今週韓国に配備された米陸軍の新型航空機Athena-R。 (L3Harris)
陸軍は、ボンバルディア・グローバル6500ジェット軍用仕様の数カ月にわたる運用評価を開始し、今年後半に同型3機を実戦配備する
米陸軍の新型偵察機が今週、韓国に配備され、作戦準備が整ったことを確認する重要なテストが開始される予定だと、陸軍幹部が語った。
Athena-R(陸軍戦域レベル高高度遠征次期空中ISRレーダーArmy Theater level High Altitude Expeditionary Next Airborne ISR-Radarの略)と名づけられたこの偵察機は、MAG AirとL3Harris両社に、ボンバルディアのグローバル6500ビジネス・ジェットにセンサーと機器を統合する任務を与えた。 陸軍ISRタスクフォースのディレクターであるアンドリュー・エバンスが本誌に語った。
陸軍は来週から、この偵察機の運用評価を開始する予定で、その期間は約4ヶ月に及び、同偵察機で必要とした修正点を評価する。
「最初の数ヶ月は調整と微調整に費やすかもしれない。これは最新のシステムなので、バグを解決しなければならない。
「今後数カ月で修正を完了させ、5月か6月までに持続可能な状態にし、日常的な情報収集の実施を目標に、継続的かつ反復的な運用評価となる」と彼は付け加えた。
その間に、MAG AirとL3Harrisのチームは2機目のAthena-Rの統合作業を続けており、エバンスは今年度後半にインド太平洋地域への配備を視野に入れている。
シエラネバダ・コーポレーション(SNC)もまた、「アテナ・センサー」と名付けられた同様の航空機2機を製造する契約を結んでいる。 この2機も今年後半に配備の準備が整う見込みだが、陸軍がどこに派遣するかはまだ明らかになっていない。
「政権、統合軍、OSD(国防長官室)の優先順位に従って、世界各地に配備される予定だ」とエバンスは言う。
両Athenaラインは、陸軍指導部が高精度探知探査システム(HADES)を実戦配備する計画に着手する際の "橋渡し "航空ISR資産と称されている。 また、昨年陸軍はグローバル6500を中心にSNCを選定し、このプログラムの統合作業を進めた。
HADESプログラムが順調に進めば、最初の機体は2026年末か2027年初頭までに準備が整う予定であり、予算と脅威分析次第では、最終的に1年1機の購入で12機以上を調達する可能性もある。■
Army deploys first Athena-R spy plane to South Korea
The service will begin a multi-month operational assessment of the militarized Bombardier Global 6500 jet, with plans to field three similar aircraft later this year.
By Ashley Roque
on February 14, 2025 at 2:25 PM
https://breakingdefense.com/2025/02/army-deploys-first-athena-r-spy-plane-to-south-korea/
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