ヘッドラインニュース9月26日号
編集の都合上、最新ニュース以外も入ります。ご了承ください。★は後日、フル記事を掲載予定の注目記事です。
B-52換装エンジンはロールスロイスF130に
Alert 5など
ペンタゴンはB-52Hのエンジン換装選定結果を発表し、ロールスロイス北米事業部のF130ターボファンを採択したと発表。換装作業は数年以内に完了させ、B-52供用は2050年まで延長される。608基のエンジンと予備部品含め契約は26億ドル相当になる。F130とは同社の民生用BR700エンジンの軍事仕様名称で、ボーイング717、米軍のC-37,E-11A戦場上空通信中継機(BACN)で同エンジンが採用されており、整備保全やロジスティクスチェーンが簡単になる。
Credit: Rolls-Royce
移動型野戦原子炉のプロトタイプ★
Military.com
国防総省は移動型原子炉の環境インパクトに関し45日間のパブリックコメントを募集中。当面1-5メガワット出力の実現を目指し、将来は拡大する。実証炉をアイダホ州に設置する。小型原子炉は移動後三日で運転開始し、7日以内に移動をめざす。米軍の年間消費電力は30テラワットに相当し、小型炉はバイデン大統領の目指す環境対策と安全保障の両立に資するものとして開発を進めている。
F-117は「巡航ミサイル」役だった
Aviation Week
先日、カリフォーニアのフレズノ空港に退役したはずのF-117が2機到着した。州軍F-15の防空演習に参加し、アグレッサーを演じるとの観測もあったが、そもそも空対空能力がないF-117を投じるのは理屈に合わなかった。今回、F-117はステルス性能も利用し巡航ミサイルに見立てて演習に投入されていたことが分かった。
ケンドール空軍長官の考える機材更新優先事業★
Aviation Week
長官はシリコンバレー新興企業優遇を改め既存企業を重視する姿勢を示しながら、オープンエンド型のイノベーションを重視するとしている。空軍では高性能戦闘管理システム(ABMS)の開発が難航している。機材ではE-3、E-8の後継機選びが待ったなしでE-7が候補として急浮上している。その他MR-Xはローエンド新設計戦闘機でF-16後継機とするもの。またF-35の次期アップグレードも控える。中でも新エンジンの採用が注目される。
移動型野戦原子炉はアフガン撤退のていたらくを見ると敵に奪われるのではないかと危惧せざるを得ない
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