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インドがロシア原子力潜水艦をリース導入

なるほどリースと言う手がありましたか。日本も防衛装備販売が進んでいませんがリース提供にしてはどうでしょう。米国でも予算難で正規空母一隻の早期退役案がでていますが、日本がリースして日本の指揮命令下ながら運航は米側に任せるというのはどうでしょう。あるいは通常型潜水艦を日本が建造し、ハードのみ米海軍にリース提供するというのは?


India signs $3 billion contract with Russia for lease of a nuclear submarine

インドがロシア原子力潜水艦一隻を30億ドルでリース導入


By: Vivek Raghuvanshi    




インドは原子力攻撃型潜水艦INS チャクラをロシアからリースで導入した。 2014年のTROPEX 演習にて。. (Indian Navy)



ンドは3月7日にアクラ-1級原子力推進攻撃潜水艦一隻をロシアから10年間のリース契約に調印した。費用は30億ドル。
価格等の条件をめぐり二年間の交渉の末調印となったもので、ロシアはインド海軍にアクラ-1級潜水艦をチャクラChakraIIIとして2025年までに引き渡す。
ロシア原子量潜水艦のインド海軍向けリース提供は三隻目となる。インド海軍高官によればインド仕様の通信装置、ソナー装備への変更、予備部品の提供、訓練施設も含まれる。
INSチャクラIIIに長距離核ミサイルは搭載しない。国際条約もあるが抑止パトロール任務は想定しないためだ。武装は通常型対地、対艦ミサイルと魚雷になる。
インド海軍はロシア建造の原子力攻撃型潜水艦INSチャクラを運用中で同艦は2012年に10億ドルで10年間リースで導入し、三年間延長になる見込みだ。インド海軍初の原子力潜水艦はソ連時代のチャーリー級で1988年から1991年まで供用した。
インド海軍では現地生産の原子力潜水艦INSアリハントArihantも運用中で、核弾道ミサイルを搭載する。二号艦INSアリリガートAririghatが今年後半に就役予定で別に二隻が建造中だ。■

コメント

  1. 管理人さん、「米国で正規空母一隻の早期退役案がでています。日本がリースして日本の指揮命令下ながら運航は米側に任せる」のは、防衛予算的にも、海自の人員や計画的にも無理がありすぎるかと思います。
    日本の領海はとても広いですから、高価で多くの人員が必要な空母を一隻導入しても、他の海域がダメになってしまいます。それに、空母への発艦/着艦など、空自も及び腰になるでしょう。ただでさえ人員が不足しているのに、そんな訓練したら大変なことになってしまいます。

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  2. ハリー・S・トルーマンの25年間の運用経費は300億ドル言われてます。また、燃料棒交換と改装に55億ドル。今の防衛予算では、とてもリース出来ないでしょう。

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