デジタル加工で合成したチェックメイトの全体像。(The Aviationist/Alex Snow using shots by @Сообщений / Paralay-Forum via A. Rupprecht)機体マーキングからスホイSu-75「チェックメイト」と見られる。
ロシアの新型第五世代機「チェックメイト」の興味深い画像がMAKS 2021エアショー開催前に流出している。まず、同機は黒いカンバスに覆われで姿を現し、その後地上展示された。スホイ設計局が開発したといわれる「チェックメイト」は国際市場で憶測を呼んでいる。
「チェックメイト」の写真がオンラインで2021年7月18日にネット上に流布しはじめた。中国航空界に詳しいアンドレアス・ルプレヒトによるものだ。
アレックス・スノーがルプレヒトが見つけてきた写真を合成し、「チェックメイト」の全体像を示してくれた。これで同機の設計思想の詳細がわかる。
チャックメイトの合成写真(Alex Snow via A. Rupprecht @Сообщений / Paralay-Forum)
同機が単発機であり、尾翼が斜め配置なのはすでに判明している。単座でデルタ翼、空気取り入れ口が下部についているのはX-32試作機を思わせる。興味深いのは同機にもSu-57フェロンの機体側部兵装庫と似たものがついていることだ。
X-32
デジタルでカモフラージュをつけているが、同機にRF-00075との機体番号があり、75ブルーという番号が見られる。ただし、今回の機体はモックアップであり実機ではないことは覚えておくべきだろう。
同機は輸出を狙ったものと考えており、ロシア企業Rostecが興味を引こうとティーザー広告をUAE、インド、ヴィエトナム、アルゼンチンの各国に展開しているのは採用を狙ってのためだろう。
MAKS 2021はあと数週間で開催され、当誌は特派員二名を送り込み、その他興味深いプロジェクト数点をお伝えする。■
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Here's The First Clear Image Of The "CheckMate", Russia's New Stealth Fighter Design
July 18, 2021 Military Aviation, Russia, Troubled Areas
About David Cenciotti
David Cenciotti is a freelance journalist based in Rome, Italy. He is the Founder and Editor of “The Aviationist”, one of the world’s most famous and read military aviation blogs. Since 1996, he has written for major worldwide magazines, including Air Forces Monthly, Combat Aircraft, and many others, covering aviation, defense, war, industry, intelligence, crime and cyberwar. He has reported from the U.S., Europe, Australia and Syria, and flown several combat planes with different air forces. He is a former 2nd Lt. of the Italian Air Force, a private pilot and a graduate in Computer Engineering. He has written four books.
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