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米陸軍の新型ストライカー戦闘車両は火砲強化でロシアに対抗する

当方陸上装備には疎いのですが、エイブラムズ主力戦車、ブラドレー戦闘車両、
ストライカー歩兵戦闘車と言うのが米陸軍の現行主力装備と言う理解で
いいのでしょうかね。ロシアの存在がヨーロッパに暗い影を落とす中で米陸軍も大変
ですね。イラク等で鍛えられた車両がさらに重装備にして行けば相当の戦力になりそう
です。

New upgunned Strykers arrive in Germany


火力強化型ストライカーがドイツに到着


火砲強化型ストライカーの30mm機関砲は包装されたまま第二騎兵連隊に
2017年12月13日に到着した
MARTIN EGNASH/STARS AND STRIPES

By MARTIN EGNASH | STARS AND STRIPESPublished: December 15, 2017

VILSECK, Germany — 米陸軍第二騎兵連隊にクリスマスが早くや
ってきた。火砲強化型ストライカーの第一陣が今週到着し、
主砲の包装はついたままだ。

  • 同連隊は強化型の装甲歩兵戦闘車両をヨーロッパで先駆けて受領した。ジェネラルダイナミクス製の8輪走行ストライカーには30mm自動機関砲が搭載され、これまでのM2 50口径機関銃から火力が大幅強化された
  • ストライカー強化型開発が決まったのは2015年でロシアがウクライナ介入をうけてのことだった。分析をはじめると機関銃搭載のストライカーではロシアのBMP-3軌道歩兵戦闘車両の100mm低速機関砲やBTR-82車輪走行式輸送車両の30mm自動機関砲や120mm迫撃砲に対抗できないことがわかった。

第二騎兵連隊向けのストライカー火力増強型の二両。
Vilseck, Germany, Wednesday, Dec. 13, 2017.
MARTIN EGNASH/STARS AND STRIPES

  • 新型30mm機関砲を搭載した「ドラグーン」ストライカー車両は装甲貫徹型高性能空中破裂弾を発射可能。有効射程は機関銃から倍増し騎兵連隊は精密度と威力を増やす。
  • 「ヨーロッパでの脅威は機械化部隊です」と騎兵第二連隊指揮官パトリック・エリス大佐 Col. Patrick Ellisが述べる。「BMPに遭遇すればこちらの威力がものをいいます」
  • ストライカー戦闘車への批判に火力不足がある。新型ストライカーで火力は増加したとはいえ戦車並みの破壊力はないが、30mm機関砲で装甲戦闘車や軽戦車への攻撃力は大幅に増えたと言える。
  • ストライカーの主任務は歩兵部隊輸送であることは変わりなく、9名までの隊員を戦場に移動させる。もともと敵装甲車両との直接対決は意図しておらず、歩兵部隊の携行する対戦車兵器を活用する構想だ。「敵戦車を追うのが任務でなければ配備の意味がない。こちらの利点は機動力で歩兵部隊を迅速に送り届けることにあります」とエリス大佐は解説してくれた。■

egnash.martin@stripes.com

@Marty_Stripes

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