5 fun facts about the EA-6B to say goodbye to the Marine Corps' Prowlers 米海兵隊で退役するEA-6Bの豆知識5点
Blake Stilwell,
カタールのアルユデイド航空基地に展開したEA-6Bプラウラー。 September 12, 2018. US Air Force/Tech. Sgt. Ted Nichols
2019年3月を持って海兵隊はEA-6Bプラウラー最後の飛行隊を解隊する。
これによりプラウラーの米軍供用に幕が下りる。戦術電子妨害機として1971年に供用開始し、現役機材では最長期間を飛んだが2019年3月8日がいよいよ最後となる。
後継機種はF-35共用打撃戦闘機でF/A-18ホーネットやAV-8Bハリヤーと同じ構図だ。
1. ホーチミンからISISまで相手に戦った
海兵隊のEA-6Bが空中給油を終え離脱していくイラク上空June 28, 2018. US Air Force/Staff Sgt. Keith James
最初に投入されたのは1972年の東南アジアでプラウラーは空軍、海軍、海兵隊の各機材と70回に渡る事態で260千時間を飛んだ。
2. 欠点のない勝利の実績
海兵戦術電子戦飛行隊2の9機がカタールのアルウデイド基地に揃ったAugust 16, 2018. US Army/Spc. Jose Diaz
一機も敵の手で喪失していない。北ヴィエトナム、リビア、イラク、イラン、タリバン、パナマと敵は数多かったがアメリカを守った170機のプラウラーを落とせなかった。
ただし事故等で50機を喪失しているのは残念だ。
3. 敵レーダー妨害が仕事
敵レーダーをどう妨害するのか。無線信号を使えなくし、標的照準を不可能にする。
プラウラーはテロ掃討世界戦争で完璧な装備となり携帯電話通話を妨害し、車庫扉の開閉装置を作動不能にし、地上部隊を敵の遠隔操作即席爆発物から安全に守ってきた。
4. 戦術機で最長の供用期間
EA-6BプラウラーがISIS標的攻撃ミッションを終えUSSジョージ・H・W. ・ブッシュに着艦する Thomson Reuters
F-16もかなわない。プラウラーの供用期間はF-16を上回り米軍戦術ジェット機で最長だ。いまのところ。
5. ビン・ラディン殺害を支援
米海軍所属のEA-6Bプラウラー、イラク上空で空中給油を受けたところ。October 4, 2014. USAF
パキスタンでSEAL部隊が特殊極秘ヘリコプターで忍び込んだのは事実だが、実はEA-6Bブラウラーがオサマ・ビン・ラディン住居周辺でレーダーや電子信号の作動がないことを確認したため、作戦が実行できた。■
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米国は1971年時点で戦術電子妨害機を運用し始めたんですね。今では当たり前になりましたが、この当時にこのコンセプトで機体を作れた国は、旧ソ連がスパイを総動員して何とか類似品を作れたかどうか、でしょうね。本当に当時の米国は頭二つ三つ位、他国を引き離していましたね。
返信削除にしても、これだけ長く使われているのは飛行機としてA-6が拡張性が高く、整備性も良かったからかな。B-52といい、長く使われる機体は奇をてらわない、素直に設計された機体が多いように思えます。F-15、F-16も良い機体で、長く使われるのでしょう。
(F-15A,B,C,Dは予算の都合で消滅の危機にありますが、F-15Eはまだまだ長生きするでしょう)