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米MQ-9がポーランド基地からISR任務を開始

ポーランドにリーパーですか。時代が様変わりしましたね。しかしヨーロッパ全部を警戒させるロシアは今のままでは大変なことになりますが対丈夫なのでしょうか。リーパーと言うと攻撃ミッションが頭に浮かぶのですがISR任務の非武装タイプもあるのですね。


MQ-9 Reaper Drone Operations Begin at Polish Air Base

MQ-9リーパーがポーランドで作戦運用開始


A remotely piloted MQ-9 Reaper taxis toward the runway shortly after a ribbon-cutting ceremony at Miroslawiec Air Base, Poland, March 1, 2019. (U.S. Air Force photo/Preston Cherry)


遠隔操縦無人機MQ-9リーパーがミロスラヴィエッツ基地での運行開始式典のあと滑走路をタキシー中。March 1, 2019. (U.S. Air Force photo/Preston Cherry)


6 Mar 2019
Military.com | By Oriana Pawlyk


MQ-9リーパー無人機が情報収集監視偵察任務をポーランドから本格的に開始した。


第52遠征作戦群第二分遣隊がMQ-9運用をポーランド北西部のミロスラヴィエッツMiroslawiec航空基地から先週開始し、同基地は情報収集監視偵察(ISR)任務の運用拠点になった。同群は第52戦闘機航空団もドイツのシュパングダーレムSpangdahlem航空基地に配置している。


「当基地の遠隔操縦機材は契約企業および米軍人員が運用しています」とグレッグ・センメル准将(在欧アフリカ米空軍部隊USAFE司令官付き)が述べている。「柔軟対応により新規ミッションも可能で米軍人員がいることで各種ミッションを実行できる」


契約企業との共同運行で非武装の同機を離着陸させISRミッションをこなしていると空軍は発表。USAFEは同基地のリーパー配備数は公表していない。


米軍関係者はポーランド空軍と連携しMQ-9を運用し国際安全保障に資する偵察監視活動を強化しているという。


ポーランドからのMQ-9運用で米国は海外ISR能力を拡充できる。MQ-9はギリシャのラリッサ航空基地からアフリカを対象のISR活動を昨年開始している。


ロシアの行動に注意喚起する米国は情報収集活動を強化している。


今週火曜日、陸軍大将カーティス・スカパロッティは上院軍事委員会公聴会でISR機能の強化は効果を上げており、ロシアのウクライナ東部占拠が6年目になりバルト海諸国に同じ結果を恐れる動きがあると指摘。


「情報収集監視偵察機能がロシアの脅威が高まる中で重要になっている」と述べ、「ISRはもっとほしい」と秘密審議で議員には詳細を伝えるとした。


在欧米軍についてスカパロッティ大将は「ヨーロッパにおける抑止効果は国家防衛戦略の文脈では不十分」とした。


国防総省はMQ-1プレデターを全機リーパーに昨年交替させ、3月にプレデターは用途廃止した。これによりMQ-9は世界各地で多用な任務の最前線にたっている。■
-- Oriana Pawlyk can be reached at oriana.pawlyk@military.com. Follow her on Twitter at @Oriana0214.

コメント

  1. こうしてみると、米軍は世界各地で膨大な人手と費用を使っていることを思い知らされます。トランプ大統領を擁護するわけではありませんが「欧州は対ロシアの抑止くらい自分達でやれ」と言いたくなるのもわかります。欧州各国が協力すれば、国力からみて、十分ロシアの抑止くらいできるでしょう。でも、国防に多額の費用と労力をかけたくないという、ドイツ他の各国の意識がミエミエですから。
    それに引き換え日本は、ロシア、中国、北朝鮮に加え、蝙蝠の韓国と碌でもない国ばかりで、つくづく周辺国に恵まれてないなぁとため息をつきたくなります。。。。
    (欧州さん、ちょっとこちらに来て、日本の地政学を見て下さい。あなた方がとても恵まれていることが良くわかりますよ~~)

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