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環球時報=CCPの主張 高市候補に警戒。台湾との接触には「断固反対」というのは露骨な内政干渉ではないのか。おかしいことをおかしいと堂々と主張し始めた日本への警戒というより戸惑いが感じられますね。

 


 

 

 

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ご注意 以下はCCPが背後にある環球時報英語版の記事をお伝えするものです。当ブログの主張ではありません。強調部分は当ブログによるものです。

 

日本の政権政党自由民主党(LDP)の高市早苗候補は台湾島地域指導者蔡英文とオンライン会談を行った。中国本土専門家から台湾島と緊密な関係を維持する日本のため中日関係の基礎が弱体化している、高市発言は政治ジェスチャアにすぎず、実現するわけではないとのコメントが出ている。

 

9月19日夜、高市は本人のツイッターで蔡英文と会談したと発表し、安全保障他で意見交換したとし、会談の様子は公表すると述べた。会談の様子を写した映像を見ると高市の背後に日本国旗と台湾の地域旗が飾ってあった。

 

その後蔡英文もツイッターで会談したことを認め、「台湾(島)と日本の意見交換が今後さらに深まるよう期待している」と記している。

 

歴史問題、中日関係他に関する限り、今回の候補者四名中で高市が最低と専門家はみている。ただし、両政党間の接触は今回が初ではない。

 

日本のLDP、台湾の民進党DPPは「2+2」安全保障会合をオンラインで8月27日に実施した。専門家の指摘ではLDPは政党間交流の隠れ蓑でこうした行為を続けており、中日関係の基礎を揺るがしかねない。

 

ご注意 以下はCCPが背後にある環球時報英語版の記事をお伝えするものです。

 

ここにきて中日関係は著しく悪化しているが、経済貿易に加え非政府分野の協力でも影響が出ていものの、総じて低レベルのままだ。ただし、高市の姿勢と近い候補者が当選し、台湾との絆を同様に主張した場合、中日関係は大きく損なわれる。また日本の近隣国との関係も同様だが、特に中国の基本線が寸断されかねない、と精華大学近代国際県警兼研究所の副所長Liu Jiangyongが環球時報に解説している。

 

蔡率いるDPPは国際社会で活発な動きを示しており、インド太平洋地区の各国に中国本土への圧力をかけるよう米国に求めている廈門大付属台湾研究所副所長Zhang Wenshengが解説している。

 

「反中国を公然と唱える候補者が日本に出現し蔡英文は機会ととらえたのでしょう」「それだけ蔡英文が外交面で困難に直面していることの証拠で、中国本土にもっとトラブルを与えるべく日本のLDPに接近したのでは」

 

ただし高市が総裁選前に台湾に示した公約は本人が当選しても実施されないとLiuはみている。

 

「各候補の選挙前公約は本人の信条よりも党内の空気や世論を慮ることが多い。特に軍事面や中日関係で強い姿勢を示し票を獲得しても、当選すれば選挙運動中の公約は平気で覆すものだ」

 

中国外務省はかねてから各国へ台湾島との公式接触には断固反対との見解を伝えてきた。台湾問題は中日関係の基礎だと中国は強調してきた。台湾問題に関し、過去の犯罪行為のため日本は中国人民への歴史への責任を負っており、それだけに発言と行動は慎重であるべきだ。■




Japanese LDP presidential candidate holds talk with DPP's Tsai, risks undermining foundations of China-Japan relations

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By Cui Fandi

Published: Sep 22, 2021 12:15 AM


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