A P-3C Orion aircraft in 2016. US Navy Photo
バルト海、黒海でもロシアが非常識な行為に走っていますが、こちら側でも中国の軍事拠点海南島を巡って神経が高ぶっているのかまたもや危険な飛行が目撃されました。当然中国は正当化しているようですが、そもそも国際空域、公海の概念が理解できず、全部自分の領土と考える異常な思考の国ですので何をするかわかりません。米軍も相当に注意しているでしょう。
Official: Pair of Chinese Fighters Unsafely Intercept U.S. Navy Aircraft Over South China Sea 中国戦闘機二機が米海軍機に南品海上空で危険な挑発行為
May 26, 2017 3:03 PM
- 中国戦闘機2機が米海軍P-3Cオライオン対潜哨戒機に対して南シナ海上空で危険な飛行行為をしかけてきたと米国防関係筋が26日USNI Newsに伝えてきた。
- 当該P-3C機は海南島から150マイルほどの地点を飛行中に成都J-10二機に5月24日現地時間7:30 A.M. と遭遇した。
- 中国の一機がオライオン右主翼から800ヤード地点につき、もう一機はP-3前方200ヤードを飛行しゆっくりと旋回した。P-3乗員は20分間におよぶ中国機の行動を「危険」と判断せざるを得なかったと国防関係筋がUSNI Newに語った。
- これまでも海南島付近で中国戦闘機が米軍機に接近することはよくあった。海南島は人民解放軍海軍の潜水艦運用の中心地だ。
- 2016年5月には米海軍EP-3Eがやはり海南島付近で瀋陽J-11の二機編隊により危険な飛行をしかけられたと米軍から苦情が申し立てられた。2014年にはP-8AポセイドンにJ-11一機が海南島付近で危険な迎撃を受け、J-11はポセイドンの前方を横切り、搭載兵装をみせびらかした。
- 同地区では2001年にEP-3が人民解放軍海軍の瀋陽J-8フィンバックに迎撃され、フィンバックは墜落しパイロットが死亡、EP-3は海南島に緊急着陸を迫られた事例が発生している。■
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