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ニミッツ打撃群に帰国命令。海上展開は240日超。米海軍は空母の作戦体制を長期間海上で維持することで世界情勢の変化に対応している。

 

USS Nimitz (CVN-68) steams in the Indian Ocean on Jan. 6. US Navy Photo

 

 

USSニミッツ(CVN-68)が八ヶ月にわたる海上展開を終了し、米西海岸に向かう。これはロイド・オースティン国防長官の命令によるもので、米政府関係者二名がUSNI Newsに確認した。

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このまま米本国へ戻れば、ニミッツ打撃群は2月末までに帰港するが、2月1日時点で240日にわたる展開となっていた。これは昨年USSエイブラハム・リンカーン(CVN-72)の294日に次ぐ長さだ。

 

米海軍最古参となったニミッツと随行艦は6ヶ月にわたり中東を中心に展開し、イランとの緊張が高まる中で米軍プレゼンスを2019年5月から示してきた。

 

クリス・ミラー長官代行(当時)から同打撃群は大晦日に帰国命令が出たが、トランプ政権は1月はじめにイランがカセム・ソレイマニ殺害一周年に不穏な動きに出るのを警戒し、帰国命令を取り消していた。

 

ニミッツの母港はワシントン州ブレマートン、その他打撃群はサンディエゴが母港で家族との再会は久しぶりとなる。ニミッツは定期点検を終え、乗組員はCOVID-19感染を予防するため二週間の措置期間に入っている。

 

同打撃群はソマリア沖への展開、インド海軍との共同訓練を経て、昨年7月からオマーン湾、北アラビア海で作戦展開していた。

 

海軍作戦部長マイク・ギルデイ大将はニミッツに交代する打撃群は未定とした。アイゼンハワー空母打撃群は東海岸で配備前訓練中で、ソマリア沖にはマキンアイランド揚陸即応集団が海兵隊F-35BライトニングII共用打撃戦闘機一個飛行隊を搭載し展開中だ。■

 

この記事は以下を再構成したものです。


USS Nimitz Heading to West Coast After SECDEF Orders Strike Group Home - USNI News

By: Sam LaGrone

February 1, 2021 12:23 PMUpdated: February 2, 2021 6:56 AM


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