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★平壌が核攻撃を受ければこうなる



国民の命など全く考慮していないとしたら金正恩は恐ろしい人物ですが、思考がそうなってるのでしょうね。北朝鮮国民も選択肢なく追随しているのですが本当に選択肢はないのでしょうか。なし崩し的に核兵器を使う(使える)とは思いませんが、最悪の状況に備える必要はあります。一度に数百万単位で人命が失われた場合、周辺からの救難はほぼ不可能でしょう。経済、社会面でも自国だけでの復興は困難になるはずです。シミュレーションの範囲にとどまることを祈るばかりです。ただ今年になって核戦争の脅威が日本にも現実になったのですが事態が鎮静化すれば消えるものでもなくこれから延々と「現実」の世界に直面する必要があります。

 


1.5 Million Dead: This Is What Would Happen If America Nuked North Korea's Capitol 

死亡150万人:北朝鮮首都が核攻撃を受ければこうなる
November 24, 2017

北朝鮮は米情報機関にとって難易度最高の対象で、情報収集や解析に普通より長い時間がかかり危険も伴う。協力者を確保するにも年単位の勧誘(時には脅迫)が必要となり、中央情報局や国家情報局でも北朝鮮については情報源に余裕がない。そこで衛星画像の分析や電子情報収集に重点が移り、国家情報局長ダン・コーツDan Coatsが上院情報員会に「得られる情報は極めて限定されている」と明らかにしている。
ただし一つ確実なことがある。金正恩が核ICBMを米国に向け発射するという常軌を逸したシナリオ実行に踏み切った場合だ。ドナルド・トランプ大統領は「怒りと炎」で米核戦力による報復攻撃に踏み切るのは必至だろう。この可能性があるのかを国防長官ジム・マティス、国家安全保障補佐官H・R・マクマスター、米戦略軍司令官ジョン・ハイテン大将と議論するまでもない。議論するとすれば北朝鮮攻撃の標的をどこに設定するかだ。
平壌が報復攻撃の標的になるのはまちがいない。金正恩は親族や軍高官と米核攻撃の前に防空壕に逃げ込むだろうが、結果に違いはない。米報復攻撃の狙いは北朝鮮の軍事指揮命令系統の破壊であり、経済体制、政治指導体制も破壊し金正恩に二度と核を使わせないことだ。核兵器そのものも破壊すれば理想的だ。
アレックス・ウェラーステインのNukeMapアルゴリズムのウェブサイトを利用して米国が平壌中心部を750キロトン爆弾一発で狙った場合(米国最大の核爆弾B83は1.2メガトン)にどんな人的被害が発生するかを検討してみた。平壌は高人口密度都市で、一発で150万人以上が死亡すると出た。国連統計では同国の総人口25.281百万人だが、平壌市内で750キロトン爆弾が爆発すれば総人口の6パーセント近くが消滅することになる。米国で言えば、一回の攻撃で19.27百万人が一度に死亡するのと同じだ。
負傷者(855,410名)を加えると死傷者合計は2.3百万名になる。
平壌市内の主要建築物で被害の様相を見よう。平壌北西部にある戦勝祖国解放戦争博物館の来場者、職員は50から90パーセントが数時間あるいは数日、数週間で死亡する。凱旋青年公園では建築物が崩落し生命を奪われるもの死亡者が続出する。大同江の対岸の朝鮮労働者施設も同様だ。熱放射線の到達する外縁でも第三度火傷で四肢切断が必要となろう。これが半径11.1キロで起こることである。平壌市内に金正恩が肝いりで作った高層ビルもすべて崩壊し投資が無駄になる。
このような人為的な地獄絵図は誰も見たくないはずだ。人命喪失と道義が崩壊になする。世界場いかなる場所でも核攻撃が発生すれば文明に穴が開き、医療技術が進歩したとはいえ21世紀と言えども生命のもろさは石器時代と変わらない。
北朝鮮は幻想の下で暮らすべきではない。米国都市を核攻撃するなどという無分別さを示せば自国消滅を覚悟すべきである。ドナルド・トランプは迷うことなく報復措置を命じる。今までの大統領とは違うのだ。■
Daniel DePetris is a fellow at Defense Priorities.
Image: Reuters
NukeMapで任意の場所に核爆弾が投下された場合の効果を試せます。


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