- Russia's New Su-57 Stealth Fighter Has A Big Problem That Won't Be Fixed Until 2025 ロシアのSu-57ステルス戦闘機の問題解決は2025年以降に
December 13, 2017
- ロシアがスホイSu-57PAK-FA第五世代戦闘機に新世代サトゥルン製イズデリエ30エンジンを搭載してテストを開始した。今後数年間続く。一方でロシアは暫定的にサトゥルンAL-41F1アフターバーナー付きターボファン(推力32,500lbs)を搭載し運用テストも行う。
- サトゥルン製イズデリエ30エンジンの詳細は不明だが通常24,054lbs、アフターバーナーで39,566lbsとの予想がある。ただし供用開始は2025年ごろになる。ロシア空軍はSu-57を160機程度調達する予定で、新型エンジン搭載をもくろむ。
- 現時点では12機のみ購入し、納入は2019年予想だ。初期型のSu-57の調達規模は60機未満だろう。
- Su-57初期型にロシアが前向きでないのは搭載エンジンAL-41F1が原因だ。同エンジンはSu-35Sフランカー-Eにも搭載されている。
- ステルス性能を除けば、最新型フランカーでSu-57とほぼ同じ性能が実現している。そうなるとロシアがごくわずかしか性能が上がらない機体に大金を払いたくない気持ちがわかる。
- Su-35S制空戦闘機やSu-34フルバック爆撃機を導入中のロシアがSu-57を大量導入するとしたら2027年以降だろう。
- 「Su-57の本格生産は新エンジン換装がないと始まらず、それは2027年以降だ」「今後8年間でロシアはテスト用に小数機を導入するでしょう」とドミトリ・ゴレンブルグDmitry Gorenburg(Center for Naval Analys主任研究員)が‘PONARS Policy Memoに書いている。
- 生産は続いても、ロシア空軍は他機種に重点を置くだろう。
- 「新鋭戦闘機が多数ある中で同機調達を減速し他機種導入を優先するはず」とゴレンブルグも述べる。「同様なことは軍用ヘリコプターにもあてはまり、ロシア軍向け新型高速ヘリの開発は2027年すぎないと始まらないだろう」
- 今後のロシア空軍は大型輸送機、情報収集偵察監視機など支援機材に重点を置きそうだ。さらにロシアは空中給油能力不足を常に抱えている。■
Dave Majumdar is the defense editor for The National Interest. You can follow him on Twitter: @davemajumdar.
Image Credit: Creative Commons.
お世話になっています。先日表示の問題を指摘した読者ですが、無事にPCとタブレットPCでも表示が正常にされています。
返信削除おかげさまで、タブレットでゴロゴロしながら記事を読めます。
いつも良い記事を投稿してくださり、ありがとうございます。
少々早いですが、来年もよろしくお願いします。