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2022年3月、東京湾で日米共同ASW演習が展開され、訓練魚雷を投下。米海軍前方配備部隊の存在感を示した。東京湾と聞いて左翼が騒がないか心配。

 US Navy and JMSDF Conduct Torpedo Exercise in Tokyo Bay

TOKYO BAY (March 10, 2022) ヘリコプター海上攻撃飛行隊(HSM)77「セイバーホークス」所属のMH-60Rシーホークが海上自衛隊との演習で、練習用魚雷を投下した。HSM-77は第70任務部隊隷下で、自由で開かれたインド太平洋の支援として、米第7艦隊作戦区域に前方展開している。 (U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Askia Collins)

 

 

リコプター海上攻撃飛行隊(HSM)77「セイバーホークス」、HSM51「ウォーローズ」、海上自衛隊航空開発隊(VX)51「マイティ59」は、3月8日から10日にかけ東京湾内で対潜戦(ASW)魚雷訓練を実施した。

 

 

今回の訓練で、米海軍は海上自衛隊と不活性練習用魚雷を発射し、その後、海上自衛隊の輸送艇2号(LCU2002)が回収した。

 

これまで前方展開飛行隊の魚雷演習はサンディエゴで行われていた。今回は、前方展開飛行隊の活動地域内で演習できたことに意義がある。

 

HSM-77指揮官ニコラス・カニンガム中佐Cmdr. Nicholas Cunninghamは、「これは 1991 年の「ウォーローズ」設立から始まった努力の第一歩です」と述べた。「今回の演習は、自由で開かれたインド太平洋を守る米海軍と海上自衛隊の一貫したパートナーシップとコミットメントを実証するものです。セイバーホークスは、海軍軍需本部、横須賀艦隊司令部CFAY、第5空母打撃群司令部、米国第7艦隊司令部といった多機関支援に大変感謝している」と語った。

 

訓練では、HSM-77所属のMH-60Rシーホークが不活性魚雷を投下した。魚雷は、海上自衛隊の多目的揚陸艦が回収した。VX-51のSH-60Kが回収チームを支援した。

 

HSM-51指揮官ティモシー・E・ロジャース中佐Cmdr. Timothy E. Rogersは、「海上自衛隊との相互運用性の継続は、ウォーローズにとって優先事項」と述べた。「今回のASW演習は、その点で一歩を踏み出せたが、より重要なのは、二国間ASWの効果が証明されたこと」と述べている。

 

HSM-77とHSM-51は、厚木に前方展開され、第7艦隊の作戦区域の艦船に搭載されている。VX-51は、厚木の海上自衛隊航空集団隷下の飛行隊。今回の演習は、昨年10月のHSM-51=VX-51の二国間対潜追跡訓練に続くものとなった。

 

CTF70は、自由で開かれたインド太平洋を支援するため、米第7艦隊の作戦区域に前方展開されている。米第7艦隊は世界最大の前方展開艦隊であり、海洋国家35カ国の同盟国協力国との協力とネットワークにより、米海軍は70年以上にわたりインド太平洋地域で活動し、平和維持と紛争防止で信頼できる部隊となっている。■

 

US Navy and JMSDF Conduct Torpedo Exercise in Tokyo Bay - Naval News

Naval News Staff  12 Mar 2022

By Commander, Task Force 70 / Carrier Strike Group 5


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