日本が新年気分に包まれている間にも世界は動いています。フーシ派への各国共同警告には日本も参加したようですね。次の動きは空爆でしょう。THE WAR ZONEの記事からのご紹介です。
警告は、紅海でのフーシ派の攻撃が11月19日以降で24回あったことを受けて出されたが、どんな結果なのかは明言していない
イランに支援されたイエメンのフーシ派が紅海の商業船舶を攻撃している。しかし、警告は、これらの攻撃が継続された場合にどのような行動を取るかについては明示していない。米中央軍によれば、11月19日以来、24件の攻撃があった。
米国、オーストラリア、バーレーン、ベルギー、カナダ、デンマーク、ドイツ、イタリア、日本、オランダ、ニュージーランド、英国は、1月3日にホワイトハウスが発表した共同声明の中で、「我々は、違法な攻撃を直ちに中止し、不法に拘束された船舶と乗組員を解放することを求める」と要求した。「フーシ派が人命、世界経済、そしてこの地域の重要な水路における自由な通商の流れを脅かし続ければ、その結果に対する責任はフーシ派が負うことになる。我々は、国際的なルールに基づく秩序に引き続きコミットし、不法な拿捕や攻撃について悪意ある行為者に責任を負わせることを決意している」。
「紅海で続いているフーシの攻撃は違法であり、容認できず、深刻な不安定化をもたらしている。民間船舶や艦艇を意図的に標的にする正当性はない。無人航空機、小型ボート、ミサイルを使用した商業船舶を含む船舶への攻撃は、初の対艦弾道ミサイルの使用を含め、世界で最も重要な水路のひとつで世界貿易の基盤となっている航行の自由に対する直接的な脅威である」と警告は述べている。
警告は次のステップを明示してはいないが、以前指摘したように、『サンデー・タイムズ』紙は、英国が米国やおそらく他のヨーロッパ諸国とともに一連の空爆を準備していると報じた。『サンデー・タイムズ』紙によれば、共同声明は空爆が命令される前の最終警告となるだろうという。
米英仏の軍艦はすでに、紅海南部の海運に向かうフーシ派のミサイルや無人機を多数撃墜している。米海軍のヘリコプターも、砲撃してきたフーシ派のボートを撃沈した。
以前お伝えしたように、アメリカは「レーダー施設や設備を含む、フーシ派に対するあらゆる種類の攻撃パッケージを協議している」と米軍当局者は12月21日、本誌に語った。高官は水曜日に我々に、これらのオプションは中米中央司令部から国防総省に届き、さらなる命令を待っているところだと語った。
新たに結成されたオペレーション・プロスペリティ・ガーディアン(OPG)が、この取り組みでどのような役割を果たすのか、もしあるとすれば、それはまだ不明である。OPGは、既存の統合海上軍(CMF)タスクフォース153の指揮下で創設された、紅海の海運を守るための多国間取り組みである。
本誌は国防総省とホワイトハウスの国家安全保障会議に連絡を取り、どのような対応が検討されているのか回答を求めている。
フーシ派は、イスラエルとハマスの戦争をきっかけに紅海で海運を攻撃し始めた。フーシ派は「ガザ地区の兄弟たち」のために立ち上がったと述べている。
これは進行中の話である。新しい情報が入り次第、最新情報を提供する。■
Joint Warning To Houthis: Cease Attacks Or Face Consequences
BYHOWARD ALTMAN|PUBLISHED JAN 3, 2024 2:39 PM EST
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