ドイツがレオパルド戦車提供の国際連合を主導し、ウクライナの陸戦能力を
大幅に向上させようとしている (German Army on Twitter)
「ウクライナは最近投入した装甲車、歩兵戦闘車、戦車を統合し、地上作戦で同期砲撃を行うだろう」(マーク・ミリー統合参謀本部議長)
マーク・ミリー米統合参謀本部議長によると、ウクライナへの戦車供与に11カ国が署名し、春の攻勢を想定した軍事装備の供与が活発化している。
本日ブリュッセルでのウクライナ国防連絡会議では、54の国防代表団が会合し、ミリー議長は、22カ国が歩兵戦闘車を、16カ国が「大砲と弾薬」をキーウに送ると公約したとも述べた。また、9カ国が防空システムの提供で支援している。
「ウクライナは、装甲車、歩兵戦闘車、戦車などの最近の公約を統合し、地上作戦と同期した効果を達成するための砲撃を行うだろう」(ミリー議長)。
さらにカナダ、デンマーク、ドイツ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペインが参加する国際的なレオパルド主力戦車連合に参加する国の数が増加していることに言及しました。
アメリカ、チェコ共和国、オランダは現在、ソビエト時代のT-72戦車を改修して納入する「過程にある」と確認した。米国は、エイブラムス主力戦車の供与も約束した。
ウクライナは、春に予想されるロシアの新たな攻勢に対抗するため、供給パートナーに戦車、戦闘機、防空システムの提供を一貫して要求しているが、ロイド・オースティン米国防長官は、ロシア空軍による大規模な航空作戦が間もなく開始されるという考えに否定的だ。
「ロシアが大規模空爆のために航空機を集結させているかどうかというと、今のところそのような様子は見受けられない。「ロシアには相当数の航空機があり、多くの能力が残されていることは分かっている。そのため、ウクライナに可能な限りの防空能力を持たせるために、できる限りのことをする必要があると強調してきた」。
既存の防空設備には、米国のペイトリオットやイタリア、フランスのSAMP/Tシステムなどがあるが、オースティン長官によると、「不十分」とし、米国とコンタクトグループのパートナーは、ロシアの脅威に対抗するため、「もっと得られるまで押し続ける」と述べている。SAMP/T長距離地対空ミサイル防衛システムは、ヨーロッパの兵器メーカーMBDAとフランスのメーカーThalesの合弁会社Eurosamがフランスとイタリアのため開発したもので、タレス資料によれば、弾道ミサイル、高速戦術ミサイル、UAV、「高機動航空機、飽和攻撃シナリオに対抗する」。
「現在、私たちの努力は、これらの(防空)能力をできるだけ早く国内に導入し、能力を統合することです」と説明しました。
オースティンは、ウクライナが「最近の」ロケットとミサイルの発射を阻止するため「信じられないような仕事」をしたと述べた。
オースティン長官は、米戦闘機のウクライナ提供を拒否するジョセフ・バイデン米大統領の立場に同意し、この問題について「発表することはない」と述べた。「我々は、ウクライナの最も差し迫ったニーズに対応するためウクライナと協力し続ける。ロシアは春攻勢を計画している...だから我々は多くを成し遂げる必要がある」と付け加えた。
戦闘機をめぐる議論は、政治的に非常に敏感であり、ワシントンはF-16戦闘機がキーウに到達することを拒否している。一方、戦闘機問題には「タブーはない」と発言していたフランスは、まだ決断していない。最近、英国はウクライナの戦闘機パイロットに西側機材での訓練を提供すると述べたが、この取り組みはウクライナの戦後軍体制を念頭に置いたものだ。この問題に関してNATO同盟全体で進展がないのは、エスカレーションへの懸念と一致している。
イェンス・ストルテンベルグNATO事務総長は、NATO国防相会合に先立つ本日の記者会見で、「航空機(戦闘機)の問題は、最緊急ではない」と述べた。 「しかし、進行中の議論である。、同盟国がウクライナに提供すべきシステムの種類については、同盟国間で継続的に協議している。今後も進化し続けるだろう」。■
11 countries to give tanks to Ukraine, as Kyiv is ‘contemplating’ spring offensive: US
By TIM MARTIN
on February 14, 2023
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