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中国が米民間機の台湾着陸にも軍用機が原型だからとケチをつける。領空領海接近への断固対応など言っていることがダブルスタンダードでおかしい。

 ご注意 以下の記事はCCPの機関紙環球時報英語版の論調をお伝えし、誇張や解釈を加えず原文をそのまま掲載しています。それにしても環球時報の記事は面白いですね。中文版もこんな感じなのでしょうかね。やたらと台湾島という表現が出るのも大陸の価値観なのでしょう。日本も島国ですので同じ扱いなのでしょうね。

   

桃園国際空港に着陸した米 L100-30 機。 July 19. SCMP

 

国が7月19日に軍用機原型の民生派生型機を台湾に送ったのは「サラミ切り」式挑発の一環であり、台湾分離勢力に誤解を与えかねないと中国国内識者が述べている。

 

件の機体はL-100-30機で米国台湾協会(AIT)がチャーターした。原型は米軍C-130輸送機だ。台北のニュースサイトudn.comは7月19日に同機が着陸し、貨物を下ろし一時間ほどして離陸したと報じた。

 

今回はAITが民生用途で運用したとしても、元が軍用機であり挑発となったことにかわりない。

 

L-100-30を台湾島へ着陸させたことで米国は「サラミ切り」戦術を実行し、軍用機を民間機に偽装させたと在北京軍事専門家は匿名条件で環球時報へコメントしている。

 

米軍は民間機に偽装し中国沿岸、島しょ部分、環礁部分で近接偵察作戦を実行しており、一部は防衛請負企業が運用し、また識別コードを民間機として投入していると専門家は指摘。米軍が次回台湾島へ着陸する際も同じ方法を使う可能性があるという。

 

今回のL-100-30の前に7月15日に米空軍のC-146A、6月6日にC-17が台湾島へ着陸している。

 

C-146A, USAF

 

 

米軍が台湾島へ軍用機を頻繁に送っているのをうけ、中国は防空識別圏を台湾付近へ拡大し、台湾付近を飛行する機材を監視し、場合により軍用機を飛ばし機材の正体を解明し、必要に応じ追尾し排除していると同上専門家は指摘している。こうした対応を日常茶飯事にしてはならぬし、適切な対応策を講じるべきだとする。

 

 

人民解放軍陸軍、海軍は合同で揚陸演習を福建省沖の東シナ海で先週金曜日に行ったが、地理的には台湾島と台湾海峡の反対側で、実施はC-146Aの台湾到着の翌日となった。

 

金曜日にはPLAは浙江省で軍事演習を行い、台湾海峡の北端に近い場所で台湾島内のメディアはC-146A着陸との関連を取り上げていた。

 

中国は台湾島への米空軍機による着陸に重大な懸念を示し、外国艦船あるいは航空機が中国の領空や領海に立ち入れば深刻な事態を招きかねないと中国国防省報道官Wu Qianは述べ、米国に対し危険な火遊びをやめるよう警告した。■

 

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US military aircraft landing on Taiwan a provocation, must 

not become routine: experts

 

By Liu Xuanzun

Published: Jul 19, 2021 08:35 PM


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