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中国に未報告の潜水艦が出現、西側諸国は推測するしかない(Naval News)―サットン氏独特のタッチの想像図ですね。小型艦であり、中国の用兵思想で試験的に建造したものではないでしょうか

 


New Chinese PLAN submarine



新型潜水艦は、セイルがなく、X字型の舵を持つ、特徴ある外観をしている。 入手可能な情報から作成した暫定図。


中国の驚くべき海軍の拡張と近代化が続いている。最新のサプライズは、説明のつかない潜水艦である。艦名は不明だが、超近代的なレイアウトが特徴的だ


中国南部の広州造船所で侵攻用の艀船の急速な建造以外に、特異な潜水艦が登場した。衛星写真でその存在が明らかになった。

 この新造艦は、防衛ウォッチャーMTアンダーソンが発見した。本誌は、これが新しい、これまで報告されていなかったデザインであることを確認することができた。

 中国はまたしても、秘密裏に潜水艦を建造しアナリストを驚かせた。 欧米の潜水艦は、建造の何年も前に報道されている。潜水艦の設計や能力には秘密がつきものだが、その存在を秘密にしておくことはできない。しかし中国は秘密裏に潜水艦を建造してきた実績がある。これは今に始まったことではなく、本誌はしばしばこうした潜水艦を最初に報じてきた。アメリカ政府が公式発表する潜水艦戦力の想定には登場しない新型艦だ。


新しい潜水艦

 この潜水艦は、武漢近郊の武昌造船所で進水した、最近明らかになった041型原子力電池搭載艦とは異なる。この艦はもっと小型で、推進タイプや任務も異なるようだ。2022年2月に本誌が明らかにした「オリンピック」潜水艦とも異なる。

 予備的な推定によると、新型潜水艦は全長約45メートル(148フィート)、全幅約5メートル(15フィート)。 最大の特徴は、艦尾の大きなX字型の舵と、セイルがないことだ。 設計者は流線型の艦とするためにセイルをなくす方法を模索してきた。セイルを廃した潜水艦を建造した国は今のところ中国だけで、2019年に上海の江南造船所で1隻が進水している。

 以前の無セイル潜水艦は純粋に実験艦だったようだ。戦闘艦として必要な魚雷発射管もソナーも装備していなかったようだ。一見したところ、新型の無尾翼潜水艦は初代を改造したものだと考えられる。大きさも形も似ている。 しかし、この最新艇が新造設計であることは間違いない。

 X字型の舵も中国の潜水艦では斬新だが、一般的になりつつあり、潜水艦設計の幅広い傾向を反映している。

世界最大の非スクリュー潜水艦?

 この新型潜水艦は、外見上は無人型潜水艦である。海上で使用するために喫水線より高いアクセス・タワーが必要となる乗組員がいないため、セイルを省略できたと予想される。中国、そして他の主要な海軍では、超大型の非乗員型潜水艦を建造する積極的なプログラムを持っている。その中で中国の計画は最大かつ最も大規模で、少なくとも5つのタイプがある。

 しかし、これがXLUUV(超大型無人潜水艇)だとすれば、世界最大となる。 米海軍のオーカXLUUVの6~8倍はある。

 中国が世界最大のXLUUVを建造したことは、考えられないことではない。中国はすでに最大の戦闘用無人水上艦艇(USV)を建造しており、限界に挑戦することを望んでいるようだ。しかし、そうだとすれば、なぜこれほど大きいのか 乗組員の居住区画は不要なので、最大のXLUUVであっても従来型の潜水艦と同じ大きさにする必要はない。となると、これは有人艦である可能性が高そうだ。

 新型潜水艦の役割は不明だ。通常のディーゼル電気潜水艦より小さいが、浅瀬での作戦に適しているかもしれない。同時に、魚雷発射管と、おそらく曳航式ソナーアレイを備えているようだ。これらの特徴は、艦船や潜水艦を攻撃するために使われる可能性を示唆している。別の説明としては、特殊部隊の任務、あるいは海底戦用に設計されているということだ。 時間が解決してくれるだろう。■



H I Sutton

H I Sutton writes about the secretive and under-reported submarines, seeking out unusual and interesting vessels and technologies involved in fighting beneath the waves. Submarines, capabilities, naval special forces underwater vehicles and the changing world of underwater warfare and seabed warfare. To do this he combines the latest Open Source Intelligence (OSINT) with the traditional art and science of defense analysis. He occasionally writes non-fiction books on these topics and draws analysis-based illustrations to bring the subject to life. In addition, H I Sutton is a naval history buff and data geek. His personal website about these topics is Covert Shores (www.hisutton.com)


New Unreported Submarine In China Leaves West Guessing

  • Publié le 03/02/2025

  • Par H I Sutton


https://www.navalnews.com/naval-news/2025/02/new-unreported-submarine-in-china-leaves-west-guessing/


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