(メディア関係者の皆さんへ 機体名称はF15EXではありません)
第40飛行試験隊のパイロットBenjamin NaumannとMark Smithは、2022年1月25日、フロリダ州ティンダル空軍基地付近で兵器システム評価プログラムのミッションにおいて、F-15EXイーグルIIでAIM-120Dミサイルを発射準備をに入った。同機でで最初の実弾発射となった。(Tech. Sgt. John Raven/Air Force)
米空軍の第四世代戦闘機の最新型F-15EXイーグルIIが初の実弾発射を実行した。
第40飛行試験飛行隊所属のテストパイロット、ベンジャミン・ナウマン少佐、マーク・スミス少佐の搭乗機がAIM-120Dミサイルを標的BQM-167無人機にメキシコ湾上空で2022年1月25日発射し、撃墜に成功したと空軍が1月31日に発表した。
同機は空対空兵装システム評価のコンバットアーチャーに投入され、自機センサーで無人機を捕捉し、追尾の上、ミサイルを発射したと空軍発表にある。空軍はミサイルの飛翔を追尾し、テストは成功した。
「兵装システムが完全実証できた。より複雑なミサイル運用に道が開けた」とF-15EXテスト事業主管コルトン・マイヤースColton Myersが発表文で述べている。
F-15EXイーグルIIがAIM-120Dミサイルをティンダル空軍基地(フロリダ)近くで2022年1月25日発射した。空軍の最新鋭機からの初の実弾発射となった。 (Tech. Sgt. John Raven/Air Force)
空軍からは今回のミサイル試射成功の裏に六カ月にわたる装備統合開発と運用飛行テストの努力があったと発表。
ナウマン少佐にとっても初の実弾発射となった。コンバットアーチャー評価プログラムではパイロットにミサイル発射の初体験を与えることが多いと空軍は説明。
F-15EXの実弾運用テストが評価でき、ナウマン少佐は「実戦部隊配備へ着実な一歩となった」と述べている。
F-15EXの最初の二機には001、002のテイルナンバーがつき、エグリン空軍基地(フロリダ)に昨年3月、4月にそれぞれ到着した。その後、各種テスト評価に従事していた。昨年5月に各機はアラスカに移動し、ノーザンエッジ合同訓練演習で、搭載するGPS、レーダーなどの装備がジャミング下で機能するか試した。
こうしたテストで空軍はスイート9ソフトウェアで
見つかった問題を解決した。
さらに昨年10月に両機はネリス空軍基地で一週間にわたる作戦テストに投入され、F-15C、Eとともにイーグル・パッシブ/アクティブ警戒生存システム(EPAWSS)電子戦装備の効果を試した。
マイヤース主管は10月の演習でF-15EXに「一部開発の余地がある」と判明したが、空軍の求める制空任務に十分投入可能と分かったと発表文で述べている。■
Eagle II gets its claws: F-15EX fires first missile in Gulf of Mexico test
Feb 1, 04:26 AM
About Stephen Losey
Stephen Losey is the air warfare reporter at Defense News. He previously reported for Military.com, covering the Pentagon, special operations and air warfare. Before that, he covered U.S. Air Force leadership, personnel and operations for Air Force Times
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