all?id=tag%3Areuters.com%2C2013%3Anewsml_GM1E92Q1GPM01&share=true



シアのことわざに詐欺師に繁盛なし、というものがある。

ロシアの兵器数点が中国にリバースエンジニアリングされているが、当然ロシアはうれしくないはずだ。

ロシアの艦上ジェット機を中国が勝手にコピーした事実をご存知だろうか。同機での墜落事故が相次いでいるがロシアは同情のそぶりもないようだ。

ロシアと中国は親密な仲で、共同演習もするが、ロシアのスプートニクニュースが辛辣な記事を配信している。題して「中国海軍の艦載機不足、問題多発のJ-15のみ利用可能」とある。J-15とは正式ライセンスなしでコピーしたSu-33艦載機のことで、原型はSu-27K陸上戦闘機で1980年代に登場した機体だ。中国はウクライナからSu-33の試作型T-10K-3一機を入手し、リバースエンジニアリングした。

他人の不幸を喜ぶ素振りを隠そうともせず、スプートニクニユースは「第4世代機J-15に愛着の情は中国で皆無に近い」と伝え、「中国メディアが同機を無用の存在と報じ、空母での運用が不安定なため『跳ね魚』と呼ぶ。中国空母では艦載機は自機の推進力で傾斜ランプから離空するがJ-15のエンジン性能不足と自重が大きいため同機の運用効率は大きく損なわれている。空虚重量は17.5トンと世界の空母運用戦闘機で一番重い。米海軍のF-18は14.5トンに過ぎない」と伝えている。

eBayやアマゾンで買い物する人なら「ライセンスなし」の商品を買えば結果はご承知だろう。ロシアによる原設計がどこまで責任があるのかと尋ねる向きもあろう。いずれにせよJ-15の相当数が墜落炎上事故を起こしており、中国は新型艦載機J-31の開発を急いでいる。

J-15の欠陥についてスプートニクニュースはロシア軍事専門家ワシリー・カシンの意見を尋ねたが、許可なく他国の機材をコピーすべきではないという。

「中国は費用を節約しようと、ロシアからSu-33実機を導入し正式にライセンス生産するかわりにウクライナからSu-33試作型一機を購入した。

「J-15開発は予想より長期化し予算も多く必要となり、初期の生産機体は信頼性に欠いていた。さらに時間と予算を投入し中国は問題を解決したようで現在の機体は信頼性、性能ともに向上している」

ここまできて、ソ連及びソ連崩壊後のロシアに西側技術を同意を得ずに「取得する」傾向があったと記しておく必要があろう。原子爆弾からスペースシャトルさらにビデオゲームまで多数の例がある。自国内に技術革新を引き起こす能力が欠如している国なのだ。

中国にも同じ性癖があることで罰が下っているというのはなんとも皮肉な事実というしかない。■

この記事は以下を再構成したものです。

June 22, 2020  Topic: Technology  Region: Asia  Blog Brand: The Reboot  Tags: Su-33J-15Air ForceMilitaryTechnologyRussiaChina

Yes, This Chinese Fighter Plane Is a Copy Take From Russia



And Moscow still isn't happy about it.

Michael Peck is a contributing writer for the National Interest. He can be found on Twitter and Facebook.
This first appeared in 2018 and is being reposted due to reader interest.
Image: Reuters

コメント

  1. >中国にも同じ性癖があることで罰が下っているというのはなんとも皮肉な事実というしかない。

    中国人にしてみれば、悪いことなんてしてないのに罰が下るなんて、納得いかないでしょうね。
    これは皮肉ではなく、かの国では模倣、コピー、パクリ、こういった行為に対する考え方が他の国と全く異なるんです。あの国でそれは悪じゃないし、隠すようなことでもない。(法律関連を除けば。)
    私が納得してしまった切っ掛けは、中国航空工業集団(AVIC)のロゴマークを見た時です。
    どうみても、飛行開発実験団とISS(きぼう)のマークを合体させた産物ですよね。
    似たような機能・性能を追う以上、兵器が似るのは当たり前ですが、ロゴをパクる必要性ってなに??
    手間や費用や時間を節約できたのかもしれませんが…それにしてもねえ。
    国や軍、社の威信をかけて飛ぶ最新鋭機の尾翼に輝くパクリ・ロゴマーク…
    あれを見た時に、ああ、考え方が全然ちがうんだー、と、妙に納得してしまいした。

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