うーん、見出しだけでは印象操作と言われても仕方ない気がします。方針をきめかねているのであり、F-3が実現しないわけではないでしょう。日本の場合は方針が出るまで時間かかっても実施はなんとしてもやり遂げる力がありますので期待しましょう。中国や北朝鮮は変な期待をしないようにお願いします。
Exclusive: Japan to delay multi-billion dollar fighter jet development - sources
特報 日本はジェット戦闘機開発を先送りする模様
TOKYO (Reuters) - 日本政府は新型高性能戦闘機の開発を先送りする。防衛当局は当面は弾道ミサイル迎撃手段やF-35ステルス戦闘機等の新型米国製装備導入に忙殺される。
- 新型戦闘機F-3の実戦化が遅れると400億ドルという世界有数規模の軍事調達案件の今後が急に怪しくなってきた。
- 平成30年上半期以降の決定では次期防衛5か年計画への盛り込みが困難になる。「これでF-3は後退します」と内部筋は述べる。取材に応じた各筋は報道陣に話す許可を得ておらず匿名で話した。
- 国産開発か国際分担による開発かは2018年以降にならないと決まらないと各自一様に述べる。
- 「F-3に関しては方針決定の時期含め何も結論は出ていません」と防衛装備庁広報官は述べている。
- 開発費用400億ドルの試算があるF-3だが内部筋はこれは「初期費用」分だけという。防衛予算は近年増額されたといっても年率1パーセント増で500億ドルになったにすぎず、試算の支出額は複数年度といえども相当の規模になる。
- さらにロッキード・マーティンF-35やレイセオンの迎撃ミサイル、ボーイング=テキストロンのオスプレイなど日本は記録的な規模で米製装備を導入している。
- 日本は2013年に米政府の海外軍事装備品販売制度(FMS)を使い総額1,180億円(10億ドル)を調達した。昨年は四倍増の4,860億円になった。東京を公式訪問したドナルド・トランプ大統領は安倍晋三首相に米製兵器の追加調達を求め、共同防衛体制で一層の貢献を同盟各国に求める米政府の動きの一環とした。
- 北朝鮮の脅威増大と並び中国空軍が東シナ海で活動を強化中で日本は二方面で防衛力強化を迫られている。
- 現時点で日本は北朝鮮の弾道ミサイル、核兵器への対応に主眼を置くが防衛当局はF-3で中国空軍力を西太平洋、東シナ海上空で制圧することを期待している。航空自衛隊の中国機へのスクランブル回数は昨年度計806回だった。
- 次期戦闘機のもう一つの狙いに三菱重工業や協力企業含む国内防衛産業の強化があり、F-2戦闘機の生産から20年が経過している。三菱重工は試作機ATD-Xを2016年1月から飛行テストし国産ステルス戦闘機実現の第一歩と見られていた。
- 国産開発論が政府内部に強いが、すべて国産開発すると予算規模を憂慮する声も政府内部にあり、国際事業で費用分担しながら海外企業の技術力に期待する。
- 考えられる海外提携先にはBAEシステムズ、ロッキード・マーティン、ボーイングがあり、各社とも防衛省が求めた情報開示に応じている。■
Reporting by Tim Kelly and Nobuhiro Kubo; Editing by Lincoln Feast
Our Standards:The Thomson Reuters Trust Principles.
試作した新型エンジンの実証試験などを2018年度に控えながら2018年度にコンセプトを決めるというのは尚早だったのだと思います。それにF-2の耐用年数まではまだそれなりに時間がありますからしっかりベースの技術を習得に努めて貰いたいですね。それより問題となるのはF-15J初期型の行方です。延いてはF-15JMSIP改修機にも繋がるでしょうか。F-15の処遇がどうするつもりなのかはスクランブル運用を兼ねる為に危急の問題のはず。航空自衛隊が防空のみに特化した組織とは、求められるものが変わっている訳ですからF-15E相当の対地攻撃能力も必要となるのではないでしょうか。 XF-3よりも近い問題に着目すべきだと思います。
返信削除ロイターの記事、編集者: 田巻一彦 NPO法人 『ピースデポ』 代表
返信削除久保信博、ティム・ケリー、編集: 田巻一彦
これは韓国からの嫌がらせ記事でした
はい解散
匿名さんあれは嫌がらせ記事でしたか。
返信削除しかし実績が消える訳でも研究内容もかわることがある訳でも無く何の意味があったんでしょうね、嫌がらせにもなっていないと思いますが…