https://www.lockheedmartin.com/content/dam/lockheed-martin/rms/documents/electronic-warfare/SEWIP-brochure.pdf
日本の海上自衛隊が SEWIPで初の国際売却先になる
ロッキード・マーチンは総額1億1300万ドルの新規契約により、日本が米国外で初めて艦船に同社の電子戦対艦ミサイル能力を搭載すると本日発表した。
ロッキードの声明によると、日本の購入は、世界最高の艦載電子戦システムの初の国際的な販売となる。「日本は西太平洋における重要な同盟国です。水上電子戦改善プログラムを導入することで、米海軍が使用している脅威の検知と識別でび最新鋭システムを提供し、艦載能力を強化し、米海軍との相互運用性を高めることができます」。
水上電子戦改善プログラム(SEWIP)とは、海軍がしばしば "スリック32 "と呼ぶAN/SLQ-32システムのことで、米海軍のほぼすべての水上艦に搭載されている。
一般にEWは、電磁攻撃や敵のシステムの妨害、人員保護や妨害から機器を守るための防御措置、監視や電磁エネルギー源の特定に重点を置いた電子支援の3つの目的のいずれかを達成するために、電磁エネルギーや指向性エネルギーを使用する。
ロッキード・マーチンが言うように、"SEWIPによって目に見える脅威(ミサイルの飛来)から目に見えない脅威(レーダー妨害)まで、艦を守ることができる"。
SEWIPプログラムには4つのブロックがあり、能力レベルは様々だ: ジェネラル・ダイナミクスがブロックIを、ロッキード・マーチンがブロックIIを、ノースロップ・グラマンがブロックIIIを担当し、4番目のブロックは将来のアップグレードが未定となっている。
一般的に、ロッキード・マーチンのブロックは特にシステムの電子センシング能力の強化に重点を置いている。 ロッキード・マーチンのブロックは、アーレイ・バーク級駆逐艦と沿海域戦闘艦の双方に搭載されているほか、沿岸警備隊のオフショア・パトロール・カッターにも搭載される。
今回の日本への売却は、ホワイトハウスが防衛技術協力や投資などを通じて日米関係を強化しようと繰り返し努力する中で実現した。
4月、ワシントンと東京は、「作戦と能力のシームレスな統合を可能にし、平時および有事における日米両軍の相互運用性と計画性の向上を可能にするため、それぞれの指揮統制の枠組みを二国間でアップグレードする」計画を発表した。
「より効果的な日米同盟の指揮統制は、抑止力を強化し、差し迫った地域の安全保障上の課題に直面する自由で開かれたインド太平洋を促進する」とホワイトハウスは述べた。
米海軍はアメリカのF-35Bがカリフォルニア沖で演習中の日本の駆逐艦に初めて着艦したと発表した。■
Japan to get US Navy’s Lockheed-made EW system in first international sale
The first international sale of SEWIP is to the Japanese Maritime Self-Defense Force.
By Justin Katz
on October 29, 2024 at 8:00 AM
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