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大丈夫か、ズムワルト級二番艦でもさっそくトラブル発生

新技術だけにいろいろ不具合が見つかっているようですが、

一つ一つ着実に解決すれば将来につながるというものでしょう。

だからこそ挑戦の価値があると思います。ズムワルト級があだ花に

ならないように祈りたいと思います。

Electrical Problems Shorten Second Zumwalt-class Destroyer’s

Builders Trials ズムワルト級二番艦で建造主公試が電気問題のため

短縮された

USS マイケル・マンソー (DDG-1001) の命名式で儀仗隊がUSSコンスティションから参加した。ジェネラルダイナミクスのバスアイアンワ―クスにて。2016年。US Navy Photo


 By: Sam LaGrone
December 11, 2017 1:55 PM


ズムワルト級駆逐艦の建造主公試が電気系統で問題が発生したため
予定より早くジェネラルダイナミクス・バスアイアンワ―クス造船所に
戻っていたと海軍海上システムズ本部NAVSEAが発表した。
  • NAVSEAによればマイケル・マンソー(DDG-1001)は12月4日に出港したが、艦内の調和フィルターが出港翌日に故障し同日帰港した。
  • 調和フィルターには複雑な電源系統での意図しない電力変動を防ぎ、精巧な装置類を守る機能がある。
  • フィルターが使えず同艦は電源全開でのテストが実施できなくなった。同艦ではAP通信は先週も機械故障で公試が短縮されたと伝えている。
  • NAVSEAは今回の海上公試変更で同艦の2018年3月引き渡しに変更はないと述べている。
  • ズムワルト級の中核は複雑な配電網でロールズロイスMT-30ガスタービン、MT-5補助ガスタービンそれぞれ2機が給電する。統合電源システムは75メガワット以上で大型電動モーターを駆動させ推進力とする。原子力艦以外でこれだけの発電容量は他にない。
  • USSズムワルト(DDG-1000)も電気系統試験が予想以上に時間がかかり、2016年の海軍引き渡しが遅れた。メイン州から母港サンディエゴ海軍基地への回航中に統合電源システムの予想外の問題のため数回にわたる遅延を発生させていたが、今年初めに問題は解決された。
  • 米海軍は三隻しか建造しない同級のミッションを当初の対地攻撃用から水上艦撃破用に変えようとしており、ステルスを生かした対艦攻撃に投入される予定だ。■



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