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航自が東シナ海上空へ緊急発進 中国海軍KQ-200対潜哨戒機と初遭遇

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Japanese jets intercept Chinese anti-submarine aircraft, says Tokyo

中国対潜哨戒機に空自戦闘機が緊急発進と日本が発表


By: Mike Yeo    

KQ-200の機体番号からPLAN東方戦域司令部東海艦隊第一航空師団所属の機体と判明。(Japanese Defense Ministry)

国海軍の対潜哨戒機が東シナ海上空にあらわれ航空自衛隊戦闘機が緊急発進していたことが判明した。同型機ではじめての遭遇となった。
防衛省統合幕僚監部が3月23日発表し、中国の「Y-9」哨戒機の2機編隊に日本が戦闘機隊を緊急発進させたとある。公開された写真を見ると陝西KQ-200対潜哨戒・海上監視機で潜水艦探知用の磁気異常探知装備のブームが特徴だ。
防衛省が公表した地図では中国機編隊は沖縄西方200マイル、尖閣諸島の北を飛行とある。
中国機尾翼の機体番号から人民解放軍海軍第一航空師団所属と判明した。同師団はPLAN東海艦隊隷下でKQ-200を2018年から受領しており上海に近い大廠Dachangが基地といわれる。
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More on the 2x PLAN KQ-200/Y-8Q/GX-6 MPA intercepted by the JASDF on 20MAR. Serial of aircraft photographed (82014) shows it is from the 1st Naval Air Div. of the PLAN East Sea Fleet/PLA Eastern Theatre Command based at Dachang in Shanghai https://www.mod.go.jp/js/Press/press2019/press_pdf/p20190320_01.pdf …
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2018年4月撮影の衛星写真ではKQ-200が2機同基地に駐機しているのがわかる。今回の2機の飛行経路を防衛省が発表しており、それによると上海から出発し帰還している。
KQ-200はY-8Qとも呼ばれ、陝西Y-8、Y-9ターボプロップ輸送機を改装したものだ。一部は早期警戒機、電子戦機材、情報収集機になっている。
KQ-200にはMAD以外に機首に海上捜索レーダーをつけている他、機内前方に兵装庫がある、通信装備を強化している。
KQ-200は試作型が2011年に完成し、量産型は2015年に目撃されているが、PLAN南方艦隊の海南島への配備が2017年5月判明した。
PLAN北海艦隊もKQ-200を受領している。遼寧省土城子Tuchengzi に6機が配備されているのが2019年2月に判明した。
日本は防空識別圏に接近する外国軍用機を探知した場合、戦闘機を緊急発進させ随行させている。中国軍用機が対象の緊急発進回数はここ数年増加している。■

中国機の活動はすべて日本にお見通しということですね。それにしても今回も沖縄からの発進と思うのですが、機材の寿命を削られているのは心痛いものがあり、航空自衛隊の機材運用のストレスが高まるのは心配です。統合幕僚監部の発表資料https://www.mod.go.jp/js/Press/press2019/press_pdf/p20190320_01.pdf は無味乾燥でしたのでこの記事の解説は参考になります。上ツイッター書き込みでは3月20日のこととわかります。南西方面の自衛隊部隊にはご苦労さまと言いたいです。

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