ロシアはウクライナに傭兵1万から2万人を配備していると、欧州当局者が述べた。
シリアやリビアの戦闘員がここに含まれるが、部隊の正確な内訳はまだ不明である。
ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は月曜日、ロシアがドンバス地方で再び攻勢を開始したと発表した。
クレムリンはウクライナ東部の戦闘に、シリアやリビア出身の戦闘員を含む傭兵1万人から2万人を雇っていると、欧州当局者は述べた。
ワシントンで行われたブリーフィングで匿名を条件に記者団に語った同関係者は、各国の戦闘員の数の内訳は不明だが、すべて民間軍事会社ワグナー・グループに雇われていると指摘したと、ガーディアンが2日に報じている。
「シリアとリビアから東部ドンバス地域へ移送されており、主にウクライナに対応する集団として利用されている 」と、同関係者は述べた。
「地上戦闘員だ」と、Agence France-Presseの取材に同高官は付け加えた。「重車両や武器を持っていない。歩兵が主だ」
ロシアは以前もウクライナにシリア人戦闘員を派遣していたが、その数は少なかった。ニューヨーク・タイムズは、数百人のシリア人傭兵がウクライナに到着し、中にはアサド政権を支援するロシア人将校と協力していた陸軍師団の兵士も含まれていたと3月31日に報じた。
先月、ロシアのセルゲイ・ショイグ Sergei Shoigu国防相は、中東から約1万6000人の志願者がウクライナで戦うため署名したと述べた。同じ頃、ウクライナ情報機関は、ロシアがリビアの指揮官ハリファ・ハフタルKhalifa Haftarと傭兵の募集契約を結んだと主張したのを、The Kyiv Independentが報じている。
The Guardianによると、プーチン大統領と密接な関係にあるワグナー・グループが、兵士をウクライナに輸送しているという。
傭兵派遣の急増は、ゼレンスキー大統領が月曜日に、モスクワがドンバス地方で新たな攻勢を開始したと述べた後のことである。
ロシア軍の士気も戦争が続くにつれて低下していると、欧州当局者はポリティコ誌に語った。一方、ウクライナ軍はロシア巡洋艦モスクワの沈没に勇気付けられているという。
月曜日、国防総省のジョン・カービー報道官は、ロシアがウクライナ東部で攻撃作戦を準備していることを米国の情報が示しており、同地域の部隊は約10戦術群相当に増強したと述べた。■
Russia is deploying up to 20,000 Syrian, Libyan, and Wagner Group mercenaries in the Donbas, European official says
https://www.businessinsider.com/russia-using-20000-mercenaries-including-libyans-syrians-official-says-2022-4
Matthew Loh 2 hours ago
コメント
コメントを投稿
コメントをどうぞ。