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中国の大型水陸両用機AG600が初飛行に成功、今後の動向に注意

China's AG600 Amphibious Flying Boat Takes To The Skies On Its Maiden Flight 

中国のAG600水陸両用機が初飛行


It is the largest amphibious aircraft currently being produced and it's tailored to support China's extra-territorial claims.  

製造中の両用機では世界最大で中国の領土主張の一助となるよう設計されている

China's Homemade Amphibious Aircraft AG600 Makes Maiden Flight In ZhuhaiVCG—VCG VIA GETTY IMAGES
 BY TYLER ROGOWAY DECEMBER 24, 2017

国の野心的なAG600水陸両用機プロジェクトについては以前もお知らせしているが昨日同機が初飛行に成功したので改めてお伝えする。
ほぼ737並みの機体は珠海空港(広東州)から離陸した。初飛行には派手さがないが中国メディア、ソーシャルメディアが取り上げている。
ロイターは同機を新華社が「海洋島しょ環礁の守り神」と表現していると伝えた。その表現は事実とそんなに離れているわけではない。AG600は他機がまねできない機能を実現し中国本土から遠く離れた島しょ部の領有権主張を支える手段となる。特に南シナ海で構築された人工島の支援に投入されるはずだ。
VCG/VCG VIA GETTY IMAGES
The AG600's aircrew deplanes after a successful first flight.
2016年7月にWar Zoneは以下お伝えしていた。
「中国による公式説明では同機は消火任務・救難任務に投入するとあるが同時に広範囲な海洋哨戒飛行を南シナ海で行うだろう。
中国の巨大「沿岸警備」艦と同様にAG600は漁船やエネルギー採掘船の捕捉、監視、追尾に使うのではないか。権益がぶつかる海域で他国の動向も監視するはずだ。
AG600で中国は南シナ海各地の人工島とくに滑走路がない地点へのアクセスが手に入る。ハブアンドスポーク方式でフィアリークロス礁にできた滑走路からAG600は人員、燃料、その他補給品を別の島に送る。長距離飛行能力で本土にも飛び、輸送能力が強まる。人工島の戦略的価値や有用性が高まる。
AG600は新型両用機として多様な任務に投入され遠からぬ将来に同機を原型に別の機体が登場するだろう。
AG600の武装化も容易にできるはずだ。レドームに戦闘機並みの小型レーダーを搭載すればリアルタイムで敵艦船の位置を味方ミサイル部隊に伝えることができる。主翼下にハードポイントが将来追加されるかが注目される。その場合、AG600は強力な制海用両用機材や対潜機に変わる
VCG/VCG VIA GETTY IMAGES
AG600は最大の水陸両用機で中国政府は17機を発注中で、今後この原型から専用型が登場すれば生産数は大はばに増えるだろう。
新型機をゼロから開発するのは大変な作業だ。中国もこれを意識してAG600輸出の可能性を模索している。350mphで飛行時間12時間との性能が本当なら有益な機体に見る国も出よう。AG600が消火機になる、あるいは乗客50名と貨物を遠隔地に運ぶのであれば需要は少ないが訴求力を感じる顧客があるはずだ。
まもなくフライトテストを開始する同機には今後も注視する必要があるが、中国が航空宇宙産業を世界規模にで成長させようとする中で同機は機微性の高い軍用装備を搭載していないため中国報道機関が同機の将来の活躍をあれこれ書き連ねるのは確実だろう。■

Contact the author: Tyler@thedrive.com

コメント

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