ロシアも制裁措置が続き原油価格がちっとも上昇せず不満のはけ口を外国に向けつつあるのか、ずいぶんと大胆な挑発に出てきました。これは規模が違いますが北朝鮮のやり方と同じですね。当然日本が次に警戒しないといけないのは中国の動向でしょうね。航空自衛隊には当面つらい状況が続きます。
2 Russian Tu-160 supersonic nuclear-capable bombers drill near Alaska for the 'first time in history' ロシアのTu-160超音速核爆撃機二機がアラスカ近くで演習に「史上初」の参加をした
- ツボレフTu-160戦略爆撃機が二機でベーリング海峡をはさみアラスカに面するチュクチ半島で演習を展開したとロシア国防省が16日発表。
- 各機はTu-95MS戦略爆撃機編隊、Il-78給油機部隊と演習したのちサラトフ基地に帰還
- ロシアは重爆撃機に核兵器を搭載しアラスカ付近で作戦実施する能力を誇示した格好だ
ツポレフTu-160超音速長距離核爆撃機の二機編隊がアラスカ近くで「史上初の」演習を実施し、ロシアに米領土近くで核爆撃機を運用する能力をあることを示した。ロシア国防省が8月16日に公表した。
Tu-160は標準型巡航ミサイル6発、短距離核ミサイル12発を搭載しマッハ2で飛行可能だ。今回はTu-95MS爆撃機二機とIl-78空中給油機とともに演習を展開したとThe Moscow Timesが伝えている。演習には10機が動員された。
このうちTu-160編隊はロシア南西部サラトフの本拠地から4千マイルを飛び、チュクチ半島に移動した。AP通信は同半島がベーリング海峡を波佐見アラスカの対岸だと説明している。
セルゲイ・コビラシュ中将の指揮で爆撃部隊はコミ演習地の標的へ攻撃訓練をおこなってから北極洋に抜けた。その後空中給油を受け基地に帰還した。
今回のフライトにTu-160が初めて参加したことに意義がある。生産再開した同機の海外哨戒飛行が増えているのは緊張の高まりに呼応しており、今回はアラスカ付近まで飛行したが、この前にもロシア爆撃機で同様の行動が確認されている。
今年5月にツポレフTu-95爆撃機がアラスカ西海岸の55マイル地点まで飛行してきたため米空軍のF-22ステルス戦闘機二機編隊がスクランプル発進したと The Washington Free Beaconが報道している。今回の爆撃機のフライトは米ロ間で緊張が高まる中で実施された点が特色だ。■
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