SCREEN CAPTURE VIA TWITTER
開戦後10日目となったが、ウクライナ上空で雌雄が決まらないままだ。その中でロシアが機材喪失を急増させたのが目立つ。ウクライナの軍、一般市民は抵抗し続けており、ロシアは主要都市包囲を強めている。3月5日の最新動向を見てみよう。
The Latest
POSTED: 1:30 PM EST—
ロシア軍が機材複数を喪失したのは確かだ。固定翼機、ヘリコプター、無人機多数をこの一日で撃墜されている。Oryx blogはオープンソース情報からロシアはSu-30SMフランカー1、Su-34フルバック2、Su-25フロッグフット2、Mi-24/Mi-35ハインド2、Mi-8ヒップ2、オリアン無人機1を喪失したとする。ロシアはウクライナ上空で多大な犠牲を強いられているようだ。
こうした撃墜の様子がオンラインで流出している。
未確認情報だが、撃墜されたSu-34の一機のパイロットはシリアで戦闘に従事していたという。このパイロットは脱出に成功し、ウクライナに身柄拘束されている。
ウクライナがロシア機材を撃墜した方法は明らかになっていないが、肩のせ発射式対空ミサイル、別名携帯型防空装備 (MANPADS)の存在が大きい。オンライン上で出回っている映像ではハインド攻撃ヘリコプターを MANPADSで撃墜する様子がわかる。ウクライナの元大統領ペトロ・ポロシェンコPetro Poroshenkoもビデオでウクライナ軍兵士がSu-30SMをMANPADSイグラで撃墜するのを伝えた。
MANPADSには米製スティンガーもあり、ウクライナ向け発送で重要な装備品となっている。3月4日金曜日だけで各国の輸送機14機がウクライナ国境付近に着陸し軍事支援物資を運んできたとニューヨーク・タイムズが伝えている。
本日もキーフ西方の都市イルピンIrpinの住民退避を守るウクライナ軍がMANPADSを携行していた。
今週初めの交渉でロシアはイルピンを脱出する一般市民の安全回廊を認め、ウォノワハVolnovakha、マリウポルMariupolでも認めるとした。ウクライナはロシアが停戦の約束を破ったと非難し、マリウポルで避難ができなくなったとした。ロシアの攻撃でイルピンの鉄道も寸断され、市民は徒歩移動を迫られている。
クレムリンはマリウポル市当局が市民の退避を妨害し人間の盾として利用していると根拠なく非難している。英国筋の評価ではウクライナ国内でロシアが展開する無差別攻撃への批判をそらす狙いでの発言としている。
ウクライナ各地で戦闘が続いている。今週の交渉は休戦の道筋を示せなかった。ロシア軍に制圧された各地で抵抗運動、不服従運動が相次いで入るとの報道が増えており、南部ケルソンKherson、メリトポルMelitopolは無慈悲な弾圧も覚悟の上で抵抗している。
イスラエル首相ナフタリ・ベネットNaftali Bennettがモスクワでプーチンと会談し、ウクライナ事態を話題にしたとの報道がある。ウクライナがベネット首相に仲裁役を要請しているとの報道もある。
金曜日午前にプーチンのテレビ中継でロシアのエアライン各社の客室乗務員に会見する様子が伝えられた。各社は厳しい国際制裁の影響を受けている。プーチンは制裁措置はロシアへの宣戦布告と同じだと発言した。その関連でロシア国内に戒厳令を布く予定はないとし、NATO含む国際機関がウクライナ上空を飛行禁止地区に指定すれば戦闘当事者とすると述べた。前日にNATOは正式にウクライナの引く禁止空域扱いのウクライナ要請を却下した。
また、プーチンはウクライナが核兵器開発を目指しているとの根拠ない主張を繰り返した。クレムリンはウクライナ侵攻が必要となった理由と主張している。■
The Russian Air Force Just Had A Terrible Day Over Ukraine
The Russian Air Force Just Had A Terrible Day Over Ukraine
Russia looks to have lost multiple combat jets, helicopters, and a drone in just the past day or so.
BY JOSEPH TREVITHICK MARCH 5, 2022
Su-34のようなタフそうな機体がステインガーの小さい弾頭で落ちるのですね。何発か食らったのか?
返信削除