Source: US Air Force
航空自衛隊(JASDF)は、ボーイングE-767空中警戒管制システム(AWACS)のアップグレード機を米空軍(USAF)から受領した。
米空軍によると、マサチューセッツ州ハンスコム基地のチームがミッション・コンピューティング・アップグレード(MCU)を実施した。
日本初のアップグレードE-767
「日本はインド太平洋司令部における米国の重要なパートナーであり、E-767は航空自衛隊で最高の空中戦闘管理指揮統制ノード」と、米空軍のデジタル部門長ライリー・パイルス大佐は述べている。
「敵対行為が始まったら、私たちは航空自衛隊と同じように、この機体の飛行を望むでしょう」。
中国やロシアの航空機や無人システムが日本の領空に頻繁に侵入してくるため、日本はMCUアップグレード初号機の運用に「強いこだわり」があるとパイルス大佐は付け加えた。
アップグレード機に加えて、チームは「任務計画や訓練のために日本国内の航空基地数カ所」に地上システムも供給した。
MCUは、米空軍が運用するボーイングE-3セントリーAWACS機のアップグレード作業に準じ、指揮統制、リアルタイムの情報共有、目標識別時間の短縮、殺傷能力の向上など機能を改善している。
MCU設置作業は、870百万ドルの契約の一環として、2019年8月に開始された。飛行試験とデモンストレーションは、カリフォルニア州とワシントン州で行われた。
現在、次のJASDF E-767がMCUのアップグレードを受けています。
Ciriumのフリートデータでは航空自衛隊はE-767を4機運用中で平均機齢は27.5年だ。■
Tokyo receives first upgraded E-767 AWACS | News | Flight Global
By Greg Waldron9 June 2023
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