USS バルクリーBulkeley (DDG 84) は、2024年10月1日、東地中海からイスラエルを防衛するため、イラン弾道ミサイル複数と交戦した。 US Navy Image
米海軍の誘導ミサイル駆逐艦2隻が、スタンダード・ミサイル3などの兵器を組み合わせて、イランのミサイルを破壊したことを、米政府関係者が水曜日にUSNI Newsに確認した。
USSバルクリー(DDG-84)とUSSコール(DDG-67)は、イスラエルに向け発射されたイランのミサイルに対し、約12発の迎撃ミサイルを発射した、と国防総省は火曜日に発表した。
USNI News の Fleet and Marine Tracker によれば、2隻の駆逐艦はそれぞれ独立して配備され、月曜日時点で東地中海にいた。
国防総省のパトリック・ライダー報道官は、イランのミサイル攻撃からイスラエルを守るために駆逐艦がどのように関与したかについての詳細は明らかにしなかった。
イランは約200発の弾道ミサイルを発射したが、無人機や巡航ミサイルも使用したかどうかは不明だとライダーは述べた。
水曜日の記者団との会話で、海軍作戦部長のリサ・フランケッティ提督は、火曜日の作戦についての詳細は明かせないとしながらも、アメリカはイスラエルが自衛できることを保証することに全力を尽くしていると述べた。
「わがほうの艦船は、(米中央軍)司令官が望むように配置されており......このような攻撃に対応できるように態勢を整えている」と彼女は防衛ライターズ・グループの朝食会で語った。「そしてまた、昨日の報道でご覧になったように、コールとバルクレーはその防衛を行うことができました。ですから、私たちは中東で起こるいかなる行動にも、世界の他の地域と同じように備えているのです」。
フランチェッティ作戦部長は、空母打撃群と水陸両用即応集団が、海兵遠征部隊を伴って中東に計画配備されていることを指摘した。「私の責任は、彼らが訓練され、人員配置され、認定され、準備が整っていることを確認することであり、彼らのスケジュールを管理することである」。
水曜日時点で、USSハリー・S・トルーマン(CVN-75)は米第6艦隊に加わり、東地中海に向かっていると、国防当局者が水曜日にUSNIニュースに語った。 ヴァージニア州ノーフォーク海軍基地から9月23日出港した同空母は、アゾレス諸島付近で活動中で、今週後半に到着する予定。
トルーマンは、7月に長期展開から帰還したUSSドワイト・D・アイゼンハワー(CVN-69)以来、東海岸から展開する最初の空母である。 ロイド・オースティン国防長官の命令により、昨年10月のハマスによるイスラエル南部への攻撃以来、米空母は中東と東地中海にほぼ常時駐留している。
月曜日の時点では、西海岸を拠点とする空母USSエイブラハム・リンカンCVN-72)が、現在進行中の米軍のプレゼンス活動を支援するため、オマーン湾で活動している。
空母に加え、第24海兵遠征隊が乗艦する3隻のワスプ水陸両用準備集団が、レバノンからの非戦闘員の避難に備えて東地中海にいると、国防当局者がUSNIニュースに語った。■
U.S. Destroyers Successfully Down Iranian Missiles with SM-3s, Carrier USS Harry. S. Truman Now in U.S. 6th Fleet
Mallory Shelbourne and Sam LaGrone
October 2, 2024 6:02 PM
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