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ご注意 以下の記事はCCP傘下と言われる環球時報英語版の論説をなるべくそのままでご紹介するものです。
The Five Eyes Alliance Photo: VCG
環球時報が土曜日に独占入手した情報によると、ファイブ・アイズは集めた「証拠」を捏造し、中国の「西側への政治浸透」の噂をでっち上げ、中国の国際イメージを誹謗中傷しようと計画している。これは、ファイブ・アイズによる中国攻撃の最新ラウンドだ。
COVID-19の出所追跡、新疆と香港に関する問題、南シナ海などの問題の背後にいるのがこの同盟だ。ファイブ・アイズは、以前の秘密諜報組織から、中国恐怖症にかかり忌まわしい手段に訴える連合体へ変化している。
冷戦時代のファイブ・アイズは主にソ連とその同盟国を監視していた。秘密裏に活動してきたため、かつて「ターゲットを失った」このスパイ組織は、冷戦終結後、解散したと思われていた。しかし、9.11テロ以降、突如復活した。世界的な反テロリズムの名の下に、世界を「自国民」と「非自国民」に分け、ドイツはじめとするヨーロッパ諸国を含め、広範囲な集団スパイ活動を展開した。近年、中国を抑圧したいワシントンの戦略的ニーズに応えるため、ファイブ・アイズ同盟はいわゆる中国の脅威を利用して組織の延命をはかり、情報共有機構から反中政策協調に特化した「情報司令部」へと徐々に変化してきた。
本来なら闇に潜み、不名誉な手段で「相手を封じ込める」べき組織が、突然、反中プロパガンダに依存し、仰々しく行動するようになっている。例えば、オーストラリアなどの情報機関は、国内の中国人社会に接近し、嫌がらせをして、ファイブ・アイズの情報提供者になるよう強要している。香港に駐在するファイブ・アイズ加盟国の領事館は、ほとんど 「干渉と破壊の総指揮官」に化している。また、同同盟は「国家安全保障を守る」名目で、他国、特に中国のハイテク企業を根拠なく中傷し、攻撃している。今回、ファイブ・アイズが何か新しいことを思いつくかどうかはわからないが、新しい噂が出るたびに、「境界のない行動」というその本質が新たに理解することは間違いないだろう。
ファイブ・アイズは露骨な人種差別を行う「暴力団」と化している。中国への敵意と不安は、白人至上主義や人種差別の根強い価値観ご根底にあり、中国人の生活水準がますます良くなるのを見るのは不本意なことだろう。血のつながりでは、「血は水よりも濃い」米国と英国を除けば、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの3カ国は英連邦加盟国で、つまり、同盟を維持する核心は、北米やオセアニアにおけるイギリスの植民地化と、アングロサクソン系「文明」の優越感に由来しているのだ。
名目上、5カ国は情報を共有しているが、実際は4つの目が「1つの目」米国に依存し、米国から命令を受けている。欧米のメディアでさえ、「ファイブ・アイズ」の中で共有されている情報のほとんどがアメリカ発信である事実を認めざるを得ない。ニュージーランドに至っては、2017年実施の情報レビューで、同国が同盟を通じ受け取った情報99件に対して、自国が貢献したのはわずか1個と判明している。
「仮想敵」を作るのが得意なのは、米国の戦略の特徴だが、米国の意思決定部門と情報部門は「敵を作る」戦略を実行する上で、ますます偏執的になってきている。近年の米国政府の外交は、ますますCIAはじめ情報機関のやり方に似てきている。米国の情報部門は、真実を歪曲し、特定の政治的ニーズに合致した分析を意思決定部門に提供し、意思決定部門はこうした極めて敵対的な脚本に従い、外交問題を処理している。この現象は米国外交を完全に毒しており、米国はファイブ・アイズ同盟を扇動して、中国が西側に「政治的に浸透」していると誹謗中傷している。
中国は立派に行動している。誤謬を信じず、汚い手口を恐れたことは一度もない。何十年も前の中国の歌に、「友に美酒を、ジャッカルに散弾銃を」というのがある。「五つの目」であれ「十の目」であれ、中国の利益を損なえば、必ず問題に直面する。■
Five Eyes 'dim-sighted' when hyping 'China infiltration': Global Times editorial
Global Times editorial
By Global Times
Published: Jun 19, 2022 11:53 PM
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