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HMSクイーンエリザベス空母打撃群は5月出港し、アジア太平洋へ進出。日本含む40か国歴訪する。米海兵隊と英空軍F-35B混成部隊を搭載。

  

USSジェラルド・R・フォード乗組員がHMSクイーン・エリザベスを見ている。両艦は大西洋を航行した。Nov. 25, 2019.ANGEL THUY JASKULOSKI/U.S. NAVY

 

 

リゾナに配備中のF-35BライトニングII戦闘機隊がインド太平洋地区へ展開の準備に入った。各機は英海軍空母に搭載される。米海兵隊が4月27日に発表した。

 

英国最新の空母HMSクイーンエリザベスは随行艦艇と来月ポーツマスを出港し、インド、日本、南朝鮮、シンガポールなど40か国を歴訪すると英海軍は4月26日発表している。

 

同空母に搭載されるF-35Bはアリゾナ州ユマの211海兵隊戦闘攻撃飛行隊「ウェークアイランド・アヴェンジャーズ」と英空軍617飛行隊「ダムバスターズ」との発表があった。

 

日本の防衛省は27日に発表内容を歓迎しながら、在日米軍はF-35Bが日本で具体的に何をするかについて詳しく述べていないものの、日本に配備がぞ供されている第五世代機材の一部に加わることは確かだ。

 

米海兵隊211戦闘攻撃飛行隊のF-35BライトニングIIがHMSクイーンエリザベスの飛行甲板に現れた。Sept. 28, 2020.ZACHARY BODNER/U.S. MARINE CORPS

 

海兵隊は昨年10月に海兵隊岩国航空基地の配備部隊を交代し、242海兵隊戦闘攻撃飛行隊がF-35Bを運用する二番目の海外駐留飛行隊となった。初の飛行隊は121海兵隊戦闘攻撃飛行隊で岩国に2017年1月到着していた。

 

日本は通常型のF-35Aを三沢基地で運用中で、最終的にF-35Aを105機、F-35Bを42機調達し、後者はヘリコプター空母いずも、かがの両艦で運用すべく、現在改修工事中だ。

 

ユマ基地配備のF-35B隊は英国で空母配備前の最終テスト中と海兵隊が発表している。米英両国混成部隊が空母搭載第五世代機部隊として最大規模の戦力を実現すると声明文にある。

 

クイーンエリザベスは排水量65千トンと、横須賀海軍基地を母港とするUSSロナルド・レーガンよりかなり小さい。

 

同空母とあわせ、HMSダイアモンド、HMSディフェンダーの両駆逐艦、フリゲートはHMSリッチモンドとHMSケント、アスチュート級原子力潜水艦一隻、支援艦RFAフォートヴィクトリア、RFAタイズスプリングで打撃群を構成する。

 

なおオランダ海軍のフリゲートHNLMSエバーツェン、米海軍駆逐艦USSサリバンズも同打撃群に加わる。■

 

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Marine Corps F-35B fighters prepare for Indo-Pacific deployment aboard Royal Navy carrier

 By SETH ROBSON | STARS AND STRIPES

Published: April 28, 2021

 


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