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E-4B,E-6B-C-32Aの3機種を一気に新型機と交代させる....2020年代末が目標

こうした支援機材も更改の時期が迫っているのですね。特殊仕様の機材ばかりですが、大胆に予想すればE-4Bは777X、E-6は787、C-32はNMA(実現すれば)になるのでは。あ、みんなボーイングですね。エアバスを採用することはありえないと思います。

20200329_new_nightwatch (copy)
JOSH PLUEGER/U.S. AIR FORCE

ファット空軍基地を拠点とする「審判の日」機が姿を消す日が近づいている。
4機あるE-4Bナイトウォッチ別名国家空中作戦センターの後継機さがしを空軍が始めた。10年以内に交替する。審判の日の名のは核戦争が発生した場合に同機が核兵器の運用で重要な役割を果たすからだ。国防長官の移動にも使われている。
昨年12月に空軍は次期機体「残存可能空中作戦センター」(SAOC)を求めると公告を発表した。2月には事業者向けに説明会を開催した。
「国家的緊急事態や地上指揮統制施設が破壊された場合にSAOCが高度なまで残存可能な指揮統制通信(C3)機材として米軍に指示を出し、緊急作戦命令を発出し、民間向け諸機関との調整を図る、と空軍は説明。
議会は2019年、2020年通じ20百万ドルを計上し、E-4B、E-6Bマーキュリー、C-32Aの後継機選定作業を開始させた。トランプ政権は76.4百万ドルを2021年度予算に求めており、今後5年で5億ドル程度で新型機を求めるとしている。新型機は2020年代末に供用開始する。
大型で白色塗装のE-4はネブラスカの空ではおなじみの存在だ。1970年代中ごろにオファット空軍基地に配備された。機体は軍用仕様のボーイング747-200だ。
「747でも一番古い機体だ」とドン・ベイコン下院議員(共、ネブラスカ)はオファット基地の第55航空団を2011-12年に指揮していた時代を回想して述べた。「予備部品を見つけて保守管理するのは本当に大変だった」
同時に各機は空軍機材の中でもっとも運営経費が高い期待でもある。Business Insiderの試算が2016年にあったが、E-4Bを飛ばすと毎時160千ドルかかる。同機に続き高額なのはB-2ステルス爆撃機だがこれより30千ドル近く低い。
海軍のE-6Bはオクラホマシティに配備されているが、よくオファットに飛来している。主な任務はトライデント弾道ミサイル潜水艦とVLF(極長周波)通信を維持することで、洋上を正確な円弧を描く飛行を維持して全長5マイルのアンテナを伸ばす。
22機あるE-6Bはボーイング707-320の軍用仕様機で最後まで残る707機でもある。
C-32Aは6機あり、ボーイング757-200ジェット旅客機を副大統領、大統領夫人他閣僚の輸送用に使っている。製造は1990年代後半でアンドリュース空軍基地(メリーランド)が本拠地だ。副大統領が搭乗するとコールサインは「エアフォースツー」になる。
E-4Bが古くなったと言ってもオファットの第55航空団が世界各地で運用中のC-135を原型とする偵察機よりは新しい。
各機は1960年代前半に製造されており、RC-135のうち2040年代前に新型機と交代するのはごく少数だ。■

この記事は以下を再構成したものです。

Pentagon seeks $76 million next year to start replacing Offutt-based 'Doomsday' jets

 Mar 29, 2020

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